3話 新聞
なぜか次の日から 不良達が大人しくなった まぁ睨まれるけど 前みたいに絡まれることは無くなった まぁ良かった ふと学校新聞に目が止まった 女子を救ったヒーロー 不良に呼ばれたが何もせずに撃退 学校に平和が訪れたか
「うん あの後こんなことがあったんだ てかちゃんと写真まであるよ えっとー新聞作成者は 夏海さんか うん いつ撮ったの?」
「こんにちは今回のヒロインさん」
「えっとー 誰ですか?」
「ガクッ その新聞の作者だよ」
「あ、夏海さんですか この写真どうやって撮ったのですか?」
「ふっふっふー 教えてあげよう」
「あ、やっぱり結構です」
「えぇーー? 聞いてくださいよお願いします」
「しょうがないですね どうやって撮ったのですか?」
「そこまで言うなら教えてあげよう」
うわめんどくさい
「きみ今めんどくさいって思ったでしょう」
「何故わかった」
「そこは否定してくれ と話がずれたどうやって撮ったかと言うと 草むらから隠れて撮ったり 木の上から撮ったり 電柱の後ろから撮ったり 空から撮ったり」
「いやどうやって空から撮ってるし」
「まぁ細かいところは気にするな」
「あ、はい」
「おっともうこの時間か じゃあね今日のヒロイン」
「あ、はい さようなら」
物を取りに行くついでに 剣道部が部活をしていたから除くと 去年剣道部で優勝したチームのリーダーと秋くんが戦っていた 案の定チームのリーダーは呆気なく負けた 秋くん強すぎでしょ
「秋くんってほんとに強いよね」
「あ、夏海さんこんにちは たしかに強いですよね」
「こんにちは 秋くんと剣を交えて勝てた人は私が知ってる中では誰も居ないほどの実力者なんだよ」
「そうなんですね」
「あ、そう言えばまだあなたの名前を聞いてないな なんて言うの?」
「あ、そう言えばそうでしたね 春桜ともうします」