2話 恐怖
うんまぁなんか私なんかモテるみたい めっちゃ告白されるし うん 普通なら嬉しいのだけど 男子からは変な目で見られるし 女子からはすごい怖い目で見られるし
今その事でクラスの女子達に攻められてる最中
「あんたさー 少し可愛いからって 調子に乗りすぎなんだよな」
うん なんかめんどくさい
「なぁ 返事しろやクズ ムカつくんだよなお前がさっさとこの学校辞めてくれないかな?」
「お前のせいでクラスいや学校全体の女子達が迷惑してんだよねわかる?」
なんて言う理不尽なのか 実際男子はほとんど見た目より正確なんだよな 頑張ってアプローチすればいいものを
「いやそう言われましても」
「うるせぇ 口答えするな」
「きゃっ」
「なに変な声を出してるのよ ちょっと押したぐらいで そういう所がムカつくんだよね」
ちょっとって言っても かなり強く押されて 地面に倒れたけどね
「おい何をしてるんだ これを見て周りの男子は何もしないのか ほら大丈夫か?」
「あ、ありがとう」
「あ、秋くん 私達はただ」
「ただなんだ? こないだの話も今の状況も全て見てたし聞いてたぞ」
「…っ」
「次こういうことをしたら覚悟しておけよ」
秋くんは部活の道具を強く握りながらいった
「じゃあな」
「なんなのよあいつ 調子に乗りやがって あー秋くんには手を出したくなかったけど こうなったらしょうがないか」
「あー秋のやつやりやがったな あいつのバックには不良の男子達がいるのにあいつ終わったな」
「可愛そうだけどしょうがないよ」
なんか秋くんがやばい事になりそう だけど私の力だと何も出来ない
「ん?机に引き出しの中に紙が 今日月見公園でまってる 必ずこいかまぁ行くか」
「おいきたぞ 要件はなんだ」
「おお きたかきたか 今日学校で女子に手を出したのはお前だな」
「なんのことかわからないな」
「とぼけるな 殴られたって泣きついてきたんだぞ 許さないからな」
「俺一人に対して5人とは お前ら弱虫か?」
「は? お前何を言ってんの立場を理解してからいおぜ あーもう切れたはお前らあいつを押さえろ」
「俺に手を出すと痛い目に会うのはお前らだぞ」
「はぁ? 何を言ってるんだ… う…動けない…」
やばい動けないし どんどんあいつがこっちに来る しかもあいつやばい怖い
「やめろ 来るな」
「なにをそんなに怯えてるのかな? さっき許さないとか何とか言ってたよね」
「ご、ごめんなさい 許してください」
「もうしませんか?」
「は、はい もうしません」
「よろしい」
バタッ
足がすくんで立てない
「じゃあな」
「リーダーどうしたんですか」
「立てなくなった あいつやばい」
「そんなにやばいんですか僕達も動けませんでしたが あいつが何かをしたのですか?」
「いや何もしてない だけどやばい」
「とりあえず帰りましょうか」