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柳川の戦い⑭とかげ

◇◇

さてこれから「柳川の戦い」は、史実とは全く異なり、九州全体を巻き込む大戦へと移っていくことになる。

その為には、鍋島直茂が送った書状の行方について、知る必要があるのだ。



豊臣秀吉が九州制圧に乗り出す前は、「九州三国志」と言われるような戦乱が続いていた。


その主役たちは、島津、龍造寺、大友の三家であったことは、言うまでもないであろう。


その三家が今、大きく変わった史実によって、柳川を舞台に、激突しようとしていたのである。


無論、鍋島直茂率いる軍勢は、龍造寺家を代表しているものである。

そして、島津義弘が率いる軍勢は、島津家を代表して柳川城に進軍中だ。


そして、立花宗茂は、大友家を代表しているもの…と誰しもが思うであろう。

しかし、約二ヶ月前に、豊臣秀頼が保身の為に送った一通の書状によって、歪んだ史実が、ここにきて立花宗茂の立場をも、大きく歪めることになるのである。


それはなぜか…


言わずもがな、戦乱に乗じて大友義統が臼杵城を奪還したからである。

もちろんこの時はまだ正式に大友家の再興は認められていない。

しかし、一度歪んだ史実は、徐々にその歪みを大きくしていったのだった。



そう…


柳川を目指す残り一つの軍勢…


それは、大友義統の軍勢だった。

しかもそれは、かつての家臣である立花家を討ち滅ぼすために進んでいたのであった。



さて、その進軍に至る経緯を知る為に、少しだけ時間を巻き戻すこととしよう。



………

……


慶長5年9月に、かつての大友家当主であった大友宗麟の居城、臼杵城を掠め取った大友義統は、即座に次なる行動へと移った。

黒田如水の側近である栗山善助と交わした「島津家を共に攻める」という約束を果たす、という名分を掲げると、大々的に兵を城下に集めだした。

大友家を慕っていたかつての武士たちは、その多くが浪人であったり、帰農していたりしていたが、彼の求めによって、続々と臼杵城に入っていったのだった。


そして、徴兵と同時に彼は、周囲の石田方の領地へと兵を進めていく。しかし、それは城を攻めることを目的とはしていなかった。

ちょうど米の収穫の時期であった為、他国の農村を襲い、農民たちが避難していることをいいことに、米を略奪していったのである。


こうして臼杵城は、かつての大友宗麟が治めていた時と同じような活気を取り戻しつつあったのだ。



そしてそんな彼のもとにも、関ヶ原の一戦で、徳川家康が勝利を収めた報せが届いた。


「これから俺はどうすればよいのか…泰巌殿…」


普段は鷹揚な義統であったが、泰巌と呼んだその僧の前では、殊勝な言葉使いであった。

なぜなら、何を隠そうこの泰巌こそが、義統を再び歴史の表舞台まで引き上げた人物であり、今や彼の右腕となって様々なことを取り仕切っていたのである。


その泰巌は、当たり前のことのように義統の問いかけに答えた。


「豊臣秀頼の息の根を止めること…それだけをお前は考えればよい」


そう…泰巌が義統に力を貸す条件…それこそ「秀頼を亡き者にする」ということだったのである。


しかしその泰巌が一体何者で、なぜ秀頼の死を望んでいるかについては、一切語られることはなかった。

かく言う義統も、彼の素性のことなどには、全く興味がない。

彼の興味はひとえに「大名への返り咲き」であり、その目的を達成する為であれば、例え天下人の命であっても奪い去るつもりでいたのである。

それほどまでに彼は、かつての落ちぶれた自分に戻りたくはなく、例え泥を被ることになろうとも、彼はその野心を絶やすことはないであろう。

その眼はさながら、獲物をつけ狙う爬虫類のように鋭く、どす黒いものを含んでいたのであった。


そんな彼は泰巌に向かって、歪んだ笑顔で言った。


「秀頼を亡き者にする為には、もっと力が必要だ。

でなければ、近づくことすらままならぬ。

力をつけるためには、何が必要なのだ?教えてくれ、泰巌殿」


「お前ならその血肉をつけるには、何をする?」


と、泰巌は義統の腹を指差して問いかけた。


「食う…食って、食って、食い尽くす」


「…であれば、すべき事は分かるであろう」


「食い尽くせばよいのだな…人も米も…」


「容赦などする必要などない。

泣き叫び、慈悲を乞うような奴らは斬り捨てよ」


「言わずとも分かっておるわ」


そう互いに汚れた笑顔を見せ合う二人。

しかし泰巌は、もう一つ助言した。


「それにもう一つ。

力とは、他人に認めてもらって、初めてその意味を持つ。

