第六章、その二
「そんな⁉ これまで散々未来人はいないとかすべては会長や告白同盟の連中の妄想だとかSF小説みたいなことはSF小説の中でしか起こらないとか言っていたくせに、自分自身こそが未来人だったって、何だよそりゃ⁉」
「いやいや。未来人なんて存在しないのは嘘ではないよ? だって私は自分のことを未来人だとは思ってないし。私はあくまでも自分の時代における現代人なのだよ。つまり未来人なんかが登場するのは記号論でしか物事をはかれない、低レベルなSFモドキ小説の中だけなのさ。それに私や会長やそこな同盟の方々が単に妄想状態にあるだけだという場合も、いまだ否定できないわけだしね」
……あなたのメタ的詭弁論法はもうたくさんです。それから余計なことを言って、いらぬ敵を作るのもお控え願いたい。
「それにしては会長はもちろん告白同盟の連中ですら、あなたのことは完全にノーマークだったじゃないですか。しかも僕が貞操の危機に陥ってあわやゲームオーバーというときにも、まったく行動を起こそうとはしなかったし。同じ『娘』としては、あまりにも行動原理に差があり過ぎるんじゃないのですか?」
「むしろ私は『娘』としての行動を起こさなかったからこそ、完全にノーマークでいられたのだよ。──同じ告白同盟の仲間たちからもね」
「なっ。部長も告白同盟のメンバーだったのですか⁉」
おいおい。薄々感じていたんだけど同盟のやつらって、いろいろと抜け過ぎているんじゃないのか?
「ふふふふふ。君──いや、お父さんあなたは少々勘違いをしているようだが、『告白同盟』は別に普段からあなたの周囲にいて比較的良好な関係にある女性の集まりというわけではなく、むしろあなたに気づかれることなく一方的に思いを寄せている女性だって構成員として存在しているのだよ。何とあなたからしてみれば一面識もない者だって含まれているくらいなのだからね。またそれと同時に実は同盟のメンバーだからって、必ずしも『未来の娘』の精神体が憑依するとは限らないんだ。何度も言うように未来は無限の可能性を秘めているわけであって、当然『タイムマシンが発明されない未来』だって存在し得るのだからね」
………あ。
「おそらくは分岐点などという時空間におけるイレギュラーな存在を修正するためにこそ、必要に応じてタイムマシン等の反則技的なツールが発明されるわけなのであって、まさしく我々タイムトラベラーはある意味免疫体のような役割を果たすべく、それぞれの世界の命運を背負って行動しているとも言えるのではないのかな。だからこそ我々は告白同盟のメンバーの顔ぶれについては最重要データということで実際の構成員だった自分の母親から聞き及んでいるものの、何事においても使命優先なのであって、同盟のメンバーであろうと私のように何の行動も起こさずまるで『娘』の精神体が憑依しているとは思えない者なぞ相手にすることなく、分岐点の最も己に有利な形での固定化を目指して邁進していくばかりというわけなのさ。それに私はあなたの『本命』が誰だか早い段階からわかっていたからね。よって本命が本格的にシナリオにかかわってくるまでは動く必要がなかったのさ。そして今このときになってあなたに『娘』としての正体を明かしたのは、まさに本命が動きだしたからなんだよ」
──っ。それって、まさか⁉
「そう。あなたの本命はそこにおられる、山王ユカリその人なのだ」
……そんな……まさか……まさか……。
「で、でも、たしか同盟の誰かが言っていたはずなんだけど。会長が僕と結ばれることなんか絶対にあり得ないって」
