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洗面台の前で忘れてたコトを、思い出させられたんだが

朝起きた。

ババッと着替えて朝ごはん。

もう、湿布と白いネットは寝てる間にとれちまったからこのまんま。

もってくモン中身確認。

で、カバンにリュックに防寒具持って階段降りる。

スーツの格好の父さんがテーブルに朝ごはんを並べてた。

「おはやー」

「おう、太賀氏おはよう。痛まなかったか傷」

父さんが僕の頭を触る。

「なんも」

「そか、父さんもう、でるようだから、火の元戸締まりいつもどうりよろしくな」

「うぁいよ」

「じゃいってきます」

カバンとコートを抱えて父さん玄関行った。

「父さん行くからな!太賀氏をたのむぞ!舞沙枝(マサエ)!」

父さん2階にさけんで玄関から出た。

姉ちゃん寝てんな。

朝ごはん食お。

いつも変わらん朝ごはん。

昨日と違うのはベーコンがウインナー。

他は今日はほぼ一緒。

テレビを点けて。

モソモソ食う。

カルシウム強化牛乳で流しこむ。

あぁ?今日の占い、いまいち。

でだ、食い終わったらシンクに食器。

古新聞でソースだのマヨネーズだの拭いて食洗機にイン今日は入れっだけ。

使った新聞紙は燃やせる方のゴミ箱ん中。

トイレすまして、洗面台ん前で歯磨き歯磨き。

鏡を……あ!

鏡の中の僕はシャープな感じの女の子に見えるんだった。

制服姿の女の子、僕が歯ブラシを動かすとおりにウィンウィン歯磨き。

うがいうがい。

顔洗いタオルでふく。

もっかい鏡みる。

やっぱり女の子。

かわいい声でわけわからんコトほざいてたな。

声かわいいのに話し方がバハァっぽかったな。

意味良く考えんかった。

うん、コマッちゃんにきくべ。

さて、水筒も用意してっと。

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