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もう限界

 ケンタはルミに対する期待が裏切られたように感じていた。彼の心の中には、まるで後で楽しむつもりだったプリンが誰かに食べられてしまった時のような、喪失感と怒りが渦巻いていた。彼はテツヤに対しても、以前のように自然に接することができなくなってしまった。


一方で、テツヤもまた複雑な感情を抱えていた。ルミとの距離が近づくことを喜びつつも、ケンタとの友情が揺らぐことを恐れていた。三人の間に微妙な緊張感が漂い始め、以前のように楽しい時間を過ごすことが難しくなっていった。


そんな中、ルミは二人の間に起きている変化に気づき始めた。彼女は自分の行動が原因であることを薄々感じており、どうすれば元のような関係に戻れるのか、悩み始めた。ルミにとっても、テツヤとケンタは大切な友人であり、彼らの間に亀裂が生じることは望んでいなかった。


彼女は意を決して、二人に正直な気持ちを伝えることにした。ある放課後、ルミはテツヤとケンタを呼び出し、静かな公園で話をすることにした。


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