「だからこそなんだよ。これまであなたが告白同盟の誰と結ばれようがけして確定することのなかった分岐点が確定し始めたという、各世界における時間管理局の観測結果が発表された際、同盟の『娘』の誰もがこれこそが自分たちにとっての最後のチャンスであり、けして他のメンバーに後れを取らないよう先を争うようにしてこの時代へと時間跳躍してきて『父親争奪戦』を開始したのだが、それこそはそもそも前提条件を間違えていただけなのではなかろうか。あなたは同盟の誰と結ばれようが必ず後悔し心を惑わせ続けるばかりであって、その結果分岐点をあやふやな状態のままで過去の時代に残してしまうことになったのであり、つまりあなたには同盟のメンバー以外に本命の女性がいて、しかも今や本来ならけして結ばれないはずの二人が結ばれてあなたの心の惑いが解消しようとしているからこそ、分岐点が固定し始めているとも推察できるのだよ。そしてそれに気づいた私はいち早くこの時代に来て母親の身体に宿ってもけして『娘』としての正体を現すことなぞなく、辛抱強くあなたの相談相手を努めて情報を集めたり逆に巧みに誘導してミスリードしたりして、真相──すなわち、あなたの本命が誰であるかにたどり着き、こうして彼女の裏をかくことに成功したってわけなのさ」
むしろ本来結ばれないはずの僕と会長が結ばれようとしているからこそ、分岐点が固定化しつつあるだって? つまりヒカリはそれを促しにこの時代にやって来たというわけなのか。
──いや。ちょっと待てよ。
僕と会長がこれまで一度も結ばれたことがなかったのならば、そもそも『ヒカリ』とは、いったい何者だと言うんだ⁉
「確かに分岐点を固定化させることは未来という多元世界全体にとっては最も望ましいことなのだろうが、かといって自分自身や自分の世界が消滅してしまうのを傍観しているわけにはいかないのさ。だから悪いがお父さんあなたには、本命ではなく私の母親であるこの辰巳エリカと結ばれていただきたいのだよ」
そう言ってベッドへと上がり込み会長の身体を押しのけるようにして、僕へと寄り添ってくるフェミニン部長。
「なに、心配はいらない。こう見えて母も私も、殿方に尽くすタイプなのだよ。あなたはただじっとしているだけでいい。すぐに天国に連れて行ってあげるから♡」
うわああああああああっ! 普段クールな方が恥じらうようにちょっぴり頬を染めてこういったセリフを言うだけで、何という破壊力をもたらすのだろうか。これぞギャップ萌え?
「──あら、そう。だけどあなたが行くのは地獄だけどね。未来の選択肢から排除されてしまってすべてが消滅した、『虚無』という名のね」
「ぐほっ⁉」
突然の少女の声とともに部長の鼻先に突き付けられたスプレー缶から、霧状の香しき芳香が射出される。
顔面に直撃を受けて堪らず倒れ込む、キャミソールに包まれた肢体。
「……山王会長……どうして……確かに君も……麝香撫子の香りを……吸ったはず……」
己を冷めた視線で見下ろすワンピース姿の少女に対して、息も絶え絶えに言い募る部長。
「覚えておくといいわ。倒した相手に対してはとどめを刺すまでは、けして油断しないことね。あのときわざとうつ伏せに倒れ込んで咄嗟に気付け薬をしみ込ませたハンカチを口元に当てたから、どうにか事無きを得たというわけ。麝香撫子による暗示作用はある意味催眠術のようなものだから、意識が飛びそうになるのを防げば辛うじて踏み止まることができるという次第なの。まあ、あなたにとっては今さら無駄な教訓かしらね?」
「……君こそ……過去を変えることは……けして赦されざる……大罪なのだぞ……」
「そんなこと、あなたに言われなくても十分承知しているわよ。地獄に堕ちる覚悟もなくて、世界を滅ぼすことなんてできやしないわ。それよりも無駄なおしゃべりは、もうそのくらいになさったら? そろそろ麝香撫子の香りの魔力にあらがえなくなっているのではなくって。その匂いから逃れられるタイムトラベラーなんていやしないのよ。何せこれぞラベンダーと並ぶ、『時を駆ける』ことを促進する二大芳香なのですからね。さあ、御遠慮なく、あなたの未来へお帰りなさい!」
