説明・紹介(帝国に入るまで)
ここまでの設定のまとめ的な物です。王国脱出の章は午前中の投稿で終了です。
この大陸は6つの大国と多少の小国で成立。
1.アクアリス聖教国(=王国)
2.アエリウス聖国(=帝国)
3.ムジール共和国(=共和国)
4.ラウスタン・~(=魔国、~はその時の王の家名が入る)
5.エーセ中立国(=独立国)
6.メルクーア小国連合(=連邦国)
1.王国は人至上主義国家。また、この世界を創ったと言われる女神信仰が盛んであり、神託なども降りやすい。王族貴族によって支配。気候は日本でいう春っぽい感じで安定。東側。
2.帝国は多様な民族で成り立っている。多神教で実力主義。ギルドの本部の多くはここにある。帝王による専制政治。気候は北部と南部で違う。南部は王国と接しており、王国と同じ。北部は気温が下がる。東側。
3.共和国は亜人、獣人主義国。王国との戦争に敗れて属国扱いになっている。ただし、一部が徹底抗戦中。元々は各種族の長による議会制。気候は南部の抵抗している部分は常夏で世界最大の森林と毒湿原を擁している。北部の王国に接している部分、吸収された部分は春。
4.魔国。帝国同様、多民族国家。無神教で超実力主義。紛争地帯だが、外部からの圧力がかかると全ての民族が結集して対抗する。現在、王国と戦争中。気候は四季がある。山脈を挟んで王国と接し、北部の山脈が途切れている辺りで帝国と接す。西側。
5.独立国。多民族主義国で、全ての国に属しない。少数に莫大な力を与える特殊な魔術を行使している。人員が少ないので領土を広げることは出来ないが防衛に関しては最強と言える。直接民主制。空中に浮いている。気温は魔法によって設定されている。
6.連邦国。水生の知的生命体の国。一応国として参加はしているものの、実際は陸のことに興味は持たない。ただ、侵入などに関しての取り決めの為に結託している。決められた機関はない。気候も色々。
貨幣制度(独立国により秩序ある人社会は統一)
1G=小銅貨
10G=大銅貨
100G=銀貨
1000G=小金貨
10000G=大金貨
100000G=翠緑貨
(1G≒2円)
王都の貴族が認識する範囲内の庶民の家庭の平均可処分所得が200万G
帝国は戸籍で全体の範囲内で帝都の家庭の平均可処分所得は70万G
独立国は平均可処分所得250万G
時間制度
1年=12ヶ月=360日
1ヶ月=6週間=30日
1週間=5日
1日=24時間
30分以降は漠然とした感覚。時々季節がズレたなぁ…と感じた時に独立国によって伝達が行き、暦は修正される。
魔法
【上級技能の魔導】:3節以上から成る。行為自体よりも結果のイメージが重視され、イメージは瞬間的な物で構わない。家系で秘匿される特殊な術式や個人で開発した術式が多くある。また、熟練度が低いと不発。
【中級技能の魔導】:2節で成る。【エル~】だと攻撃系。【ウル~】だと付与や回復系になる。行為の意味と過程を理解しないと不発。ただし、本人の感覚によって発動できる者もいる。その場合、詠唱が特殊になる。
【初級技能の魔導】:無詠唱、もしくは1節から成る。行為のイメージが持続する間効力を発する。
~以下、人物紹介~
比較対象(個人差はあります。平均値です。)
非戦闘員 Lv.1 平均値5くらい。
戦闘員 Lv.1 (冒険者のC⁻や城の一般兵程度) 平均値11くらい。
この世界のニンゲンは異世界人と違い、基本的に殺しなどによるステータスは殆ど変わらず、称号による補正とレベルアップによるステータス上昇で皆さん強くなります。
イマムラ ヒトシ (17) ヒト 男
命力:1099
魔力:1828
攻撃力:991
防御力:1003
素早さ:830
魔法技術:1919
≪技能一覧≫
【特級技能】…【玉】
【上級技能】…【言語翻訳】
【中級技能】…【近接戦】【杖術】【槍術】【刀術】【魔導術】【気配探知】
【初級技能】…【剣術】
≪称号一覧≫
【異界の人】【アサシン】【軽業師】【魔物使い】【狂戦士】【魔導師】【魔人】【双玉遣い】【修行者】
現在所持金…1300万G
本作の主人公。サイコパスやドSと言われるが本人は否認。緩い感覚であんまり物事を気にしない。ただし、琴線に触れたり、逆鱗に触れれば過剰反応を示す。軽い運命論者で適度に合理主義だが、主な行動理念は気分の赴くまま。面白いこと最優先。本の虫でもある。また、痛みに対してかなり強く、鍛える際にはかなり無茶をする。
