◆◆第二百五十二話◆◆◆:裏工作はいけません
第二百五十二話
「あ、ちょっと一二三ちゃんいいかな?」
「はい?」
夏帆がトイレに行っている間に肝試しについて話しておくことにした。ここはなんだかやらかしちゃいそうな雰囲気がありそうなので何一つ隠すことなく、話すことにした。
「……先輩たち、そんなことをしていたんですね」
「ま、まぁね……で、幽霊の件は完全に僕の友人の失態というか何と言うか……まぁ、そんなものなんだよ。あ、それとね、今日、これをもっていて欲しいんだ」
「?」
手渡したものは友情の印と描かれたキーホルダーだった。ちなみに、この友情の印と描かれているものはこのホテルの売店においてあったものである。他の種類としては愛の印、男の印、女の印、動物の証、明石の証など、変なものが多かった気がする。
「まぁ……いいですけど」
「ごめんね?今度何かおごるからさ」
そういうと一二三ちゃんの顔つきが変わった気がしてならなかった。
「今の言葉、忘れないでくださいよ?」
こ、怖い……メモを手にとって人が変わったように何かを書き連ねている。その表情は修羅か羅刹か……
――――――――
「じゃ、今日もまたこの時間がやってきました!」
「「「……嫌~い!」」」
気のせいだろうか?昨日までのはしゃぎっぷりからげんなりした表情へと変貌している気がする。イエーイも何か違う言葉に聞こえて仕方がない。
「それではまた、順番を決めたいと思いま~す」
「「「……」」」
静まり返った室内に、緊張したひと時が……
「じゃ、トップバッターは間山で」
「え?また僕?」
「……ほら、あれだよあれ。トラブルメーカーはさっさと終わらせるに越したことはないからな……」
誰がトラブルメーカーだよ…僕じゃなくて里香だったり桜だったりするならばその言葉は納得できるんだが?
なんだか釈然としなかったが、決まったものは仕方がない。僕はケータイと見張り時刻表を手にとって扉を開ける。
「あ、ところでお前が今日会いに行く予定の女の子は誰だ?」
「一年生の……佐竹一二三ちゃんだよ」
「……なるほどな、今度は部活つながりで狙っていくつもりか……」
「まぁね、僕って結構女子の知り合い少ないからさ」
「ふーん?じゃ、気をつけていって来いよ?」
「うん、行って来るよ」
扉を開けて、僕は第一歩を踏み出した。まぁ、正直言って十分ぐらい時間をつぶして帰ってくればそれで万々歳だ。すでに一二三ちゃんには渡さなくてはいけないものを渡して……
「ん?」
ケータイが振動して、メールが来ていることを示している。
『今から会いに来てください』
相手は……一二三ちゃんだった。
どうも、腹痛と今現在戦っている非さわやか小説家雨月です。さ、先に言っておきたいことがあり、先に行きたいところ(トイレ)があります。後一週間以内に全てのエンディングはCMへと変貌いたします。はうぁっ……腹が……げ、現に第百話が……悠との……C……駄目だっ!!これ以上……あとがきは……これより、トイレに直行するために今日の後書きはここまでです。一月十日日曜、八時三十五分雨月。