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いつの間にか転生したようです  作者: 朝日奈
異世界に転生したようです
6/27

色々と分かりました

目覚めてから数ヶ月が経った。

赤ん坊の身体は退屈すぎる。やることが寝ることと食べることだけ。暇すぎて疲れた。

しかし、色々と分かったことがある。

まず、ここは私が住んでいた地球ではないこと、そして、科学が発展してない代わりに魔法というものがあるということだ。魔法があることに気づいたのは結構最近のことで、私が果実水(ジュースみたいな物)を飲んでいた時に服に零してしまい、私は慌てていたが、ララさんが魔法を使って乾かしてくれたのだ。どんな魔法かまでは分からなかったが、呪文のようなものを唱えたと思った瞬間に濡れていた服が乾いて、元の状況にまで戻ったのだ。あの時は本当に驚いた。テンションが上がりまくって、赤ちゃん言葉で叫んでしまった。

早く大きくなって使えるようになりたい。

次に私の立場というか身分といったものが分かった。この世界、私から見たら異世界というものだか、この世界にも色んな国があるらしく、私が住んでいる国はクアリチア王国と言って、王様が治めている国だそうだ。私の父、アルフォードと言う名前なのだが、この父、私の国では公爵と呼ばれる偉い人なんだそうだ。ただの親バカに見えたのに…、できる人らしい(ララさん説)。

この家は王都(王様が居る城がある街みたいな)にあるらしく、見た事はないけれどとても広いお屋敷なんだそうだ。歩けるようになったら探検してみたい。今はハイハイが出来るようになったぐらいなのでまだ遠い道のりだ。

そして、私の名前も分かった。

リーンファルノ・ディザ・ファルドール

というのだが、長くない?

ディザが公爵って意味で、ファルドールってのが苗字みたいだ。

だから、父が

アルフォード・ディザ・ファルドール

母が

フローラベル・ディザ・ファルドール

長男

ギルベルド・ディザ・ファルドール

次男

カイン・ディザ・ファルドール

長男のギル兄は元気な方で、次男のカイン兄の方が静かな方だ。

2人とも仲が良く自分たちの勉強など終わったあとは私と遊んでくれる。

他に家族は居ないのかと思ったが、父母それぞれにお父さんお母さんがいるらしく、私の祖父祖母にあたるらしい。私の祖父祖母は王都には住んでないようで会ってみたいと思っている。

この家というか屋敷にはメイドさんが結構いて、執事さんも居る。

執事さんは父に付いていてあまり見たことがないがダンディなおじ様だった、イケてる。

名前はタルドルトというらしく、父はタルドと呼んでいる。一瞬ある洋菓子が頭に浮かんだか、しょうがないと思う。名前似てるからね。

ララさんやタルドさんは苗字がないらしい。

平民と呼ばれる人達は名前だけらしい。

あと大事なことは私がちゃんと女だったってことかな?良かったよ付いてなくて…。髪色は母と一緒の銀髪で真っ白、母のように青みがかってはいなかった、瞳は赤色だった。鏡に映った私は美少女だった。遺伝って凄いな。

赤の瞳は父母の遺伝ではないようだ。祖父祖母かな?



ここ数ヶ月で色々分かり、私も学生の時は異世界に憧れてたりもしたのでこれからが楽しみでしょうがない。

まずはここの家の探検から始めたいな。




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