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笹倉奇襲戦③

「秀頼様! 行ってはなりません! ……って、おい! 治徳と氏久まで何をやっているのだ!?」

「秀頼様が助けるって言っているのだ! 家臣の俺たちが共に行かずしてどうする!?」

「暗いので秀頼様が道に迷わないように手助けいたします」

「ちょっとお主ら…… ええい! もうどうなっても知らないからな!」


 と、結局は重成も含めて三人全員が、俺の背後からついてきている。

 周辺は煙に覆われているが、火はだいぶ弱まったようだ。

 俺はすすり泣きの聞こえる方角へと、なおもくすぶり続ける草木をかき分けて進んでいった。

 すると足元に一人の兵が横たわっているではないか。

 彼が背にしている旗は、重成の読み通りに『大友家』を示すものだが、すぐさま彼に近寄り声をかけたのだった。


「おい! 大丈夫か!? どこが悪いのだ!?」


 彼は俺に目を向けると、脂汗を浮かべた顔を驚愕に歪めた。


「お、お主はもしや……」

「豊臣秀頼じゃ」


 緊急事態に変に身分を隠しても仕方ない。

 だが俺があまりにも正直に即答したため、背後の三人も、目の前の大友兵も言葉を失ってしまったようだ。

 本当なら彼らの反応をじっくりと楽しみたいところだが、今はそういう訳にはいかない。

 ぐずぐずしていたら全員丸焦げになってしまうからな。


「ほら! 手を貸すから! 立てるか?」

「いや……頭を強く打って、体が痺れているのだ」

「分かった。治徳、手伝ってくれ!」

「お、おう!」


 急に声をかけられた治徳は生返事をして、俺の元へ駆け寄ってきた。

 そして二人で大友兵の両脇を抱えて、なんとか立たせたのだが、彼は特徴的な鉄製の鎧を着ており、それがやたら重い。

 俺はたまらず声を荒げた。


「重成! ぼさっとしてないで、背中を押さんか!」

「は、はい!」


 こうして三人がかりでようやく彼を歩かせることに成功すると、氏久の先導のもと、火の届かぬ洞穴へと戻っていった。

 一方の大友兵は、俺たちの行動に戸惑っているようで、当たり前のことを俺に問いかけてきたのだった。


「なぜ敵の俺を助ける?」

「目の前の人が死にそうになっているのを放っておけなかっただけだ」

「これが罠だったらどうするつもりだったのだ?」

「罠? だとしたら見事に騙されたという訳だ! はははっ!」


 俺の笑い声に彼の目は大きく見開かれたのもつかの間、彼はふっと肩の力を抜くと、諦めたように声の調子を落として言った。


「はは……豊臣秀頼公というお方は、噂に違わぬお人だったということか……」

「むっ? われの噂?」

「ええ、誰もが噂していたのですよ……豊臣秀頼公は『お天道様のようなお人だ』と」

「お天道様?」

「わけ隔てなく、人に幸せを運ぶようなお方、という意味でございます」


 今度は俺が目を丸くする番だった。

 まさか大坂から遠く離れた豊後国で、そんな好意的な噂が広がっているなんて思いも寄らなかったからだ。

 そして彼は遠くを見つめながらつぶやいた。


「出来れば俺も秀頼公のようなお方の元で働きたかった……」

「それはどういうことだ……?」


 俺がそう問いかけた時だった。


――誰だ!? そこにいるのは!?

――味方なら名を名乗れ!!


 と、背の高い草木の向こう側から、俺たちに向けて大きな声がかけられたのだ。

 俺たちは一斉に顔を見合わせた。

 まずい! 見つかった!!

 誰も口には出さなかったが、心の中の言葉は同じだっただろう。

 戸惑いを隠せないでいる俺たちを見た怪我をしている大友兵は、大きな声で返事をしたのだった。


「初太郎だ! こっちには誰もいない! 恐らく笹倉とは別の方へ逃げていったに違いない!」


――初太郎か! お主、崖から落ちたと聞いたが、無事だったか!

