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スライム成長記  作者: [ ]
1/10

#1 スライムは能力を吸収する。

二作目!

ついに来たー!

これからもよろしくね!


さあ、今日もいろいろ【吸収】しよう。


こちらはー、なんでも吸収車ですー。

魔物ー、人間ー、魔道具ー、なんでも吸収いたします。


なんちって。


ボクはスライム。ただのスライム。

2、3日前、人を食べてからいろいろなことが考えられるようになったんだ!


いろいろ自分のことがわかるようになって、


ーーーーーーーーーーーーーーーー

種族 スライム(無限進化 可)


名前 スライム


レベル 7


スキル


【吸収】【収納】【状態変化】

【硬化 】【幸運】【言語II】

【世界の常識】【分裂】


持ち物

魔物の骨

魔物の皮


加護

【人を食らう者】【進化した者】

【常識の持ち主】


ーーーーーーーーーーーーーーーー


と、なっている。


さあ、今日もいっぱい吸収しよう。



森の中は、危険がたくさんだ。


木に化けるトレント、


足音を完全に消して忍び寄って獲物を屠るスニークコボルト 、


空から猛スピードで急降下してくる

キールインパルス。


どれもスライムにとっては天敵で、

一撃食らっただけで死んでしまうほどにボクはか弱な生き物なのである。


もちろん知識の差で罠を張って栄養になっていただきましたか。


お?また罠に手応えあり。捕縛系の罠だ。身体の一部を罠に取り付けて、監視させていたのが良かった。


罠を張った場所に行くとなんと人間がかかっていた。


女だった。まあ、栄養になっていただくだけなので関係はない。


そして罠に絡まってもがいている女に、特に注意もせずに近づいていく。


と、その時、女の方から濃密な魔力を感じ、慌ててその方を見ると、両手をこちらに向けて直径5センチほどの魔法陣に魔力を集中させていた。


「げ、やば。」

「吹っ飛べ!!」


慌てて体を吸収用に作り変えるが、間に合わない。


スライムボディをとてつもない熱量の熱線が通り過ぎる。


「ふぃー。セーフ。」


ギリギリで生命維持に必要な最低限の細胞を吸収用に作り変えれた。

次は核とその周りの細胞は【吸収】化できるようにしておこう。


じゃなくて。


罠にかかった女は、ぐったりしている。魔力切れかよ。スライム1匹にどんだけ魔力使ってんだよ。


ま、食べるだけだし。


そんなことを考えてたら、ある事に気づく。


ん?口、小さくね?

ああ。そうだった。吹き飛ばされたんだっけ?これじゃ一気に食べれないよ。

仕方ないから一回【収納】して町で出してやるか。


それに気も変わった。この女を利用しよう。精一杯スキルを吐き出すんだな。



町に着く。


町に向かう途中にスニークコボルトから【隠密】を【吸収】して、町でも襲われないようにした。仮にもスライムなわけだし。対策はこれでok。


女から記憶を【吸収】して、泊まっていた宿に向かう。


二階の13号っと。


部屋に着くと女、リムルを【収納】から出した。


「運賃として、いろいろ【吸収】させてもらうぞ。」

「え‥ち、ちょっとまって!私をどうするつもり!?」

「え、って。だからいろいろ

【吸収】させてもらうぞ、って。」

「いろいろって‥何を?」


リムルは、訝しげな視線を向ける。


「‥おもに魔法、魔力、魔術回路、

技術、レベル、ゲノム、体型から性格、知識、持ち物、加護、魂に宿る精霊、ぐらいかな。処女も奪う?」

「それはダメ。それってほとんどよね。」

「そうだか。」

「ダメ。」

「なんで!?」

「だって、それって私のほとんどをを奪うって事じゃない!」

「勘違いが激しいが、【吸収】は、模倣と強奪、どちらも可能であり、今は模倣を使う。」

「そう‥いやっ、やっぱダメ!」

「なんで⁉︎」

「だって私がもう一人いるって事でしょ!?」

「あー、それは【状態変化】で適当に手を加えるから心配はない。」

「まあ‥それならいいでしょう。」

「それじゃ。【吸収】」


自分の固有能力である【吸収】。なんでも奪い取れ、なんでも模倣できる最強最悪の力。それを発動した。


魔力が渦巻く。窓がガタガタと音を立てて震える。ベットの上のシーツは吹き飛ばされて、カーテンもバタバタとなびく。


次の瞬間には、リムルとそっくりな人が立っていた。


「追唱。その粒は姿を変え、望む形に姿を変えよ。創りし者は、我の願いを叶え、創り、示せ。【状態変化】」


またしても魔力が渦巻き、スライムリムルを包み込む。そして瞬き一つする間にその姿は爽やかな青年のそれになっていた。


「お、うまくいったか。」

「‥‥規格外。」

「そんなこと言わないでよー。いや、魔術回路をコピーしてよかったよ。スライムの回路じゃ術式が暴発してたよ。」

「‥もう驚かないわ。なにがあろうと」

「本名リムル ヘリヤ ハリヤサ。年齢18歳、体重52キロ、スリーサイズは‥」

「うわぁあああぁいやあぁぁああ!」



ーーーーーーーーーーーーーー


しばらくお待ちください。^_^


ーーーーーーーーーーーーーー


「じゃあ、名前を決めてくれ。流石にスライムって呼ぶのはないだろ?」

「そうね‥じゃあ、ラグナロクって呼ぶのはどう?」

「いいんじゃない?じゃあそれで。これからよろしく。」

「こちらこそ、よろしくおねがいします。」


そんなこんなありボクは少女リムルと一緒に行動することになった。まずは冒険者登録だ!


================


種族 スライム (無限進化 可)


名前 ラグナロク スライム


レベル 40


スキル


【吸収】【収納】【状態変化】

【硬化 】【幸運】【言語II】

【世界の常識】【分裂】【魔法創造】

【魔法適正 炎】【魔法適正 氷】

【魔法適正 風】【魔法適正 土】

【精霊魔法】【魔力強化】


持ち物

魔物の骨 魔物の皮

リムルの服(一式)

リムルの装備(一式)



加護

【人を食らう者】【進化した者】

【常識の持ち主】

【精霊魔法の保持者】




================


種族 ヒューマン


名前 リムル ヘリヤ ハリヤサ


================

レベル 33


スキル

【世界の常識】【魔法創造】

【精霊魔法】【魔法適正 炎】

【魔法適正 氷】【魔法適正 風】

【魔法適正 土】【魔力強化】


加護 【精霊魔法の保持者】

【精霊に愛された者】

【魔法を創りし者】


==================



どーも碧です。二作目を、早くも出してしまいました。^_^

単純に、スライムが大きくなって成長するのを書くところです。無双しますがね。アイデアや意見、お待ちしております。


Dirty Workを聴きながら。碧


デンデンツデン、デン

デンデンツデン、デン

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