スポーン地点は砂漠
何ヵ月振りかの投稿です
て言うか非公開なんで報告する意味無いですよね
何やってんだか…
「そうだ、早速だが能力でも使うか!」
この世界の何もない砂漠に飛ばされ、どうしようかと迷っていた所だ。
まずは服だ。
いつまでもブラと短パンで居るわけにはいかない。
「身に纏うだけで暑さをしのげる上、紫外線を全てシャットアウトするカッコいい服よ出ろ〜」
ぽんっ
出てきたな
藍色のコートに灰色のズボン?とファンタジーな世界ではよくある革靴が出てきた。
コートは世界観を崩すがフード付きでちょっとカッコいいからよし
…ブラの上にコートってどういう事だ?
…次だ!
「乾かない千里コンタクトよ出てこ〜い」
ぽんっ
今度はピンポイントで目に収まった。
千里コンタクトは頭で願った位置への道が分かるようになる便利アイテムだ
俺は広大な砂漠をひたすら歩き続けた
暫く歩いてると町が見えてきた。
普通は女の子の体でこんなに歩くとか無理な話だがオレは違う
実は靴にも細工がしてあって、『絶対に疲れない』という能力が付いてるのだ。
『靴』が疲れないのではなく、『履いてる生き物』が疲れない仕様になってるとは…
なかなか融通が聞くじゃん
もう夕方だし、宿屋みたいなのないかなぁ…
この世界がファンタジーな世界なら宿屋の一つや二つはあっても良いじゃん?
「この世界の大まかな常識の分かるドリンクよ出てこい〜」
ぼん
ごくごく
「ぷはぁ〜。何とかミンCみたいな味だな」
さて、この世界について
この世界は「アルスフィガーデン」と言い、科学は無く、魔法は多数ありという典型的なファンタジー世界らしい。
宿屋はもちろんの事
国、ギルド、盗賊、悪党、変態、ロリコン…となんでもござれである。
やっぱギルドって単語はモンハンブームで有名になったのかな?
こちらのギルドには色んな種類があり、
戦士ギルド
魔法使いギルド
冒険者ギルド
と主なギルドはこの3つ
戦士ギルドの主な仕事は怪物退治である。まぁ妥当だな
魔法使いギルドは戦士ギルドでは出来ない繊細な作業を担当する。
腐りやすい食べ物を、氷の魔法と念動力の魔法を使い配達などをしたり、普通に配達したりしてる。
宅急便か…リアル魔法宅急便か
冒険者ギルドは雑用から化け物退治から配達までなんでもありの、いわゆる「よろず屋」である。色んな仕事を引き受けるから一番規模がデカイ。
他にも色んなギルドがあるらしいがどれも小規模で、やってる事は冒険者ギルドと変わらないから冒険者ギルドにしておこう。面倒だし。
ほら、「ビューティフルギルド」とか「おっさんギルド」とかあったら嫌じゃん?入りたくないじゃん?
次はお金
やっぱりと言うか何と言うか…
金、銀、銅は常識みたいだ。
銅は1G
銀は100G
金は1万G
となっていて
感覚で言うと
銅は100円
銀は1万円
金は100万円
である
しかし10Gが無いと困る為
純銅は10G(千円)
純銀は千G(10万円)
純金は10万G(千万円)
そして
Gガラスは10億G(1兆円)となっている
ガラス自体は安いらしいが、ガラス細工が難しいらしく、Gガラスはかなり貴重らしい。
ガラスのヤンデレラ城とかこの世界に持ち込んだらどうなるんだろう…
さて、宿とか色々あるのは分かった。
だが他は忘れた。藥の副作用かな?
とにかく宿だ!眠いから寝たい!これに尽きる…
俺は早速オアシス街へ向かった。
何故オアシス街って事を知ってるかは先ほどの藥のお陰だ。
まぁこれから向かう街くらいは憶えるよ普通…
確か名前は「サウシア」とかいったかな?
実は街ではなく国らしい。
遠くからみたら分からなかったが、わりと広い国だそうだ。
ようやく宿っぽい所に着いた
INって看板があったし宿だろ多分…
中に入るとカウンターのおばさんが声をかけてきた。
「可愛いお嬢さんだねぇ。どうしたんだい?」
お嬢さん?
ああそうか、今はちっちゃい女の子だったな
しかも飛び切り可愛い…
疲れてて忘れてたよ
足は疲れなくても精神は疲れるんだね
「ええと、泊まりに…」
「泊まり?いったい何処からきたんだい?お家に送ったげるからいいなさい?」
そうなるよねー
そんなお構い無く…
「街の外から…ですね」
「外ぉ!?馬鹿言っちゃいけないよお嬢ちゃん!この広大な砂漠をお嬢ちゃんが、しかもそんな軽装で越せる訳ないよ」
「えーっ、でも越しちゃったモノはしょうがないし、もう眠いたいよ〜」
マジで寝かしてくれ
眠すぎて言葉遣いが幼稚になってくるからマジで…
「困ったねぇ…。断りはしないけど、親御さんに心配はかけられないし…。一応お金は取るけど大丈夫かい?」
「いくらっすか?」
眠い眠い眠い眠い眠い〜!
「10Gってとこだね。でも子供は4Gだよ」
さっきお金は作ったから大丈夫。
しかもこの世界に合わせた形だ。
融通もきくしチートだよなぁホント…
「あ、オレもう三十路前なんで10Gで」
そう言ってオレは純銅を渡した
「その見た目で?まぁ世の中色々あるし、深く追及しないけどさ…」
「さて、お姉さんの部屋は3階の一番奥だよ。そんでコレが鍵」
「どーも…」
「なんか眠そうだねぇ。ウチは風呂は無いけど近くに風呂屋ならあるよ?まぁ明日にでも入るといいさね」
「ありがとごぜーますぅ………」
風呂屋なんてあるんだぁって思いながらオレの意識は消えた…
「運んでいくしかないようね…。それにしても可愛い寝顔ねぇ…。がっ!?」
そこで後ろから何者かがおばさんの首にチョップを当てる。
おばさんは気絶し倒れた。
そして拓海は何者かに連れていかれた。
やはり非公開なので気付く人は居ないですよねw
本当は溜まってから投稿しようとしてたのですが、携帯がオシャカになりそうなんですよ…
つまり打った文字がぜーんぶあぽーんとか洒落にならないんですよね…
そんな訳でこっちもちょくちょく更新していきます