――まだ火の手がある! お主も早くここを立ち去るのだ!


「ああ、分かってる! 後で落ち合おう!」


 俺たちが助けた大友兵、初太郎の言葉のおかげで、兵たちの気配が消えていった。

 俺はほっと胸をなで下ろすと、彼に頭を下げた。


「ありがとう。助かった」

「礼を言うのはこちらの方だ。しかしこの後どうするのだ。このまま俺を抱えたままでは、すぐに火にまかれてしまうぞ」

「それなら心配ない。俺たちの隠れ場所に……」


 そう俺が言いかけた時だった。


「秀頼様! あそこをご覧ください!」

「ややっ! あれは大友兵か!?」

 

 なんと先程まで隠れていた洞穴に数名の大友兵の姿が見えたのだ。


「ええ! 恐らく火の手を避けていたら、洞穴にたどり着いたのでしょう」

「危なかった……もし、あの場所にずっと隠れていたら鉢合わせになるところでした」

「けっ! 重成が言うか!? お主は『行ってはなりません!』と連呼していたではないか!」

「ぐぬっ……悔しい。治徳に言いくるめられたのが悔しすぎる……」


 声を殺しながら笑う治徳と、顔を真赤にしている重成をよそに、俺はもう一度初太郎に頭を下げた。


「お主はわれらの恩人だ。あらためて礼を言わせてくれ。ありがとう」

「よしてくだされ、秀頼公。それよりも俺はもう一人で歩けます。あいつらは俺が気を引きつけておきますので、秀頼公たちは早くお逃げくだされ」


 助けた相手にいつの間にか助けられているのが不思議でならない。

 そして俺たちは敵同士でありながら、さながら親友同士のような熱い抱擁をして別れたのだった。


 静かに洞穴から距離を取る俺たち四人。少し行くと笹倉と周辺が一望出来る場所へ出た。

 もちろん夜中に見えるものは少ない。それでも俺は目を細めて戦場全体を見ていた。

 そこでとある物を見つけた俺は、周囲に覚られることなく、ニヤリと笑った。


 そして再び辺りに人の気配がなくなったところで、重成が俺に問いかけてきた。


「秀頼様。いかがなさいましょう。このままここらをウロウロとしていては、敵に見つかってしまいます!」

「うむ、では笹倉に戻るとしよう」

「………」

「………」

「………」


 俺の発言に三人が一様に固まる。

 俺は真顔で氏久に命じた。


「では氏久。道案内を頼む」


 そして三人が一斉に声を上げたのだった。



「「「正気ですかぁぁぁ!?」」」



「しっ! 声が大きい! 敵に見つかったらどうするのだ!」

「いやいやいや! 笹倉に戻ったら、敵に見つかるどころか囲まれてしまいます!」


 顔を青くしている重成に対し、治徳と氏久の二人は俺に近づいてきた。


「ひ、秀頼様……それはかぶき過ぎってやつだぜ……大野治徳、どこまでもついて行きます!」

「では、こちらになります」

「ちょっとお待ちください! 行ってはなりません!」

「うるさいぞ、重成! お主の『行ってはなりません!』ほど当てにならんものはない!」

「ぐぬぬっ……治徳め! 覚えておけよ!」


 こうして俺たちは行く手を阻む火の手をかいくぐりながら、敵兵がひしめく笹倉へと足を進めていったのだった。


◇◇

 

「やっぱりこうなってしまったではありませんか!?」

「うるさい、重成! 今そんなことを言ったって仕方ないだろ! とにかく秀頼様を守るのだ!」


 笹倉に戻った瞬間から、俺たちは大方の予想通りに十人以上の大友兵たちに囲まれてしまった。

 俺を中心として三人が円陣を組んで、敵兵たちを牽制している。

 だが見た目からして屈強な大友兵たちは、ジリジリと俺たちとの間合いを詰め始めていたのだった。

 

