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第三話 顎破

お久しぶりですみなさん。

(小4のころ、国語の文章のテストで「みなさん」という言葉があって、「美奈さんってだれですか」と書いて×つけられたことがある。一番怖いのは、これがしょーもないウケ狙いだと思われてそうなところ)

 顎破道あごはどう。それは、伝説の武道。そしてブドウはうまい。


 実際は、ゼルシャリウスは今までブドウを食べたことがなかった!!!!!!!!!ゼルシャリウス危な

い!!!!!!!!!!!!



 主人公、ゼルシャリウス変身する。


ゼルシャリウス「わくわくわきげ!!!!」


 ここは平良併置埜飢廼たいらへいちのうえの中学校五階にある千杯(熊之助)のトレーニングジム。普通の人は知らないが、魔法少女♂になったゼルシャリウスは知ってるし、千杯も知ってる。ゼルシャリウスは魔法少女なので、もちろん知ってる。


 どきんどきんどきんどきんどきんどきん

 鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動



 今、ここで行われようとしている!!!!!!!!!


ぶりフリー「君は……運命をしんじるかね?」


 あっ!!!!!!!!ゼルシャリウスと契約した神さまだ!!!!!!!!ぶりフリーは飛んで鞄の中から出てきた!!!!


ゼルシャリウス「ぶりフリー!!!!!」


ぶりフリー「やあ、久しぶりだね。なんだか三年ぐらい経った気分だ」


千杯「だまれえええええええええええええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 奥の理科備品室から、今までにないほどの叫び声をあげて千杯が飛び出してきた。まるでかたつむりのようであった。その叫びを思い出すたび――その感傷に浸るたび、僕は今でも胸が痛くなる。


 どきんどきんどきんどきんどきんどきん

 鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動鼓動



 今、ここで行われようとしている!!!!!!!!!


 千杯は皿に乗ったグレープフルーツの上に、さらに皿にグレープフルーツの上にグレープフルーツを乗せた。


ゼルシャリウス「…………」


千杯「これを食いなさい。ブドウを食べない限りは、顎破道を極めることはできないのよ」


 ゼルシャリスグレープフルーツ見つめる!!!!!!!その視線はどこか虚ろだった。


 千杯ゼルシャリウスを不思議な目で見てる。


 じー


千杯「どうかしたの? ゼルシャリウス。何か悩みでもあるの? それとも何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな? 何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな? 何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな? 何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな? 何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな? 何か悩みでもあるの? いや、ないの? いや、でもなんか悩んでそうだし……いや、違うかな?」


ゼルシャリウス「なんか、僕たち更新が止まったまま8年ぐらい経過した気がするんです」


千杯「黙れえええええええええええええええええ!」



 千杯ゼルシャリウス殴る! 全身を強く打って意識不明の重体!!!!!!!


 ゼルシャリウスは、ここで泣く!!!!!!!!


ゼルシャリウス「僕……どうしてこんな魔法少女♂なんかになってるのか、意味がわかりません……。どうして僕がこんなことしなきゃいけないんですか!? 僕は普通の中学生ですよ!? 怖いよ……怖くてたまらないよ! 助けてよ、千杯さん! ねえ! なんで僕を選んだの!? ぶりフリー! 死ねよ!!!!! ねえってば!!!」

千杯「落ち着け!!!」

ぶりフリー「落ち着け!!!」

ゼルシャリウス「なら僕を助けてよ!!!!!! 怖いんだよ!!!!!!」



 ピカッーーーーーーン





 その時、希望の光が現れる!!!!!!!!!


照焼てりやき篇愚入ペングイン自転車男都チャリオッツ「俺たちがいるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゼルシャリウス「み……みんな!!!!」


 ゼルシャリウス泣きすぎて泣く! 砂のような涙がだばっと流れて気持ちがいい!!!


照焼てりやき「逃げるぞ、こんなところからは!」

篇愚入ペングイン「千杯先輩があんな女装男だったとはな。がっかりしたぜ! けつの穴!」

自転車男都チャリオッツ「ソーナンス」


ゼルシャリウス「奴隷は黙っていろ!!!!!!!! 照焼てりやき……!!!!」


 ゼルシャリウスと照焼てりやき、抱き着いてはじめてのチュウ!!!!!!恥ずかしいのでほっぺにチュウゥーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!



ゼルシャリウス「で……でりやぎぃ……!!!! 悪がっだよッ!!!!! おでが悪がっだ!!!!!!!!! おまえのごど……臆病者なんでいっでごべんなざいいいいいいいい!」


照焼てりやき「いや……俺は別に言われてなかったけどな」


ゼルシャリウス「ごべんなざいイイイイィィィィーーーーーッ!」



 ああ、気持ち悪い!!!!!!!


照焼てりやき「逃げるぞ!ゼルシャリウス!!!!奴隷どももついてこい!!!!!」

篇愚入ペングイン自転車男都チャリオッツ「アラホラサッサーーーー!!!!!!!!!!!!」





 ちゅどおおおおおおおおおおおん!!!!


千杯「アゴリーアタック・ケツアゴン!!!!!」


 千杯のケツアゴが二つに割れて奴隷二人の体に巻き付いた!!!!!!

 千杯の体がケツアゴを中心としおっさんに代わっていく。千杯は変身した!!!!!魔法少女♂熊之助だ!!!!!!!めっちゃつよい!!!!!!


 奴隷二人苦しんでいる!!!!!


ゼルシャリウス「やめろおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」



 まず、右のケツアゴを仮に+のケツアゴとする。そして左を-のケツアゴとする。+と-なので、ケツアゴはすごい勢いでくっつく!!!!!!



 やばい!!!!!!! ふたり!!!!!!!


奴隷「うわああああああああああああああああああああああああああああっ!」



 篇愚入ペングイン自転車男都チャリオッツは死んだ!!!!!!!!!!


 照焼てりやきとゼルシャリウス、廊下を走って逃げる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やべえ!!!!!!!!!これはやべえ!!!!!!!!


 ゼルシャリウスは死んだ。




 と思ったら生きてた!!!!!!照焼てりやきの力!!!!!!!!

ゼルシャリウス「お……おめえ……照焼てりやき……そ……その力は!?!?」


照焼てりやき「人に生命を分け与える能力、『クレジデッド・インバイス』だ。たぶん意味はよくわからない。まったく……魔法少女♂にさせられてしまった友達を助けるために、まさか俺まで魔法少女♂になってしまうなんてな……」


 照焼てりやきは腹筋をした!!!!!!!!!


照焼てりやき「ケラケラケツ毛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



 閃光が世界を包んだ。今、世界は照焼てりやきを中心に燃えていた。

次回予告


 魔法少女♂になりたくないゼルシャリウス!!!!

 また、そこにカプセル怪獣がやってくる!!!


 魔法少女♂照焼vs魔法少女♂の熊乃助!!!!!!!!


 ゼルシャリウス、どうする!?!!?!?!?!?!?!?!?



次回 『決断』

並び立つ、共同戦線崩れゆく。

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