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雑感レビュー

気付いた点、違和感等を箇条書き

 あまりやった事ないが、レビュー的なものも一応しておこうと思う。

 今後を語る上で必要かもしれないからね。

 でもまあ<はじめに>で言った通り記憶頼りなのでそこらへんはふわっとした感じで勘弁して欲しい。




1、まずは2期全話を通しての感想。


 カラカルというぽっと出がレギュラーなのが何だか納得出来ない。

 とはいえ、2期を象徴するキャラクターとも言えるだろう。

 サーバルは1期の象徴であり、キュルルは視聴者とジャパリパークを繋ぐ役割だ。

 私がメインの3キャラクターの中で最も人間臭いと思ったのもカラカルである。

 カラカルこそが2期を代表するキャラクターと言っても差し支えないだろう。


 ラッキーさんがただのAI搭載の機械になっている。

 1期では仲間だったのに悲しい。

 複数バージョンがあったのは可愛かったし良かった。

 それだけに悲しい、上げて落とす感じ。


 サーバルのIQが安定しない。

 1期はIQが下がるアニメだったが、2期は感情が下がるアニメだ。

 サーバルに人格は存在しない、ただの装置である。

 元々問題があり、キュルルの機転で解決する流れが基本なわけだが、ドラブルメイカーであるカラカルが起点となる場合やキュルルが進んで行動する場合があり、サーバルはその方向へと進ませるだけの存在だ。

 方向指示器や起爆剤という評価でしかない。

 だから思考や感情無く、物語を進めるための発言しかしない。

 あと可愛い。すごーい。


 基本的にギスギスする。

 漫画版ではそんなこともないと聞くのでやっぱり脚本が悪いんだろうか。

 それともわざとしているのだろうか。

 後に本文でも触れるが、それもやむなしという見方も出来る。

 別の人の考察で見たものをそのままパクると、キュルルの「遊びの提供」による解決は、参加者の感情がたーのしーになるだけであり、根本解決にはならない、という事。

 キュルルに出来るのはギスギスの解消だけであり、問題の根本解決は出来ないのだ。

 でもそこ対立しなくてもいいよね?って場面でもギスったりするので、そういう世界を描きたかったのかもしれない。


 のけものがいる。

 <はじめに>で書いた通りである。

 しかしながらのけものにされているキャラクターの方が視聴者に人気があるという印象なのは皮肉だろうか。


 別個体か?

 まず大前提として、けもフレ世界には同一種族は1個体しか存在しない。

 キュルル、サーバルは記憶を無くしたという設定らしい(かばんは言及無し?)が、どの個体も1期と中身が違い過ぎる。

 そもそもの作品テーマというか設定が違うので、同じ世界で同じ個体を出すにしても内実が変わってしまうのは仕方ないのかもしれない。

 あえて良し悪しは言及しないが、これは既存の設定を流用しながらも作品全体の為に設定を変えられている、という状態だ。

 別個体というかそもそも世界が違う。

 同一個体のパラレルワールドだというのが近いのではないかと思う。

 それならまあ救われるかと思うとそうでもない。

 1期を切り離す事は出来る訳だが、2期のキャラクター達は結局救われないのである。


 Cパートについて。

 ここだけは良かったという評価もあるCパートだが、私は飛ばしてしまった。

 本編と関わりが出てきたら再評価したかもしれないが結局無かったし、絵柄が違い過ぎて別空間という感じだった。

 本編で白けた後だというのもある。

 ちゃんと見ていないので評価はしないでおく。

 で結局あれどうなったん?


 OPED。

 OP好き。

 毎回ちゃんと聞いてた。

 何なら2期の中で一番クオリティが高いかもしれない。

 でもあれほとんど1期メンバーだよね?

 ED嫌い。

 大体飛ばしてたから曲は良いかどうか分からん、一回だけ最後まで聞いたかな?覚えてない。

 いくら低予算でもあの動きの無さは致命的じゃないか?

 結局最後までメイン3人の仲の良さが納得できなかったので、EDの絵が気に入らなかったというのも理由の一つ。


 BGM。

 並。

 違和感無いというか、多少の違和感があった1期と同程度。

 ほとんど流用だよね?特に耳に残らなかったけど耳障りにならなかったから並。


 セルリアンの設定。

 考察で色々あるんだけど一点だけ。

 終盤になって、セルリアンの強さは想いの強さに影響するのだーみたいなのが判明したよね。

 今まで全部ワンパンだったんだが?

 キュルルちゃんの想いめっちゃ浅くね?

 という事で、まあでも納得かな、って感じ。

 キュルルは最終話で大好きなんだーとか叫んではいたが、現実世界で言う他人のペットに対するそれくらいの想いしかないだろうと想像する。

 でもビースト化してるアムールトラさんはHP3(内二人同時攻撃一回)だったんだよね。

 サーバルカラカルはHP2か3(吹き飛ばしによるセルリアン同志の接触あり)でしょ?

 まあHPじゃなくて機動力とか攻撃力とかあるけどさ。

 アムールトラさんに襲われたイエイヌくらいしかフレンズ側のダメージ判定発生してないんだよね。

 強すぎーって尻もちついてる次の場面ではピンピンしてたりするし。

 結局セリリウムの傾向が判明しただけで何も謎は解明されてないし、解決もされてないんだよね。




2、最終話の感想。


 前回の茶番がどうしても足を引っ張る。

 いや、前回11話単体で見れば一番良かった話だと思う。

 ただ、全員集合する理由付けあったっけ?