 そして敵兵の槍が間近に迫った時、俺は天まで届くような大声を上げた。



「たいがぁぁぁぁぁん!! 降伏するなら今しかないぞぉぉぉ!!」


 

 俺の言葉に重成が思わず振り返って俺の顔を覗き込んだ。

 間合いをつめていた大友兵たちも驚いた様子で、二三歩後ずさっている。


「ひ、秀頼様!? 今の状況が分かっておられるのですか?」


 ……と、その時だった。


「うわっはははは! で、あるか! 面白いではないか!!」


 と、聞き覚えのある笑い声が前方から聞こえてきたのである。

 そしてしばらくすると、目の前の大友兵が、横に動いた。

 するとそこから黒いマントを身に纏った老人が姿を現した。


 『魔王』泰巌だった――


 俺は口角を上げて挨拶をした。


「よう、久しぶりであるな。魔王殿」

「うむ、ますます外見だけは立派になりおって。中身はつまらん小僧のままのようだが」

「はははっ! 言うな。これでも一生懸命に『勉強』してきたのだ」

「…‥で、あるか。して、何を学んだ?」


 俺を見下ろしながら問いかける泰巌に対し、俺は変わらず不敵な笑みを浮かべて言い切った。



「徳川家康の潰し方だ!」



 みるみるうちに泰巌の顔が紅潮していく。


「うわっははははは! 流石はハゲネズミの息子よ! 口だけは達者であるな!」


 俺は、上機嫌な彼に冷水を浴びせるような言葉を浴びせた。


「お主は踏み台に過ぎんのだ。さあ、早く降伏せよ」


 泰巌はピクリと眉を動かしたが、余裕の笑みを崩さずに言った。


「もうよい。貴様との言葉遊びもここまでだ。せめて最後に言葉を吐かせてやろう」

「ありがたい。では一言だけ教えてやるよ」

「貴様が余にか?」


 俺がコクリと頷くと、泰巌はますます口角を上げて「言ってみろ」と先を促した。

 俺はバッサリと切り捨てるように告げたのだった。



「信頼する家臣だけでなく、直属の一兵卒からも愛想尽かされてるようじゃ、はなから天下なんて取れるはずもなかったんだよ、この勘違い男め!」



 泰巌の顔が醜く歪むと、彼は怒りに震える声で周囲の兵に命令した。


「殺れ!」


 命令の直後に大友兵たちが槍を強く握りしめると、再び俺たちとの間合いを詰めだした。


「くっ! こうなれば一点突破して秀頼様の逃げ道を作るしかあるまい!」

「初めて意見が合ったな、重成! ならば俺から斬り込むぞ!」

「いや、ここは俺からだろ! 治徳に譲る訳にはいかない!」

「何を言うか! その役目は俺だ!」

「いや、俺だ!」


 どこかで聞いた漫才のようなやり取りをしている重成と治徳の二人。

 しかし大友兵は彼らの意地の張り合いを待つはずもなかった。


「うおおおおおおっ!!」


 と、いう凄まじい気合の声と共に一人の兵が突撃してきた。

 

「秀頼様! 危ない!!」


 氏久が俺の背中から声をかけてくる。

 しかし俺は口元を緩めながら言った。


「うろたえるな!!」


 なぜなら俺には分かっているのだ。

 全て分かっていたからこそ、初太郎を救出し、ここへ戻ってきたのだった。


 笹倉の地に『黒備え』の軍団、明石全登の軍勢が到着したことを――


ーーヒュン!


 という空気を切り裂く音がした。

 そして引き続き、


ーーガッ!!