誰も認めぬ力など、無用の長物に過ぎんと心得よ」


「それはそうだな…では、誰が俺の力を認めるに相応しい人物か?」


「竹千代に決まっておろう」


「竹千代?一体誰のことなのだ?」


「今は、徳川内府…であるか…」


「あの関東の田舎侍か…まあ、関ヶ原の一戦も奴が制したようだしな…仕方あるまい」


「奴に認めてもらうには、『功績』が必要」


「その為に、島津をぶっ潰しにいけ…と」


その言葉に泰巌は首を横に振った。


「今のお前では、残念だが島津の足元にも及ばぬ」


「ほう…それはいささか心外ではあるが、お主の言葉を信じよう。

では毛利か?長曾我部か?」


「いや、九州を出るのは、まだ早い。

いるであろう…手っ取り早く、潰しにかかれる相手が」


すると義統の目が暗黒に染まった。


「立花か…」


「しかるべき時が来たら、すぐに動けるよう準備を怠るなよ。

奴は…認めたくはないが、まあまあ手強い」


「くくく…あの立花宗茂を『まあまあ』程度と称するか…泰巌殿に言わせれば、徳川もさしたる相手ではないようだな」


「当たり前だ。竹千代ごとき…筑前の血を根絶やしにした後は、奴のひれ伏す姿をお前に見せてやろう」


「筑前…豊臣秀吉公のことか…」


「さて…おしゃべりはここまで…立花と戦うには、『人』がいる。

心当たりはあるのか?」


「ふむ…立花と戦える『人』か…

いないことはないが…あまり会いたくはないな…」


「何を弱気な事を漏らしておるのだ。

例え寝首を掻きにやってくるような相手であっても、手懐けることが出来ねば、大坂に近づくことなど絶対にかなわぬことぞ」


「あい分かった…では、早速手配することにしよう」


こうして義統は、一人の人物を呼びいれる為に、近くを探させた。

そしてその人物は、10月半ばに臼杵城の門前までやって来たのであった。


………

……


「ここに来るのも久しいのう!」


そう老婆が城を見上げながら懐かしむと、隣のいかにも人が良さそうな男が、その老婆に向かって言った。


「母上におかれまして、何年振りですかな?」


「こら!お前には節操というものが足りん!

女性に歳を感じさせるような問いかけをするでないわ」


そう老婆が小言を言うと、今度はその男の背後にいた少女がひょこりと顔をのぞかせて言った。

歳は十六くらいであろうか、長いつややかな髪は、頭で結われ、細身の体には余計な肉はついていないが、決して貧しい生活をしていたわけではないことが、血色の良さと着ている衣服から容易に分かる。

背はさほど高くはないが、それでも小さな顔には、気が強そうな大きな瞳、鼻や口は顔と同じく小さく、彼女の魅力を引き出す要素となっている。


「おばば様、それはあまりにひどい物言いです!

おばば様が『久しい』と、長い時を感じさせるような事を漏らさねば、父上もそのように問いかけなかったでしょうに」


「こら!お(きょう)!人の揚げ足を取るようなことを言うでない。

お主にはもう少しお淑やかさというものが…」

「母上、もう大手門の前でございます。門番のお方がお待ちですよ」


と、なおも小言を浴びせ続けようとしている老婆を遮るように男が穏やかな口調でたしなめると、それを待っていたかのように、門番の青年が、彼らに問いかけたのだった。


「お待ちなされ!ここは、大友義統殿の居城である。

何用で来られたのか、お聞かせ願いたい!」


話を途中で切られて不機嫌な老婆は、つかつかとその門番の青年の前までやってきて、顔をぐいっと突き出した。


「こら!お主!この顔を見れば、用など聞かなくとも、頭を下げて通すのが礼というものであろう!

近頃の若者は、そんな礼節も知らんのか!?」


そう老婆が鋭い眼光で問い詰めると、門番は困ったような顔でうろたえている。

それを見た少女が老婆と青年の間に入って、


「おばば様!もう時代は変わったのです!

島津の兵たちを骨抜きにした、その美貌も今となっては昔のこと…

鏡を見ればお分かりになるでしょう…

今のおばば様は、そうですね…さながら梅干し…」


と、首を横に振りながら告げると、老婆は腰に差していた短刀を抜きとって、少女に向かって構えた。


「今のは聞き捨てならぬ!」


するとふいを突いて、お杏は門番の槍を奪い取ると、それを老婆に向かって構えたのだ。


「おばば様がそのつもりであれば、黙ってやられるような杏ではございませぬ!」


そんな火花を散らす二人を前に、門番の青年は、自分の槍が奪われたにも関わらず、慌てふためくばかりで何もできず、同行者の男は「いつもの事だ」と、一触即発な場面においても、その穏やかな表情を崩していなかったのである。


