第4話、酒田益海の転換期
日曜日が過ぎたも、異世界転移の10時位、またコンと旅に入る。
信
「Nカップは痛い、この痛み、狙撃のコツは片膝立ち、立ちの二つになるし、めっちゃ不便」
有効射程距離1800mのコツ、コンと旅の暮らし。
ゲーム内で可能な狙撃スキルポイント1の戦技、スナイプモードに入る技は、スコープに見る毎回に可能。
信
「ああ。スコープに見える」
交戦中の二つのグループ。
信
「コン、待機」
この待機、信は伏射に入る。
Nカップは痛い、この為に片膝立ちの狙撃に変更。
信
「神様、Nカップは痛いです。どうしてNカップなんですか?」
狙撃の一発、初速度より加速した弾が一人を吹き飛ばす。
交戦中の二つのグループは狙撃を警戒、二発目の狙撃、弾は一人を吹き飛ばす。
ポイントは毎回に変更、三発目の狙撃、弾は一人を吹き飛ばす。
ポイントは毎回に変更、四発目は一人を吹き飛ばす。
交戦中の二つのグループは狙撃手を警戒、この五発目は一人を吹き飛ばす。
5人を狙撃した後、コンが構える。
信
「コン、退くぞ」
撤退、この為に二つのグループは再び交戦に入る。
信のスキルは銃、防具、装飾品、ペット、ペット強化、筋力強化、露店、料理、銃技能、トレジャー技能の10個は変わらない。
コンのスキル構成もゲーム内と同じ。
4月6日から4月15日、多くを得た井上・クリスティ・信。
アパートの部屋に戻った時間を記録、異世界転移は夜10時位、帰還は10時10分ジャスト。
酒田益海にメールを送る。
信
「酒田益海さん、少し話せる?」
益海
「何かしら?」
信
「神様に感謝いっぱいなのはいいけど、女子高生の知識って何かしら?」
益海
「女子高生に必要なの?」
信
「必要と思うわ」
益海
「わかった」
常識、マナー、様々に教わる。
信
「O型の人は頼りなるわ」
益海
「血液型って信じないけどね」
信
「お礼に明日の昼休みに占ってあげるわ。当たるの」
益海
「占いね」
月曜日に再会、タロットの占いをする。
信
「あら、酒田益海さんの今日は悪魔、対に死神、悪い気配ね」
益海
「占いね」
信
「悪魔は正位置、死神は正位置、欲深い悪魔は終止符をうつ、こう解釈したら早いわね」
益海
「欲深い悪魔は終止符をうつ、どういう意味なの?」
信
「悪魔は内側にある弱い心、欲望や、下心、権力の乱用や、オーバーワーク、騙したり、騙されたり、悪い気配ね」
益海
「なるほど」
信
「死神は正位置、終止符、あるいは、再生を意味するわ。そうね。解釈上はけじめがつく、よって、悪魔に終止符をうつと言えるわね」
益海
「よくない気配は?」
信
「私の経験から言って、悪魔の正位置、死神の正位置は対となるも、酒田益海さんに災いが過ぎる去るみたい、でも悪魔が立ち去る以上は死神は役割を終える、酒田益海さん、一枚をとって」
タロットをとる。
信
「なるほどね、世界か」
ダイスを転がす。
信
「セカイの正位置、なるほどね。どうも酒田益海さんにハッピーエンドが来るわね」
益海
「えーと」
信
「二枚の対は過ぎ去る、代わりに世界が微笑むわ。酒田益海さんに味方も来るわね、よかったわ」
益海
「三枚の解釈上は?」
信
「酒田益海さんの悪魔が死神と立ち去り、味方の世界が来る、酒田益海さんにハッピーエンドが来るわね」
信が益海の手を取る。
信
「酒田益海さん、もし悪魔と思う事が起きても、味方の私がいるわ。信じていい」
益海は井上・クリスティ・信が占い師の才能を理解できた。
信
「ついでに、クラスを占うわ」
シャッフルと一枚を引く。
信
「なるほどね、運命の輪」
ダイスを転がす。
信
「運命の輪の正位置、酒田益海さん、強い意志をもって、味方は私がいるわ」
この他に女子から頼まれた占い。
信
「なるほどね。女子十三名にでたのは悪魔、塔、死神、戦車、女帝、女教皇、対に世界、審判、愚者、力、そして魔術師、なるほどね」
占いを伝える。
信
「男子の十五名はタロットを引いてみて」
シャッフルと一枚を引く、毎回の占い。
信
「なるほどね、女子と男子は運命の転換期を選んだのね。そうね。無難によんでも、派手によんでも、運命が変わるわ。ちょうど、クラス全員の転換期になるわね」
占いのシャッフルと一枚を引く。
信
「運命の輪の対に女帝、位置は」
ダイスを転がす。
信
「なるほどね、女帝の正位置、素晴らしいわ。意味としては担任の茜さん、委員長の酒田益海さん、二人の力が有益に変わる」
クラスの図書委員
「じゃあ、井上さんは?」
信
「私は悪魔の逆位置、更正となるわ。邪悪な提案に屈するも、運命の転換期と女帝により、善い世界へと更正わ」
益海
「意外」
信
「クラスの全員は正位置が多かったわ。逆位置とは少数派になるわ。善くも悪くも、クラス全員は茜さん、酒田益海さんを信じてもよさそうね」
天然並みと強い癒し効果。
信
「多分、一年間は安泰ね」
益海
「彼氏はできる?」
信
「酒田益海さん、それが悪魔よ」
理解できた益海、周り。
信
「酒田益海さん、彼氏は悪魔、友人を信じて、それが死神よ、終止符をうつわ」
益海は井上・クリスティ・信を少し理解できた。
信
「クラス全員に提案があるわ、裏技だけど」
信の用意するフルダイブに全員がログインする事。
担任の茜が入る。
信
「茜さん、クラス全員でフルダイブにログインするの、茜さんもログインしてみて、多分、運命が変わるわ」
茜
「具体的に運命ってなに?」
信
「育む力は偉大よ?」
放課後にログインした全員、茜。
信
「具体的にこれが運命の転換期よ」
フルダイブ上の狙撃手の信を意外と思う全員。
信
「じゃあクラス会ね」
料理を作る信、酒田益海は運命の転換期を理解できた。
茜は育む力を理解できた。
フレンドリストの登録、沈黙の巨乳と言われた信の意外な力、全員は運命が動いた事を理解した。