ロールプレイも割と好きで時々キャラを演じる。また、年下への面倒見はいい方だが時と場合に応じて非情にもなる。
好きな言葉は正当防衛。(過剰防衛は本人の辞書から消してある。)今回は王国の王城にいた一族郎党と勇者たちに矛先が向いており、万が一の確率で失敗した場合は「恨むなら王国とその勇者を」というキャッチフレーズで全力で悪意を振りまく予定。
頭はいいが、性格はトータルで見るとあまりよくない。稼業やら何やらで幼少期から色々あって倫理観は一応あるが、決めている目的の前では捨てる。かなり負けず嫌い。
【玉】の力の許す範囲内で【魔法】を行使できる。過大解釈が得意なので割と制限が緩い。
【玉】…優れた物体のことを示すため、強化などが可能。相手の弱体化などは出来ない。また球体であれば火などの魔術も行使できるがそれ以外の形を取ることは出来ない。因みに【闇玉】は闇魔法。【玉】の能力ではない。【幻玉】なども魔法。
身長…174㎝ 体重…74kg 筋肉質(特に脚が強い)
黒髪で柔らかく寝ている髪質。髪型は軽いウルフヘアー。黒目が大きめで光のない死んだ目(時々狂気の炎が宿る)顔立ちは元居た世界で目が悪かったため若干細目だが、鼻立ちは通っているし特に変な所もない普通の顔。ただし時々狂気に染まる。ガタイは比較的にいい。
アシュリー・キルトシュベルト (13) 白猫人 女 Lv.8
状態:重度隷属→保有者:イマムラ ヒトシ
及び【玉成】
命力:18
魔力:237
攻撃力:23
防御力:10
素早さ:76
魔法技術:195
≪技能一覧≫
【上級技能】…【気配察知】【探査魔法】
【中級技能】…【回復魔法】
【初級技能】…【杖術】
≪称号一覧≫
【才女】
現在所持金…3万G
王国と戦争していた共和国の中でも猛将や智将などを数多く輩出した名門キルトシュベルトの当主の娘。共和国が負けてからは王国で奴隷として売られていた。
嗜虐用の性奴隷だが、痛めつけられすぎて卑屈になりあまり泣かなくなり始めたのでどんどんグレードが落とされていた。
物扱いに慣れており、現状は戸惑いと安心感が共存中。しかし、今村の言動や顔色を窺っていつ捨てられるのか非常に恐怖している。
【気配察知】の制限がされていないのでそれで日頃から今村の様子を窺っており、ぼんやり感覚的に捉えている魂のようなそれが基本的にいい人なのに急に豹変するのが怖い。村で今村がクルルへ向けていた視線が向けられたら人生の終わりだと本気で思っている。
王国では亜人は動物、物扱いなので血を貴ぶ上級貴族はアシュリーを嗜虐用にしか使わなかったが、もう少しグレードが落とされていれば間違いなく本来の性奴隷としての役目を担う予定で、その為の調教が始まる前に買われた。
身長…150㎝ 体重…37kg やせ型(今村の下で改善中)
長い髪の三角形の猫耳がある。
髪型はロング。髪は頭頂部が真っ黒で、毛先に行くほど淡い色合いになっている猫っ毛。
瞳は薄い赤。肌は白く、小顔で童顔。可愛い系。
クルル・フォーゲル・ラシュランカー (?) メス Lv.31
状態:保有者:イマムラ ヒトシ
及び【玉成】
命力:523
魔力:394
攻撃力:768
防御力:442
素早さ:829
魔法技術:568
≪技能一覧≫
【上級技能】…【人化術】
【中級技能】…【風魔法】【水魔法】
【初級技能】…【拳闘】【魅了】
≪称号一覧≫
【忠臣】【天使の卵】【悪魔の卵】【美幼女】
所持金…1万G
フォーゲルという魔鳥のラシュランカー種。ヒヨコの時の記憶があり、メスというだけで苦しい思いをさせられた挙句殺されかけたので人間嫌い。ただし助けてくれた上、養ってもらっているので今村は別。
主人大好きで、この前の一件で捨てられるかと思った時には本気で自分を見失いそうになり、あんまりよくない頭(一般的な6歳児相当)を一生懸命に使ってどうにか挽回しようと考えた。
目標は助けてもらった時の今村の台詞「価値があるかどうか」の下りのときに決めており、「あの時本当に買ってよかった。」と面と向かって言ってもらう事。
人化中の体の内部構造は基本的には人間。ただ、気嚢があり、羽も小さいがある。生殖機能は人間寄りだが選べるらしい。
身長…120㎝ 体重…22kg ロリ体型(成長の見込みなし)
ブロンド色の毛先に緩いウェーブがかかった長髪。しっとりしている。
碧眼で丸顔。ほっぺたがすべすべでむにむにする。白磁器の様な素肌。
元気溌剌な可愛い幼女。
背中に純白の小さい羽が生えているが、服に隠そうと思えば隠せる。巨大化も可能?
