こころもち
薄れゆく星の輝き
点滅している灯台の微かな声
海の彼方に消えていく船の通り道
人の気配のない都会の街角
この世界には
静かな中にも見いだす価値のあるものがあって
ウッカリとしていれば
気づかなくて通り過ぎてしまう出来事があって
死んでいく友達があって
それでも世界は回っている
世界に目を向けていない20代が過ぎ
少しずつ世界を見ていく視野が形成され
世界の鼓動を感じ取れているという天狗の境地を過ぎ
知っているようで実は何も知っていなかった事を知り
自分の浅はかな人格と持っている知識を見た時に
このまま死んでいく事で
どんな生産的な事を生み出せたのか
どれだけ人を笑顔に出来たのか
どれだけ感謝の気持ちを持てたのか
どれだけ敬う心を持てたのか
どれだけ生きている事に喜びを見出せたのか