全く対照的な男たちを尻目に、互いに隙をうかがい、本気で斬り込もうとしている、老婆と少女…


滑稽な風景が、今日もよく晴れた秋空のもとで繰り広げられていたのであった…


しばらくした後、こっそりと同行者の男が門番の青年の方へと近づき、彼の耳元で、何やらささやいた。


「それがしは吉岡統増と申します。こちらの母…妙林尼が到着したと、殿にお伝えしてくれるかい?」


その『妙林尼』という言葉を聞いた瞬間に、門番の顔は青を通り越して、白くなった。


それもそのはずである。

妙林尼と言えば、老人、子供、女、農民たちだけの城を守り抜き、島津の大軍が十六度も攻めてきたにも関わらず、それをことごとく撃退し、ついには名のある武将も含めて、数百人の島津兵を首にして、太閤秀吉に送りつけた伝説的な経歴の持ち主であり、大友家の者にしてみれば、英雄のような女性であったからだ。

その後の大友氏没落とともに、彼女の行方が知られていなかった事が、余計に彼女の噂を大きくし、この青年にしてみれば、さながら神仏のような存在であったに違いない。


青ざめた門番は何度か小さくうなずき、転がるようにして城の中へと消えていった。


「さて…あとは母上とお杏をどうにかせねばならぬ…」


と、統増は深いため息をついて、二人の間へと重い足を運ぶのであった…



………

……

「相変わらず元気そうで、何よりだ。妙林尼殿!」


そう機嫌良く声をかけたのは大友義統。彼は泰巌と二人の時とは人が変わったように、自分を大きく見せようと必死にその場を取り繕っている。

しかしそんな義統を見て、妙林尼は苦虫をつぶしたような顔で言った。


「お主は相変わらず、蜥蜴(とかげ)のような目つきをしておるのう」


「蜥蜴とは…これは手厳しい」


と、義統が眉をひそめると、妙林尼は続けた。


「ふん!わしらが必死に戦っている最中に、一人だけで城を捨てて逃げた男を蜥蜴と言わずして、何と表現したらよいか、お主は答えられるのか?」


この言葉にはさすがの義統も顔を青くすると、その様子に慌てた統増が、


「申し訳ございませぬ!近頃母上は歳のせいか、どうも小言を言うのが趣味と言いますか…」


と、母をたしなめるのだが、そんな息子の言葉が、さながら火に油を注いだように、妙林尼は顔を真っ赤にして怒鳴り散らした。


「こら!統増!例えどんなに愚か者であっても、諫言し続けるのが、年寄りの役割なのじゃ!ましては、この人でなしの男に対して、何も言わぬ家臣がいれば、むしろそれは不忠義と言えよう!違うか!?」


妙林尼の手厳しい指摘に、顔を青くして口を閉ざしてしまう、男二人…

その時、豪快な笑い声とともに泰巌が部屋に入ってきた。


「かかか!!これは愉快なばばあだ!義統!俺はこの女のことが気に入ったぞ!是非ともわれらの手の内に加えよ!」


「なんだこのじじいは!?初対面のおなごを見て『ばばあ』など無礼にも程がある!

長寿丸(大友義統のこと)!即刻斬り捨てよ!

もしお主が出来ぬのなら、この妙林尼が自ら手討ちにしてくれよう!」


そういきり立って、大手門の前でも抜いた腰の短刀に手をかける妙林尼。

そんな彼女を横に座っていたお杏が、一喝して制した。


「おばば様!仮にも主家の殿様の前にございますぞ!

