第四十七話◆
第四十七話
本日は高校の掃除がある。そういうわけで久しぶりの学校に行ってHRがあるまでいろいろな話をクラスメートたちとした。よくはわからないが略奪シスコン野郎という奇妙なあだ名がついていた……というより、他のクラスでは非常に僕の評価が低いことを知った。
「うぅ〜あっつ……」
そして、草をぬくこと、先生にこき使われること三時間。ようやく開放されてクーラーの効いた教室で机につっぷす。委員会の役員になっている人たちはこの後、いろいろな掃除が待っているが何も委員会に属していない人たちはこれにて解散、ばいばいなのだ。僕もその一人だったが百合さんから頼まれているためにこれからそこへと向かわなくてはいけない。
もう少しだけ、突っ伏しておこうと頭をうずめる。だが、それを許してくれない人がいた。
「間山さん、行きますよ」
「雪ちゃん!?どうしたの?」
「姉さんから間山さんを連れてくるように言われていたんです。きっと、午前中の作業で疲れてそのまま眠ってしまうに違いないといっていました」
「……」
さすが一学期僕の隣人を伊達に名乗っていたわけではなさそうだ。
「あと、五分待って」
「駄目です。間山さんは気がついていないでしょうが、わたしはずっと後ろで待っていましたから」
「お願い」
「駄目です」
そんなことを言い合っていると教室の後ろの引き戸が開けられる。そこには日向のひまわりのような子がいた。
「霧之助っ!!一緒にかえろ♪って、……宮川雪……」
そして、僕の隣に立っていた雪ちゃんを見て目を見開いた。白衣をはためかせてあっという間に僕に近づく。
「何々?何で宮川雪がこんなところに?まぁ、仲直りしてるのは聞いたけどさ」
不満そうに僕と雪ちゃんの間に割ってはいり、下からにらみつけるように悠は雪ちゃんを見ている。まるで一昔の不良漫画みたいに鼻が擦れあうほど僅差でのにらみ合い。おいおい、霧之助を取り合ってるぞ♪とか猛が教室の端でそんなことを言っている。暇人め、さっさと帰宅しろって言いたい。
にらみ合いが少しだけ続いたが、雪ちゃんがふと表情を緩める。
「野々村悠……以前は確かに貴女と間山悠子にしてやられました……しかし、残念ながら今回はこちらのほうが優先ですよ。行きましょう、間山さん」
名前を呼ぶこともなく、雪ちゃんに引っ張られて僕は教室を出たのだった。
―――――――
図書館までひっぱられて(ひきずられて)やってきた。そこには百合さんが腰に手を当ててこっちを見ているというあまり芳しくない光景が……
「おいおい、もう少し早くこれなかったのか?」
「ごめんね、姉さん。ちょっと途中で邪魔が入っちゃって……それ以前に間山さんがだらけてたのも問題なんだけど」
ちらりとこちらを見てくる。僕は後頭部をかいて笑うしかなかった。
腰に手を当てたまま一つため息をついて百合さんはこっちだといって図書館内へと入っていく。図書館内ではどの委員も一生懸命床をはわいたり、寝転がって本を読んだり、本でトランプタワーのようなものを作成したりと大忙しだった。
「姉さん、あの人たち放っておいていいの?」
「ああ、かまわないだろ。私のやらなきゃいけないのは地下の蔵書点検だからな」
鍵を手にとってそのまま比較的くらい図書館内でもさらに暗い場所へと歩いていくと、老朽化したような洋風の扉が僕らの前に姿を現した。
「ここが地下室へと続く階段ですか?」
「ああ、そうだよ。ま、あれまくってた時期じゃあ、男女のよろしくないことに使われてたとも聞くし、一時期は不良がたまってたそうだ」
中から鍵だってかけられるしな。そういって百合さんは鍵をあける。かび臭くて湿気を帯びた風が僕たちの間を抜けていく。不安をあおるような感じのものだったが、別に地下室に化け物なんていないだろう。
「さ、行くぞ」
百合さんがそういったことで現実に引き戻され、先に地下室へと向かった百合さんの後を追う。
図書館ってあまり利用客が少ないけど大きいってこと、よくありますよね。中学時代の雨月は本が大好きでしたがあまり借りた記憶はありませんでした。見事に図書館は不良のたまり場になっていたのが一つと、借りるより本は買うものだという意識が強いものもあるからです。将来、自分の部屋を本で埋め尽くしたいなと思っています。本だらけの生活、あこがれますから。まぁ、たまには違う話でもしましょう。わかる人にはわかりますが、モンハントライなるゲームをやっています。ただやるだけでは面白くないのでハンター装備のまま、村の最後まで終わらせました……このままオン行くか?と最近は悩んでおりますがどうなんでしょうね。ま、これ以上そんな話をするなと突っ込まれそうなのでここで再びこれからの予定をまとめようかなぁ何って思っていますがやはり、止まってしまいました。勢いだけで五十話突破を目指していましたが、まぁ、小学校はすでに始まっているようですし、中学生、高校生も二学期が始まるものです。雨月の暇がある限りいつでもどこでも更新はいたしますが(ケータイ小説の利点)読める側のことも考えたほうがいいでしょう。電車通学だったらその間に読めたりしますからね。そういった通勤時間を狙っていこうかなぁと考えています。気のせいかもしれませんが、この小説は意外と低年層に読まれているのかなぁと思っている今日この頃です。八月二十七日木曜日雨月