 と、大友兵の足首に鎖が巻き付けられる音がしたのだ。

 その直後に、彼は前のめりに倒れた。


 それは由利鎌之介の鎖鎌だった。


「間に合ったぁ! やったよ! 才蔵! 俺を褒めてくれてもいいんだよ!」


 と、可愛らしい声が聞こえてくる。

 俺は素早く大友兵の槍を奪い取ると、それを襲いかかってくる兵たちに向けた。

 突然のことに兵たちは混乱して、尻込みしている。


 既に前線は明石軍によって制圧されたのだろう。

 だから真田十勇士が俺のもとに駆けつけることが出来たのだ。

 それも俺の計算のうちだった。

 そして俺は大声で叫んだのだった。



「やっちまえ!! 真田十勇士ども!!」



「くらえ! これが穴山小助の金遁の術だ!!」


――ドパパパパッ!


 空中で大量の爆竹が破裂すると、大友兵たちの突進が完全に止まる。


「うおおおおお!! どけどけどけぇ! 三好清海のお通りだぁ!」


 大柄な大友兵たちが次々と空中に吹き飛ばされていくのが目に入った。

 そして青海が作った道を、風になってやって来た二人の男たち……。


 霧隠才蔵と猿飛佐助だった――


――ズンッ! ズンッ!


 鈍い音がこだますと共に、俺の目の前にいた二人の兵が倒れる。

 そして忍び装束をまとった霧隠才蔵が俺の前に躍り出た。


「秀頼様。『お久しぶり』でございます」

「ふふ、やはりお主の目はごまかせぬか」

「才蔵! 来るぞ!」


 佐助の言葉で再会の挨拶を切り上げた才蔵は、再び敵陣の中へと消えていった。

 

 ふと周囲を見渡せば、あれほど優勢だった大友軍は、かなり数を減らしている。

 乱戦の中、刀を抜いた泰巌がぼそりと呟いた。


「援軍……か? しかし何も見えぬ」


 俺はニヤリと口角を上げて、眉をひそめている彼に向かって言った。


「明石全登……『黒備え』の軍団は、夜戦を最も得意とする者たちでな。音も気配もなく敵に突撃出来るのだ」

「……で、あるか」

「もう貴様に逃げ道はない。大人しく降伏しろ」


 俺の言葉に、泰巌の口元が緩むと、俺を睨み付けながら言い捨てた。


「くくく……誰が余に指図してよいと言った?」

「そんな態度だから、貴様はいつも『負ける』のだ!」

「うるさぁぁぁぁい!! ハゲネズミの分際でぇぇぇ!!」


 泰巌が刀で俺に襲いかかる。

 俺は手にしていた槍を捨てると、自分の刀を抜いた。


――キィィィン!!


 とても老人とは思えない重い一撃に、俺の足が地面にめり込む。

 しかし俺は慌てることはなかった。


「この程度でやられてしまったのでは、師匠に笑われちまうんでな」

「であるか! ならばこれでどうだ!!」


 泰巌の腰から、この時代には珍しい『短筒』が抜かれる。

 流石の俺もこれには目を丸くした。


「死ね!!」


――ドォン!


 派手な鉄砲音が炸裂した。

 

 すると……


 泰巌の手から『短筒』が消えていた……。

 いや正確に言えば、鉄砲玉に貫かれた彼の手は、短筒を持つ力を失ったのだった。

 思わず泰巌の顔が苦痛に歪む。

 すると俺の右から低い声が聞こえてきた。


「……命中」


 それは根津甚八だった。

 俺は心の中で彼に礼を言うと、なおも呆然としている泰巌に向けて刀を振り下ろした。


――ザンッ!!


 鈍い音に骨ごと斬り裂いた手応えを感じながら、俺は残心の姿勢を取った。


――ブシュゥゥゥ!!


 泰巌の額がパックリと裂けると、鮮血が漆黒の闇を赤く彩る。

 だが彼は倒れずに、なおも俺に刀を突き立てきた。

 俺はそれをひらりとかわすと、返す刀で彼の首筋に一閃を走らせたのだった。


――スパッ!


