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14話 会心


「へぇ。じゃあやっぱりあんまりVRゲームとかやったこと無かったんだ」


「うん。そもそもゲームをあんまりしたことがなくって、エグスタがちゃんとやるゲームでは初めなんだ。結構分からないことも多いけど楽しんでるよ」


「私はヒナよりかは経験あるけどほとんど初心者ね。エグスタではいくら美味しものを食べても太らないって聞いたから始めたわ」


2人ともゲーム初心者なのか。エグスタってチュートリアルとかないタイプのゲームなんだけど大丈夫なのか?


ちなみに現在は雑談中である。俺も相手もこの後予定があるが、時間的に結構後なので暇つぶしだ。


「でも戦闘には慣れてきたかも。ファストウルフも最初は1分半くらいかかってたけど、最近だとすぐに倒せるしね。でもダメージが安定しないのはなんでなんだろう?」


ん?ファストウルフを1分半?それは90秒ってことか?いや気の所為だな。


「あぁ。それは多分会心攻撃だろうね。熟練度もあるから基本ダメージは上がってると思うけど、たまにすごいダメージがでたりするんでしょ?」


「そう!たまに凄くいいのが出る!」


会心攻撃、まぁクリティカル攻撃だな。このシステムって結構複雑で、DEXとLUKが発動しやすさには関係するんだが、剣の当たり方とか敵の弱点とか、剣の状態、敵が防御してるかとかどうかで発動しやすかったりしなかったりする。

会心発動時のダメージ補正値もここら辺が関係するんで具体的な数値というのは出しづらい。ただ一応武器には隠しステータスで補正値を伸ばすことは出来たりする。


ただ会心っていうのは2種類存在していて、さっきの仕組みともうひとつ、部位破壊によるものがある。いや正確には会心では無いんだが、会心に関わってくるからな。


敵を倒すだけのダメージを与えていても、腕の切断とかをして部位破壊をしたらダメージがある程度固定化する。会心時も同じでどんなけ凄いダメージが出ていてもダメージが上書きされることが多い。

あれだ。綺麗に切りすぎて逆にダメージ少ない的な状況になる。まぁ首なんかを斬ればだいたい一撃で殺れるんですけどね。


基本的に部位破壊ははダメージ帯にあっただけのダメージで壊れるので困ることは無い。ただ一部モンスター、例えばリザードマンの尻尾とかに超高火力の斬撃とか飛ばしてもこれで大したダメージにならなかったりするから注意が必要だ。

まぁこのことを説明するのもめんどいので、ヒナにはおすすめの説明動画を紹介しておく。


「そういえば2人の職業ってなんなの?」


「アル君って[弓使い]ですよね?あれって当てれるんですか?私はそういうのが心配で剣系のジョブにしたんですけど…」


「まぁ、距離によるかなぁ。一応命中率は練習したから高く保ってるけど。

アヤって魔法系のジョブでしょ?近接だったら一応矢切できるし任せてよ」


「やっぱりエルフだと分かる?」


魔法と弓どっちが優れているかという議論が最初の頃は起きていたが、今のエグスタでは理論値で言えば魔法と言われている。魔法を使う上で1番ネックになってくるのは詠唱だ。


アニメとかみたいに口に出さなくてもいいし、ある程度なら詠唱破棄もできたりするが、普通に記憶ゲーである。別にカンペを見てもいいけどその分速度も下がるし、状況に応じた魔法が直ぐに使えなくなる。

上位魔法とかだと詠唱が長かったりするし、間違ったらその分威力に関係してくるしで結構魔法って難しい。そこに魔力操作とかもあるし。その分威力や種類、効果の強さ等は圧倒的だが。


その点弓なら矢の消費がある代わりに好きな属性を付けれたり、矢そのもので攻撃すれば消耗もしない。いや下手にやると折れたりするけど。

ちなみに昨日のリアの配信で矢切配信をしてくれたので、ちょっとは矢切でも戦えるはず。

魔法と連携すれば魔法矢が作れたりもするのでそこら辺はアヤ期待したいな。


「私は今は[双剣士]と[大剣士]をしてるけど、まだ利き手以外に大剣を持てなくて双剣にできないんですよね。なのでもうちょっと頑張りたいです」


「ん?一応言っておくけどジョブって並行してレベル上げするよりも、ひとつのジョブを先にやってカンストさせた方がいいと思うよ。ステータスにボーナスが入るしスキルも増えるからねー」


あれ?でも[双剣士]の剣が2つ持てるスキルって[双剣士]系統のジョブ専用じゃなかったっけ?それに結構上位職まであげないとスキル的にもステータス的にも大剣なんて装備できなかったような。初心者だからまだ知らないのかな?


「ほら、私は運良く〈後継者〉ってスキル取れたので2つ職業が使えるんですよ!」


「え?」


え?

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― 新着の感想 ―
[一言] 全ての作品と更新に感謝を込めて、この話数分を既読しました、ご縁がありましたらまた会いましょう。
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