ポイントカードが紙だと忘れがち
渚「ダンジョン…攻略…?いや、そもそもこの世界のダンジョンって機能してないんですよね!魔力供給がどうとか…ガスに水道に電気に通すのが大変とかで」
魔王「そうそう。でもね、ここでラーメン屋してた店主が最近魔物が来て追い出されたとか相談されてね。様子見にきたらすごい魔力が漏れてるのよ。で、入ったらダンジョンが機能してたから攻略して元凶にげんこつ落とさないとと思ってね」
渚「いや、ラーメン屋をここでって…てか、魔王さん一人でもいいじゃないですか。一応魔王さんですし。バカだけど一応魔王ですし。」
娘「そうそう。バカだけど一応魔王だから一人でいいって話したんだけどさ。」
魔王「ワシ一人だとうっかり殺しちゃいそう」
娘「これだよ。だからストッパー役に私にいてほしいんだってさ」
渚「まじでかよ…そっちの心配かよ…」
娘「で、私が代わりにっていったら」
魔王「令和最大の虐殺事件が近所で起きてほしくない」
娘「で、私のストッパー役にお前がいてほしいんだってさ」
渚「贄じゃん。それ生け贄じゃん。」
魔王「安心しろ!渚くん!君のストッパーとしてケルベロスと執事じゃ!」
ケルベロス「「「ガルルル」」」
執事「いつでも殺す」
渚「死ぬじゃん。どっち転んでも死ぬじゃん。」
魔王「さぁ!行くぞ!3丁目ダンジョン」
───ボス部屋───
「天晴様…魔王が侵入しました」
天晴「クククク…やっと会えるな…俺が平和を取り戻してやる!」