奴隷鬼ごっこ
前回までのあらすじ
愛華は高校に行ったが、そこでチョーウキヨーウの者が生徒を性奴隷にすると言った。チョーウキヨーウの生徒とペアをつくるため、鬼ごっこで捕まった女子が捕まえた者と性奴隷の契約をすることになった。
愛華は勢いよく体育館の扉を飛び出した。5分間しか逃げる時間はない。
愛華「鬼ごっこだけど見つかった時点でもう終わりだよね。鬼が500人はいるんだから。全校生徒の男子と同じ数のチョーウキヨーウの生徒が鬼になるって言ってたから。」
これで一対一のペアをつくってそれを主にして仕えろっておかしいでしょ。
愛華はいきどおりを感じながら、隠れる場所を探していた。高校の敷地内は広いが女子生徒500人が隠れるとなると小さく思う。
ここにしよう。
愛華は体育倉庫の扉をそっと開けた。
ガラガラ
暗いし、これなら大丈夫そう!
ん?
よく目を凝らすと、高跳びのマットに挟まってる女子とサッカーボールのかごの後ろでかがんでいる女子がいた。
やっぱ隠れ場所の取り合いになるよね。どうしよう。
ひとついい案を考えた。やるしかない。
それは愛華は思考を変えて体育館の中で隠れることにした。
鬼が体育館の中に集まっていると思うけど上手くいけばばれない。灯台もとくらしというやつだ。
愛華は静かな足取りで体育館に近づいた。窓が開いていたので中をのぞくとタイマーは残り10秒になっていた。
ヤバい隠れないと!
「はじめ!」
大声で叫ばれた合図とともに500人の男が一斉に体育館から抜け出した。地ならしがなるくらいの勢いである。しかし、愛華側の扉ではなく、体育館を挟んだ反対側から鬼が出てったのである。
よし、今なら入れそう。
愛華は舞台裏に通じる裏口のような扉を静かに開けた。
心臓の鼓動が激しくなる。今、見つかったらおしまいである。
幸い、人はいなかった。扉を開けると演奏用のピアノなどがある部屋に通じていた。その後、音が鳴らないようにドアノブをひねりながらそっと扉を閉じた。
えっと、これからどうしよう。
あたりを見渡すと、舞台の下に卒業式などに使う絨毯が見えていた。
取り外す式の板を外せばそこに隠れられる!
愛華はいそぎながらも静かに舞台下の緑色の絨毯があるところに隠れた。
舞台下に隠れてから何分が経過しただろうか。体育館のなかで悲鳴が聞こえる。
「やめて、ひっぱらないで」
「助けて、性奴隷なんて絶対イヤ」
「お願い許して」
おそらく、鬼に捕まってしまったのだろう。女子たちの叫びを聞くとこれから私はどうなるんだろうという思考が暗闇の中でうずまいてしまう。
20分は経過したのであろうか。制限時間は30分であるため、残り10分隠れることができれば私は助かる。ふと気づいたことがある。体育館の中での女子の声が聞こえなくなった。
愛華は、もう30分終わったと思った。思ったというか、自分は鬼から逃げる恐怖からはやく解放されたくて、制限時間が終わってたら自由になれると思って、舞台下の絨毯のしまうとこから、戸をゆっくり開けた。
それが間違いであった。