「……くっ……運命に……あらがう……つもりか……面白い……その行く末……しかと……」
その意味深なるつぶやきを最後に、瞼を閉じ意識を手放す部長。
「ふん。さすがは『穴馬』ね、危ないところだったわ。ヒロおじ様、これでわかったでしょう? 私のお母さんこそが、あなたの『本命』だということが。──さあ、今こそ歪んだ運命の輪を打ち砕いて、真に正しい未来を導き出しましょう!」
なっ。ヒロ──おじ様、だと⁉
女たちの身体が文字通り死屍累々と部屋中に横たわっている中、ベッドの上で僕へとにじり寄ってくる上級生。
しかしその指先が僕の頬へと触れんとしたその刹那、力尽きたように崩れ落ちる華奢なる肢体。
「か、会長⁉」
思わず抱き留めれば腕の中の日本人形のごとき小顔は、今や苦悶の表情に歪んでいた。
「……やはり少しでも麝香撫子の香りを吸い込んでしまうと、魂の剥離を止めることはできないのね」
「何だってえ⁉ じゃあおまえまでも、未来へと強制送還されてしまうのか?」
「……まだ大丈夫よ。その前にお願い。私と──お母さんと、結ばれてちょうだい」
「何を言っているんだ、そんな息も絶え絶えな状態で⁉ どうしておまえはそこまでして、母親と僕とが結ばれることを望むんだよ?」
「──そうしなくては、誰もが不幸なままだからよ!」
「え? それって……」
「今回の分岐点の固定化騒動において躍起になって行動を起こしたのが、告白同盟メンバー自身ではなくその『娘』ばかりだったのは、己の存在そのものがかかっている娘候補たちとは違って母親たちのほうは、自分があなたと結ばれてもけして幸せになれないことを知っているからなの。何せあなたの心を占めているのは、あくまでも本命の女性──つまりは私のお母さんなのですからね。しかしこのねじ曲がった運命の輪の中ではいくら歴史をくり返したところで、これまではどうしてもあなたとお母さんが結ばれることはなかったの」
ということは、つまり──。
「そう。実は私は、あなたの娘なんかじゃなかったの」
「い、いや、でも、それにしては僕の実家の事情には詳しかったし、母さんの性格もしっかり把握していて、すぐに本当の祖母と孫娘そのままに仲良くなったじゃないか?」
「うちは家庭の事情のために父方母方の両方とも祖父母に甘えられるような環境じゃなかったんだけど、それを不憫に思ったあなたが私をたびたび自分の実家に連れて行ってくれて、元来子供好きだったおばあちゃん──あなたのお母様からそれこそ実の孫同様に可愛がられてもらったために、すっかり本物の祖母と孫のような親密な間柄になってしまったわけなの。うふふふふ。私がお母様のことを『おばあちゃん』と呼んでいたのは嘘でも演技でもなく、今でもたまに会うときにはそう呼んでいるのよ」
「家庭の事情って……」
「以前も話したと思うけど、本当はお母さんのほうもあなたに対してほのかな恋心を抱いていたの。でも家柄や名声ばかりを重んじている両親に理解してもらえるはずもなくずっと胸の中に秘め続けていたのだけど、そうこうしているうちに親に勧められるままに同じ上流階級のドラ息子──あの夏祭りの夜に会った水杜コウジとつき合うことになってしまったのよ。それが最悪なことにあいつったら外面はいいけどとにかく女癖が悪くて、異性関係に免疫のないお母さんはコロリと騙されて出会って早々に酒に酔わされたうえで無理やりに関係を持たれてあげくの果てに妊娠してしまったの。それを知ったお母さんのお父様は家名に泥を塗ったということで手のひらを返したようにして二人を別れさせようとし始めて、更にはお母さんに対しては堕胎処置までも強制してくる始末で、いくら何でもせっかく授かった生命を殺すことなぞできないと駆け落ち同然に結婚することになり、その結果こうして私が生を受けることになったわけ。