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八雲くんと夏目くんと、たまに誰かさん。その13。

八雲くんと夏目くんと、たまに誰かさん。その13。



八雲  「そういえば、もうすぐハロウィンだね。俺どんな仮装しようかな~」


夏目くん「おまえはハロウィンをなんだと思ってるんだ」


八雲  「仮装してお菓子もらって大騒ぎ」


夏目くん「バカ」


八雲  「ちょっと! 一言で切るのやめてくんない!? すごく傷つくから!」


夏目くん「おまえはバカだ」


八雲  「誰が言い直せって言った! じゃあ何なんだよ!!」


夏目くん「ケルト民族の宗教の一つ、サウィン祭が始まりと言われている」


八雲  「え? ハロウィンって宗教ものなの?」


夏目くん「イベントなんてそんなものだろ。イースターやクリスマスだってキリスト教だろう」


八雲  「あー言われてみれば。うーん。あまりイベントと宗教を考えたことなかったな。ハロウィンもちゃんと意味があるんだ?」


夏目くん「古代ケルトでは一年の終わりが10月31日とされていた。この日は日本のお盆のように死者の霊が家族に会いに来るといわれていた」


八雲  「へえ、お盆か。昔からどの国でも死者とつながる習慣はあるんだね」


夏目くん「ただ、日本のお盆と違い、精霊や悪霊も一緒に来てしまうと信じられていた。そのため、悪霊から身を守るために仮面をかぶったり、魔除けの焚き火をたいたりした」


八雲  「なるほど! それが仮装につながるんだね!」


夏目くん「話はここで終わらない」


八雲  「へ? 続きがあるの?」


夏目くん「ケルト民族はその後、キリスト教のカトリック系の民族に取り込まれてしまう。カトリック教は11月1日を聖者の日と定めていたから、前夜である10月31日を聖者の英語HallowからHalloweenと言われるようになった。それがキリスト教文化圏に広がり、今に至る。これがハロウィンの由来だ」


八雲  「ハロウィンがそんなに宗教色が強いとは思わなかったよ。ちょっと知れてよかった。それはそうと! 夏目も31日のハロウィンパーティー行こうよ!!」


夏目くん「行かない」


八雲  「あーやっぱダメかぁ。そうだよなぁ。ただ浮かれて楽しむだけなんて不謹慎だと思ってるよね」


夏目くん「その日は終日ネズミランドだ」


八雲  「ノリノリじゃないか!!」


夏目くんはネズミランドが大好きです(※前作第11話参照)

お祭りは楽しみたいですよね。

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