ドタバタ
ドタバタを、ちょっと舐めてました。一人の男が、オフィス全部をちょっとしたきっかけでドミノ倒し式にぶっ壊す話を書けばいいと思っていました。が、頭の中でシミュレートしてみると、これが中々難しいんです。
PCを全部引き倒す所まではいいのですが、それ以上が続かない。
この場合、方向を変えて、オフィスの破壊を意図せずに行う当事者が、ひどい目に遭うというシーンでもいいのですが。どちらにしても、それなりの小道具は配置しなければならないと思います。
二日酔いで間違えて天使の羽根付きコスプレ用スーツを着てきた主人公が、窓を開けた時吹き込んできた突風にあおられ。羽が風を受けて回転し、フラフラになったところで、足元に置いてあった誰かの通勤用スケボーに足を取られてそのまま社長室に突っ込む。飾ってあった鶴のはく製と合体して戻ってきて、停止しようと何かをつかもうとしてPCを机からたたき落とし、窓際に寄ってブラインドを掴んでバラバラにした後に消火器に躓いて転倒。中身をぶちまけた所に行商のおばあさんが大量の芋を担いで玄関先でお辞儀をしたら芋が床に転がって、社員全員転びまくる……。
私の描写力不足で、上手く臨場感が出せませんでしたが、ドタバタ感を出すファクターとして、隣は養鶏場で自社オフィスは、手抜き建築で傾いているというのを入れておきたいと思いました。
映画などで類似のシーンが出たら、記憶しておいて描写することがいい練習になると思います。