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プロローグ2: 天変地異

 あなたは、ペットショップで売られている動物たちを

かわいそうだと思ったことはありますか?

わたしは、ない。


*******************


 2XXX年、人類は支配下に置かれた。動物たちの。

何かしらの天変地異が起こり、動物たちは進化した。


 人間のような体つきに、人間のような顔。人間の言葉をしゃべり、

人間と同じような動作をする動物たち。そして、人間と同じような知能を持ってしまった

動物に、人間は勝てなかったのだ。

人間と違うこと言ったら、その耳、ひげや尻尾がまだ残っているということ

以外には何もない。


 人間たちは戦争を起こし、科学の力で世界を元通りにしようとしたが、負けた。

そのときから、家に暮らし、仕事をするのは人間化した動物たちのみ。

大人の人間は労働などに使われるようになり、子供の人間はというと、これも同じく

労働用に売り出されたり、人間が犬を飼うように動物たちに飼われるようになった。


カメリアの家族、クルンスト一家も例外ではない。

彼女たちは、人間化した猫だった。


*******************


 あなたは、ペットショップで売られている動物たちを

かわいそうだと思ったことはありますか?

わたしは、ない。

なぜなら、私はそこに閉じ込められている人間の一人・・・いや、一匹だからだ。





 カメリアが欲しがっているペットは、人間。    

短い一話ですね・・・すいません。

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