僕、この世界についてちょっと知りました。
アズくんは舌が回らないので()でなんといっているか書いています
「かあさま〜」
と、言いながら美人に走っていく子供がいる。
そう、僕だ
ある日社畜として会社で寝ていたらいつの間にかこんな世界に来ていた。
最初はすごく戸惑っていたけど、せっかくの異世界転生を楽しもうと今は子供になりきっている
(まあ、なりきっていると言っても体は本当に子供なのだが)
そしてそんな僕だが
しばらくこの世界で暮らしていてわかったことが何個かある。
・ここはアズル大陸にあるミルエヴァ王国という国だということ
・僕はミルエヴァ王国の第1王子であること
・今は国同士で戦争が起こっているということ
・街の見た目は中世風であるということ
まあここまでは見たことがある
しかしここからが問題だった。
なんとこの世界娯楽と呼べるものが極端に少ないのだ。
せっかくこの世界に来て楽しもうと思ったのに娯楽がなければ
楽しむこともできない
「アズー」
そんなことを考えながらぼーっとしていると
とてつもなく美人の人から声をかけられた
この美人はエリーゼ・フォン・ミルエヴァ
何を隠そうこの僕のお母さんなのだ
お母さんはとてつもなくスタイルがいい
ほんとに子供を産んだようには見えない若々しくてきれいな人だ
「あうあ、おおいあお」(ママ どうしたの)
「アズ、ぼーっとしてどうしたの?
なにかあったのかしら 大丈夫?」
「うー」(うん)
「あーもうどうしてアズはこんなに可愛いのかしら」
そう言って胸を僕の顔に押しつけてきた
とても気持ちいい
そうやって母を堪能していると
「エリーゼ アズこっちに来なさい」
少し離れた場所から父の声がした
皆さんどもです。 レクトです
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次回投稿は木曜です。