けれども金持ちのボンボンに当時の大学生の身分で妻子を養う甲斐性なぞあるわけがなく情けなくも完全に親からの援助に頼るばかりで、しかも相変わらず女癖もなおらず乳飲み子を抱えたお母さんを放ったらかしにして浮気ばかりしていたの。そんなこんなで結局二人は別れることになり、当然お母さんのほうが私を引き取ることになったんだけど今さら実家に頼るわけにもいかず女の細腕一つで苦労していたところ、それを見かねて何かと手助けしてくれたのが新進のSF小説家で当時も独り身のままだった親愛なる『ヒロおじ様』──つまり、赤坂ヒロキ氏あなただったのよ。自由業者であるあなたは日中働きに出ていたお母さんの代わりに幼い私を預かって世話をしてくれて、お陰で私はすっかりあなたに懐いてしまったわ。もちろん他人同士でそのような親密な関係にあるからには、あなたもお母さんもお互いを憎からず思っているのは間違いないのだけど、お母さんのほうが学生時代の軽はずみな行為を恥じるあまりにどうしても素直になれず、いまだ二人の距離を縮めることができずにいて、それを間近で見ていて業を煮やした私がついに一計を案じて、こうしてこの時代に来ていろいろな策動に及んだというわけなのよ」
「え。そうするとおまえはあのボンボン──いや、水杜氏の娘だったというわけなのか? しかもいろいろな策動に及んだって、それっていったい何のことなんだよ?」
思わず問いかければ腕の中の少女は、あからさまに気まずい表情になった。
「……実はね。前にお母さんが『私の未来のお父さん』と結ばれるのは、今年の夏休みだと言ったけど、あれ嘘だったの」
………………………………………………………………………………………はあ?
「ちょっ。この期に及んで何てことを言い出すんだ⁉ それこそがすべての大本だろうが!」
「いいえ、違うわ。今回の一連の出来事において最も重要なのはあくまでも、あなた──つまりは、『赤坂ヒロキがこの夏誰を相手に選ぶか』ということのほうなの」
あっ、そうか。これまで僕と会長が結ばれることなくおのおの別の相手を選んでいたということは、厳密に言えば『カップリングイベント』が二つ存在していたわけなのか。
「つまり私は実際には九月半ばに予定されている私の本当の父親と結ばれる日以前に、何としてもお母さんをあなたとくっつけようと思って、こちらは本当に夏休みに予定されていたあなたと告白同盟のメンバーがつき合い始めるイベントを絡めさせていくことによって、あなたに対して二つのラブゲームがあたかも一つであるかのように見せかけていたというわけなのよ。そしてその裏で計画の邪魔になる告白同盟のメンバーを一網打尽にする策略を練っていったのだけど、おそらくは夏休み最終日こそが勝負の時だと見定めこうして待ち伏せしていたって次第なの。まあ最後にきて思わぬ邪魔が入ったけど、おおよそ予定の範囲内っていう感じかしら」
うわっ。何だかいきなりややこしくなってきたぞ。つまりこいつにとっては分岐点の固定化とか自分の世界の存亡とかは別に問題にはしていなくて、とにかく僕と母親である会長をくっつけることだけに全力を注いでいたってわけなのか。
「……いや。そこのところがどういった仕組みになっているのかよくわからないんだけど、おまえに関して言えば、むしろ会長が僕と結ばれてしまえば存在そのものがヤバくなるんじゃないのか? だっておまえはあくまでも水杜氏の娘なのであって──」
「私のことなんかどうでもいいのよ! 私一人が犠牲になることでみんなが幸せになれるのなら、むしろ本望だわ!」
……何……だっ……てえ……。