ルナール・ストームフォックス (?) 両性(今はメス) Lv33
状態:保有者:イマムラ ヒトシ
命力:92
魔力:569
攻撃力:213
防御力:189
素早さ:692
魔法技術:819
≪技能一覧≫
【上級技能】…【風魔法】
【中級技能】…【幻術】【人化】
【初級技能】…【近接戦】【威圧】
≪称号一覧≫
【猛獣】【上位魔獣】【ブレイブバスター】
所持金…5万G
ストームフォックス。基本的に思考は野生で自然の掟に従う。【人化】により人間としての一般常識も多少手にしている。
子どもならではの無邪気な残酷さを持っている。群がなくなったので目下何故かよく分からないが助けてくれた今村に付いて行くつもり。
【上位魔獣】は成体になると性別が決まるが今の所は幼生で決まっていない。どちらかと言われると女の子気分だ。今村的には男性名詞なのになぁ……と少し思っているが、可愛い女の子の方がいいということは間違いないので何も言わない。
因みに【玉成】なしでステータスが高いのはヤマナとの戦いで能力の一部を吸収したため。
身長…140㎝ 体重…35kg (第2次性徴期真っ盛り)
髪型は狐色のロング。髪質は固めの直毛。狐耳がありフェネックみたいな形。
翠色の目。少しシャープな印象を受ける顔立ち。だが無邪気に笑う。
子どもにしては変な位スタイルがいい。
尻尾の反応は犬と同じ。
ヤマナ・ミキ (16) 女性
状態:毒・麻痺・混乱・恐慌
命力:97
魔力:423
攻撃力:142
防御力:85
素早さ:391
魔法技術:56
≪技能一覧≫
【特級技能】…【風】
【上級技能】…
【中級技能】…【身体強化】【速度上昇】
【初級技能】…【言語翻訳】
≪称号一覧≫
【異界の人】【風女王】【韋駄天】
今村と同じ世界の人。陸上部だった。旅先で村が危ないと知って全力で駆けつけて魔力に余裕がなさそうだったので一撃で決めるとばかりに最大魔法を使った後に今村の能力で生き残っていたルナールの群れと戦闘。奮戦するも敗北、虜囚の身になる。
顔がいいので正当勇者と名高い【光】の力を持つ男に異世界名物のハーレム勧誘を受けたが拒否して一人旅へ。王女と仲が良くなったので今村のことを毛嫌いしている。
155cm 46kg 少女標準体形|(やや小柄ながらスタイルがいい)
黒髪ストレートのショートボブ。
黒目。ややキツめの顔立ち。鼻がやや低く、丸顔なのがコンプレックス。
ついでにペット。
死喰い鳥
40㎝ほどの艶やかな黒羽をもつ成鳥になったので最近はアシュリーから離れがち。アシュリーに付いて行くときは【幻術】を覚えたので街中では人に見えない様にアシュリーの後をぴょんぴょん跳ねながら付いて行っている。
今村は時々アシュリーの代わりにエサを与えながら巨大化しないかな……と密かに思っている。
人物紹介の能力ステータスに関しては過度な残酷描写に当たるので省略予定の山越え中に結構変わります。