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甘えん坊の苦悩

作者: 武城 諸行

今まで色々なものを頂き、親の愛情を痛いほど感じて、礼を言い尽くせないほどです。それだけに自分の能力、器量の矮小さが目立ち、大変虚しく感じています。これだけ、親から大切に育てられていながら、普通の人たちが当たり前にできることさえ出来ないことが情けなく、申し訳なく、悔しく、耐えられないのです。‬

そんな僕が果たして社会に出られるのか。真の意味で大人になれるのか。責任が持てるのか。‬

それらのことに激しく、深く不安を感じています。そして、それさえもが情けなく、親に対する申し訳なさで心がいっぱいになるのです。‬

どうしてこんな風になってしまったのでしょうか。いつからこんなに軟弱になったのでしょうか。‬

正直、会わせる顔がありません。‬

たまにその辛さからいっそ死んでしまったらとさえ考えることもあります。されど、結局死ぬ機会がなく、死ぬ勇気もなく、のうのうと今日まで生きてきてしまいました。‬

いきなりどうしたと思われるかもしれませんが、ずっとそんな気持ちを抱えています。‬


ですから、どうかそんなに僕のことを考えないでほしい。‬

色々していただくのはありがたいのですが、されればされるほどプレッシャーで心が押し潰されてしまいそうになります。‬

これはきっと死なないと治りません。‬

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