表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/67

白薔薇のプリンスのぼやき

俺は今、この世界に来て始めに見た天井を眺めている。


あのあと、国王と宰相たちに事の顛末を説明し自室に戻った。


疲れた。

目覚めてから、いろんなことがあり過ぎて脳が追いつかない。


今頃、王道ヒロインはレスターたちに保護されて、どこかの部屋で休んでるんだろう。


それにしても、ヒロインが過ぎないか?

まず、白の寝衣って!

あんまり着ないだろ!

最近はショートパンツにTシャツとか、スウェットのパジャマじゃないのか?


突然見知らぬ場所に来て、剣を向けてきた相手に「敵じゃありません。」って近寄ってくるか?


いや、来ないだろ!

まだ泣いて喚いてたほうが人間味あるわ。


白薔薇のプリンスも同じこと思ったんじゃないか?

そりゃあ、恋に落ちんわ。

だって、第一印象最悪だもん。

むしろ、怖いわ。



考えたくないが、王道ヒロインが現れたってことは、そのうちツンデレ悪役令嬢とリアリスト侍女も現れるんだろうなぁ。


はぁ、憂鬱だ。

恋ができる気がしない。


恋なんかより、冒険がしてぇー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