 理論で説明できなくて、最終回の全員集合するための準備にしか見えなかったんだよね。

 まあでもフレンズ型セルリアンが出てきてそれぞれのなわばりで各個撃破してるのは一定のカタルシスがあったよ。

 個人的2期での最高は11話だった。


 ラスボス倒して、まずい崩れるぞ!なんて使い古された展開、まあ王道っちゃあ王道だけどさ、緊迫感全くないのは何でなんだろうね。

 飛行出来る鳥勢もそこそこいるし、海に落ちても2匹海で動けるのが待機してたし、まあ、そんなとこかな。


 全員集合の止め絵ワンパン祭り。

 これは緊迫感無いの当たり前ですわ。

 PPPいつ来た?来る意味あった?


 キュルルちゃんの溝飛び越え。

 まあ無理あるよ、でも煽ってその場から動かせるために使っただけだよね。分かるよ。

 でもそれは無いんじゃない?ってレベルのしょぼい溝。

 カルガモさんとの一件が伏線だったなんてーとか要らないから、「もしかしてあんた、ひとりで行くのが怖いんじゃないのー?全く、私達がいないと何にもできないのね!」くらいの煽りでキュルルちゃんならムキになってくれるでしょうよ。


 リョコウバトさん。

 絶滅したフレンズに死体蹴りとか恥ずかしくないの?

 というか発言が同種族別個体がいるみたいな感じなんだけど、けもフレは1期2期共に同一種族別個体は確認出来ていないんだよね。

 設定矛盾してるけど実はいますよ的な伏線なのかい? 最終話にして?

 まあ多分絶滅種を印象付けたいだけの演出なんだろうけど、どうなんだろうね。

 ヒトに絶滅させられたリョコウバトさんがキュルルの仲間発言にドン引きしていたのは良かったと思いますよええ。

 こういう所はしっかり表現するんだよね。


 ビーストの謎。

 船の上なのにどこからともなく出現。自動POPかな?沸き潰ししなきゃ。

 キュルルは狂暴な動物を敵にけしかける遊びを実行する。

 突如現れたビーストさん何で大人しかったんですかねえ?

 ヒトを襲う設定だったはずでは?

 何故かセルリアンをワンパンしてるし、フレンズも追いかけまわすし、結局ビーストって何だったん?

 キュルルはその場にいなかったとはいえ、何で見殺しにしたん?

 気にしてたのに声を掛けないサーバルはやっぱり人格無いよ。

 フレンズ達を助けて犠牲になった悲劇のビースト。それを写す「視聴者の目」の役割があっただけ。

 カラカルはビーストを敵認定してたからサーバルだけに声を掛ける、って解釈でまあ理解できるかな。


 かばんさん。

 パラレルだと解釈すればかばんちゃんは救われるんや、でもかばんさんはやっぱり救われんのや……

 悲しいなあ。

 お似合いだよをかばんに言わせた上で、1期と違いサーバル呼びなかばんに対して、一方のサーバルに1期と同じかばんちゃん呼びさせるの本当に拷問だろうよ。

 1期の象徴とも言えるサーバルが、1期そのものとも言えるかばんに別れを告げた事によって、完全にサーバルは1期から解き放たれたのだ。

 かばんはこれからずっと1期の思い出だけで生き続けるのさ。サーバルはもういない。


 ようこそジャパリパークへ。

 けものはいてものけものはいない♪って歌詞が嘘になるから使わないでいただきたかったですね。

 いやわざと2期において使えば歌詞が嘘になる1期の歌を流した、という可能性も否定できない。


 イエイヌ。

 まさかの追い打ちが待っているとは。

 一部勘違いしている人がいるから一応いっておくと、あれはキュルル一行から届いたものではなく、元々そこに保管されていたもの。

 他の手紙と共に、ヒトがまだパークにいた時から残っていたものです。

 スケッチブックを切り取ったものっぽいので、キュルルが持っていたスケッチブックと同じものかもしれませんね。

 何故キュルルはイエイヌに絵を渡さなかったのか。

 一枚持ってるからええやろ? んなわけあるかーーーい……





3、つらい

 何がつらいって、皆が分かってる通り1期が完全に壊されたのはそりゃそうなんだけど、悪い事が悪い事として描かれず、さらっと当然のように流されている点ね。

 そりゃあ視覚化された悪意と呼ばれるわ。

 あ、ここでやっとそれっぽいものが言えますな。

 勧善懲悪とか言うじゃないですか。けもフレ2は違うね。

 1期は悪がそもそも無かったけど、2期は悪を悪として見せない、表現しない。

 描写不足と言われる事もあるけど、正義面した悪ってこういう表現の仕方もあるんだなと勉強になったよ。

 ぱっと見それって酷いんじゃないって事に対して、何の関心も示さないんだよ。

 こういう無邪気な悪ってたちが悪いね。

 敵側にいるならまだしも、身内側にいるからね。

 ファンタジーでの悪王とか描く時、謎に発狂しやすいよりもこういう奴の方がリアリティあるんじゃない?


 もっと短くなるかと思ってたんだけど長くなってしまった。

 次からちゃんと考察するからね。


本番は次からだよ、明日には上げたい

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