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朝からどんより。すごく疲れた気がするのだが

「おはよう」

「太賀氏、おはよう。大丈夫か?」

「へーき、へーき」

教室に入るとコマッちゃんに心配された。

「はよ。今聞いたんだけど、誕生日今日なんだっけ?」

「4月じゃなかったっけ?中野会長4月って言ってたわよ?」

同じ班の女子が次々きいてくる。

「う〜ん、姉ちゃんは4月5日。僕今日」

「あたし、二卵性の双子だと思ってた!ナイスバディとミニマムで」

ミニマムとか言うな。

と思ったけどきかなかったふり。

「あたしは1組、2組と三つ子だとばっかり」

「そっちもガセネタ」

どう説明すべ。

「えっと、だから姉ちゃん4月に産まれて、僕がちゃんと予定日に産まれてたんなら、次の年の4月か5月に産まれで今1年だったはず。なのに、母さん2月6日の朝に早期破水ってのしちゃって、緊急搬送されて、翌日のお昼過ぎに、僕7ヵ月で産まれたから」

「複雑なお家かと思たら、ただの早産なのね」

女子が安心したみたく言う。

僕はどんな風に思われてたんよ一体。

「そうか、1年の可能性あったのか。太賀氏が1年だったら、写真部も安泰だったのに」

コマッちゃん、そんな残念そうに言わないてくれや。

確かに今、写真部1年は、1年1組出席番号1番のマサキチくんこと、出海聖樹(イズミマサキ)ひとりっきりで心配だが。

でも心配っちゃ心配だが、ある意味頼もしいっちゃ頼もしい奴だぞ、マサキチくん。

これは身内の欲目?てのかも知らんが。

頼もしいのは、ぶれない。我が道を行く。な性格。

1年生で誕生日1番後なのに、僕よりデッケー。体型。

身長149㎝で僕やアッくん逹より10㎝も高い。

1年生なのに。

コマッちゃんやワダマサ、ハッシーよりは低いけどな。

心配なのは、思い込んだら暴走が止まらない。

違うと思いったら先生の注意も無視する。

自分の心にしたがっちゃう。

普通しねぇだろ、をしちまう。

あれ?考えたら、マイナスがえらく多くねぇ?

本当に写真部不安。

何か誕生日なのに朝から気分どんより。

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