 今度は軽やかな音だ。その音と共に泰巌はゆっくりと膝をついた。

 俺は油断を見せずに切っ先を彼の顔面に当てる。

 そして淡々とした口調で、先程彼に浴びせられた言葉をそっくりそのまま返した。


「せめて最後に言葉を吐かせてやろう」


 すると彼は変わらぬ微笑を携えたまま言った。


「是非に及ばず……」


 俺は「そうか」と一言だけ返すと、背中を蹴り飛ばして彼を完全に倒した。

 そこに、駆け寄ってきた大野治徳が止めをさす。

 そして彼は高らかと告げたのだった。


「敵将、泰巌!! 豊臣秀頼様が討ち取ったりぃぃぃ!!」


 と――。


◇◇


 こうして笹倉奇襲戦は、大友軍の大将である泰巌の討死をもって幕を閉じた。

 どうにか生き残った大友兵たちは散り散りとなって戦場を後にしていった。

 そして俺たちは、ここに向かっている大谷吉治らの到着を待つことにしたのだった。

 

 簡素な本陣が建てられると、早速明石全登が入ってきた。

 彼は丁寧に頭を下げた。


「秀頼様、ご無事でなによりです」

「うむ、全登のおかげで勝てたようなものだ。あらためて礼を言おう」

「いえ、さながら『未来』を知るような秀頼様のご指示があってこそのことです。『おかえりなさいませ』秀頼様」


 全登が顔を上げて、微かに笑みを浮かべる。

 彼も俺が再び『近藤太一』が宿ったことを理解したのは明らかだ。

 俺は何度か頷くと、彼を席に座らせたのだった。


 そして間もなく、大谷吉治と吉岡杏が本陣の中に入ってきた。

 どうやら彼は俺のことを既にどこかで耳にしていたようだ。


「秀頼様!! おかえりなさいませ!!」


 と、俺に抱きついてきた。

 俺は「く、苦しい」と顔を赤くしながら彼の背中をポンポンと叩くと、彼はすぐさま俺から離れて頭を下げた。

 なお吉岡杏は俺の正体を知らないため、俺たちの様子を怪訝そうに見ていたのだった。


 そして俺は全員に席につくよう促すと、幸村に熊本城周辺の地図を開かせた。

 そこに俺はパチパチと黒の碁石を置いていく。

 それは大友軍の布陣だった。


「こ、これをなぜ……?」


 杏が真っ青な顔で俺を見つめている。

 相変わらず美人の視線に慣れていない俺は思わず顔を赤らめる。

 すると甲斐姫の冷たい声が俺を突き刺してきた。


「千殿に言いつけてやるからな」


 俺は目を丸くして彼女の顔を覗き込む。

 すると彼女はニコリと微笑んで言った。


「早いこと片付けて、千殿に元気な顔を見せてやるんだな」


 そうだ……! 彼女は俺の帰りを待っているのだ!

 しかし今彼女は徳川家康のいる駿府城に『囚われの身』となってしまっているはずだ。


 なんとしても彼女を奪い返す!

 そして彼女を今度こそ『笑顔』にするんだ!


 俺は不退転の決意を胸に秘めて、大声で宣言したのだった。



「これより作戦会議を始める!!」



 大友軍、三万に対して、豊臣軍は五千。そして熊本城に篭もる加藤清正の軍勢は一万。

 兵力差はおよそ二倍だ。

 

 それでも俺は心に誓っていた。


――絶対に乗り切ってみせる!


 と――

 



 









真田十勇士と秀頼くんのコラボが書きたくて、少し展開をドラマチックにいたしました。

ちなみにここでの時代考証は「くそくらえ」です。

久々にスカッとして、作者としては満足なお話でした。

皆様はいかがでしたでしょうか。


さて、次回は「大友の乱」です。

加藤軍を除けば、兵力差六倍!

秀頼くんの乾坤一擲の策は炸裂するのでしょうか!?

是非、お楽しみに!


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