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プロローグ
プロローグ
私は夢見ていた。
この鳥籠のような部屋からいつか、誰かが助けに来てくれることを。
その日は、なんだか騒がしく。
「お嬢様は決して部屋から出ないでください」
と、そうメイドに言われていた。
なので一人、天窓から星空を見上げる。
外の騒々しさとは裏腹に、星は静寂をもって綺麗だった。
絵空事を一人呟く。
「私はドラゴンに囚われた姫で、いつも天窓を眺めている。そして、いつの日かその天窓を破ってナイト様が助けにきてくれるの」
そう、こんな夜に、奇跡は起こるのだと。
黒衣の男性が、天窓を突き破って降りてくる。
キラキラと舞い落ちる硝子と共に。
その腰には、ファンタジーのように一本の剣が。
こうして、私ことローズエッタ・クリスタルの物語が始まるのだった。
1年ほど前の稚作です。
こうして振り返ってみるとまだまだだと思います。
出来れば手にとっていただけるとと思います。