普段より礼節を重んじる方であれば、今のご自身の行いが、どれだけ無礼なことか、お分かりにならぬ、とは言わせませぬ!!」


お杏の透き通った言葉は、その場を静寂に包むには十分なものであり、鎮まった場を確認した彼女は、丁寧に義統に向けて頭を下げたのだった。


「殿、お初にお目にかかります。ここにいる吉岡統増が娘、吉岡杏にございます。

こたびは、父の統増を再び、大友家の一員に加えていただきますよう、祖母とともにお願いしにきた次第にございます!」


もとより吉岡家は、大友家の家老として仕えてきた一門である。

軍事面では立花が、政治面ではこの吉岡家と臼杵家が取り仕切り、彼らは豊州二老と称されるまでになる。


ただし、義統が城に呼び寄せたかったのは、その吉岡統増ではなく、武勇で知られた妙林尼の方であったのは言うまでもない。

だが、一人でも多くの有能な家臣が欲しい義統は喜んでそれを受け入れようとした。


「うむ!これは思いもかけない、良き報せである!」


…と、その瞬間、泰巌が横から口を挟んだ。


「待て!その男を配下に加える条件として、そこのばばあと小娘も、配下に加わることといたせ」


その言葉に驚いた妙林尼は、泰巌に向かって目を見開いて言った。


「なんじゃと!?わしは一言物申しに、わざわざここまで来たのだ!」


「…であるか…では、そこの男の士官の話はなかったことになるが、それでもよいのか?」


「ぐぬぬ…」


「かかか!口うるさいばばあも、所詮は人の親のようだな!文句がないなら、この件は落着であるな!かかか!」


丁寧に頭を下げる統増とお杏の親子の隣で、納得いかない様子で歯ぎしりをしている妙林尼であったが、最後は息子と孫に押されて、渋々義統に頭を下げたのであった。



◇◇

慶長5年10月24日――

鍋島直茂から出陣を促す書状が、義統のもとに届けられると、彼は集めた武将を一同に呼び集め、謁見の間にて、初めての評定を行った。


そこで、彼は驚くべき人事を発表したのだった。


「当家の筆頭家老を…吉岡妙林尼とする!軍事面、政治面においては、よく彼女にその指示を仰ぐように!」


なんと女性が筆頭家老に任命されたのだ…男社会を象徴するような、武士の世界において、その衝撃は計り知れないものであったに違いない。

しかし、大友家内において、彼女の功績を知る彼らは、誰一人として異論を唱えなかった。


しかし、周囲を驚かせる人事はこれだけではなかった。


「政治における家老は、吉岡統増と臼杵鎮定を任ずる!

さらに、軍事においては、吉弘統幸と…」


ここまでは順当な人事と言えよう。

そして軍事における、もう一人の家老は、義統に忠誠を誓い、武芸の達人である賀来鎮綱か、その息子である正綱であると、誰しも思っていた。


しかし、その予想は、見事に裏切られることになる。



「吉岡杏!お主に命ずる!」



そう義統が任命すると、あたりは一瞬静寂に包まれたかと思うと、その場の全員がどっと声を上げたのだ。


――誰だ!?

――名前からしておなごか!?


この発表には、誰しもが度肝を抜かれ、指名された杏自身すら、開いた口を塞げないでいたのであった。


ざわめく人々を見て、それまで黙っていた妙林尼が、


「静まれ!!よいか、皆の者!!ここに大友家は生まれ変わった!!

この生まれ変わった大友家において、それまでの身分、家柄は一切無用と考えよ!!

必要なのは、至って単純!

その能力と実績である!!

今、殿が発表した家老も、明日には変わっておるやもしれぬ!

なぜなら、相応の実力のない者や、実績の残せない者は、即刻その役職から下りてもらうからのう!

裏を返せば、才覚次第で、女子供、老人に関わらず、例え僧侶や農民、商人であっても、重役に取りたててしんぜよう!

亡き豊臣秀吉公を倣うがよい!あのお方は農民の出でありながら、その才覚を織田信長公に見出され、最後は天下人まで登りつめた!

この大友家内において、わしの地位をおびやかす者が、明日にでも現れるのを、楽しみに待とうではないか!

ついては、大いに励むがよい!!

目指すは大友家の確固たる再興と、お主ら自身の立身出世である!」


と、高らかと宣言したのであった。


――おおっ!!


その場にいた全員が、心の底から返事をすると、部屋は一気に熱い空気で包まれた。

それもそのはずである。

男子たるもの、誰もが重要な役職につきたい、という野心はあるものだ。

しかし、それまでの彼らの社会において、それは生まれた時から定まっていた範囲を超えることは、まれだったのである。

ましてや、農民の出で天下人となった、太閤秀吉のことなど夢のような話であった。

だが今、その夢のような話が、己の実力次第では、現実のものになるかもしれない…

その事は、彼らの野心と忠義の心に火をつけたのは、当たり前のことであったのかもしれない。


そんな中、お杏はつつっと妙林尼まで膝を進めると、顔を近づけて小声でささやいた。


「…ちょっと!おばば様!私は何の才覚も実績もないのですが…」


「かかか!気にするでない。お主は気付いておらぬかもしれぬが、物心ついた頃から、この妙林尼から教えを受けていたのは、この世でお主ただ一人であるからのう…その意味、この後すぐに誰もが思い知ることになろうて」


その後も一通り人事が発表されると、次に義統は、立花宗茂討伐の宣言をした。

そして、翌日には軍を率いて城を発ったのであった。





史実にはない大友家の陣容の為、かなり色をつけて表現いたしました。


それにしても、泰巌とは、一体何者なのでしょうか…

まだまだ先の話ではありますが、その正体も徐々に明らかにされていくことでしょう。


そして吉岡杏。

彼女は完全に架空の人物になります。

大友家の旗印が「杏葉」ですので、そこから名前を取りました。

彼女の存在も、今後の話の一つのキーになっていくのですが…


さて、次回から一気にクライマックスへと突入していきます。


果たして柳川の戦いの行方とは…


どうぞこれからもよろしくお願いいたします。



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