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【60秒で一気読み! キャラクター小噺】 〜もしも、こんな○○がいたら

【60秒で一気読み! キャラクター小噺】 〜もしも、こんな本当に怖いのがいっぱいのお化け屋敷があったら

【本当に怖かったお化け屋敷】



昔からお化け屋敷はアミューズメントの定番。怖い怖くないに関わらずその存在感は揺るぎない。

しかし、例外を除き、一般でのお化け屋敷のイメージは、チープ、怖くない、ありきたり、ではなかろうか。


遊びに来たある少女たちがお化け屋敷に入っていった。

私たち、怖がりだけど入ってみたい、のよくある心理からだ。

ここのお化け屋敷は昔ながらの定番、ヒュードロドロ、のテーマスングに乗せて人魂と扮装したお化けが飛び出る、どちらかというとオーソドックスなオールドタイプだ。

だが、少女たちはびっくりドッキリの連続で、本気で悲鳴を連発していた。


お化けたちは内心嬉しかった。こんなにも怖がってくれて。普段はノーリアクションのお客ばかりなのに、こんなにも楽しんでくれて。

じゃあ、もっとサービスとばかり少女たちを囲み、散々怖がらせたのだ。

お化けたちは調子に乗ってしまい悪ノリでいつまでたっても止めない。

少女たちは本当に怖くなってしまった。

そこへ、


「ゴラーっつ! オマエラいつまでやっとんのじゃ!、調子に乗んな。

この子らイヤがっとるやろ、お客様を大切にせい!」


突如現れたスーツ姿のちょっと厳ついおじ様が、お化けたちを片っ端から蹴っ飛ばしだした。

部長すみません、部長すみません、とお化けたちは退散し持ち場に帰っていたが、もっと怖い人が登場し、涙流しながら少女たちは逃げていった。




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