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流行りものには乗り遅れがち


魔王「渚くん…我輩とても後悔してることがあるんじゃよ」


渚「なんですが藪から棒に」


魔王「次元融合の魔法を使って融合させたじゃん…ズズズ




そうじゃなくて転生魔法で我輩だけ来て無双すればハーレムだったじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


渚「あなたは一度魔王という立場を理解したほうがいい。」


魔王「だってさ!異世界転生モノじゃん?流行りじゃん?上手くいけばアニメ化だってあったしチャンス棒にふっちゃたよねぇ」


渚「そもそも異世界転生って普通の人間が異世界で無双をするからいいんでしょ。魔王さんの場合はヤバい化物が普通の世界に来て無双ってそれ侵略でしょ。そもそも敵もいませんし」


魔王「敵だったらいるじゃん。経団連とか財務省とか政府とか近い国とかさ」


渚「…」


魔王「とにかく我輩も流行りに乗りたかったの!」


渚「それで片手にタピオカを持ってると…」


魔王「流行りに敏感な年頃じゃからな。我輩センサーは常に建ててるからの。」


渚「年頃って…あ、そういえば魔王さんって何歳なんですか?」


魔王「17歳と20088か月」


渚「1691歳…」


魔王「まぁ我輩は歴代の魔王のなかでは若いほうじゃよ。なんせこれでも神童とよばれたほどだからね」


渚「若いって概念が可笑しくなりそうだ。」


犬「ワン!」


魔王「あ、腹減ってるのか。よしよしタピオカをあげよう」


犬「ガブッ」


魔王「イテテテテテ。とれる!指とれる!ごめん!ちゃんとしたエサあげるから!タピオカとかふざけたこと謝罪するから!ハァハァ痛いよ。魔王噛むペットって世界どこ探してもお前だけだよ」


渚「そもそも魔王があんた一人でしょうが。あ、このケルベロスは何歳なんですか」


魔王「3歳くらいだから…人間で言えば26歳かな」


渚「まさかの同い年!!!!」

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