「本当は私、あなたの優しさが辛かったの! お母さんったら私が幼い頃から何度も何度も、あなたとの思い出を語って聞かせてくれたわ。その話をしているときのお母さんは、とてもうれしそうだった。それなのにあなたに想いを告げることもできないうちに馬鹿な男にだまされて、私なんかを身ごもってしまって捨てられて。今だってあなたのことを好きなくせに、昔のことが負い目になって想いを伝えられないでいて、けして目の前の幸せを手に取ろうとはしなくて。それもこれもすべては、この私のせい。あんな男の娘である、私が生まれたせいなの。なのにお母さんは、私に愚痴一つ言ったことはなかったわ。けして私の本当のお父さんの悪口を言ったりはしなかったの。言えば私を傷つけるから。私の存在そのものを否定することになってしまうから。そう。お母さんもあなたもただ、私に優しくするばかりだった。でも私にとっては、そのことが何よりも辛かったの。だから私はすべてをやり直そうと決意したわけなの。この時代に来てあなたとお母さんをくっつけて、二人とも本当に幸せになってもらおうと。──そして私の存在そのものを、消し去ってしまおうと。そうよ、私なんかいらないんだ! 私なんか消えてしまえばいいんだ! 私なんか生まれてこなければよかったんだ! 私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか私なんか」
「──もういい。もうやめるんだ!」
僕はそのとき堪らずに、腕の中で泣きわめき続ける少女を力の限り抱きしめた。
「たとえ誰だろうが、この世に必要のない人間なんていないんだ! 少なくとも僕はおまえが今ここにいることを、心の底から望んでいるよ!」
「……おじ……さま……?」
「それに僕は今やおまえの母親と結ばれる気なんて、さらさらないんだ。だって父親なんかになってしまったら将来おまえとただの男と女として、つき合うことができなくなってしまうじゃないか」
「──なっ⁉」
僕の思わぬ『告白』を耳にして、一瞬にして顔全体を真っ赤に染め上げる少女。
しかしまさしくこれこそが、嘘偽りのない僕の本心そのものであった。
「以前おまえが言った通りだったのさ。僕は自分でも知らぬ間にどんどんと惹かれていってしまったんだよ──僕の『未来の娘』だと名乗っていた、おまえ自身にね。それに気づいてからは実の娘との禁断の関係だからと悩み続けていたんだけど、本当は娘じゃないというのならもはや問題は何もなくなったわけだ。正直に言おう。僕は会長ではなく、あくまでも『ヒカリ』という名のおまえの魂自身に心底惚れてしまっているんだ。だから今ここで会長を抱いたりせずに、せいぜい楽しみに待つことにするよ。改めて未来のおまえ自身と出会える、その日をね」
「──なななななな、何をこの期に及んで言い出すのよ⁉ 私があなたと初めて出会ったときは、まだ赤ちゃんだったのよ! いったいどれだけロリコンなのよ、このエロ高校生!」
もはや完全にテンパってあらぬことを口走り出す少女を、今度は優しくそっと抱きしめる。
「だからもう余計なことは心配せずに、このまま自分自身の未来にお帰り。そこには会長も未来の僕も、きっとおまえのことを心から待ち続けているはずだから」
「……おじ様」
涙に潤む瞳で僕のほうを見上げてくる、腕の中の少女。
やがて力尽きたようにして瞼を閉じ、僕の胸へと倒れ込む。
「……さようなら。ひと夏だけの、『僕の娘』よ」
そしてその華奢な身体をベッドに横たわらせるや、おもむろに立ち上がり周囲を見渡す。
部屋のあちこちに転がったまま寝息を立てている、うら若き女性たちの肢体。
「どうしよう、これ。どうせ目が覚めてもこの夏の間のことなんて、全然覚えていないんだろうなあ……」
そうして僕はどこかすがすがしい気分に浸りながらも、当面の問題の解決に向けて思案に暮れていくのであった。
感無量にも、ついにオーラス直前にたどり着きました!
長らくのご愛読、誠にありがとうございます!
『第六回ネット小説大賞』応募記念新作長編三シリーズ日替わり連続投稿企画の第二弾作品として立ち上げました、『時間SF=ギャルゲ⁉』をキャッチフレーズとするこれぞタイムトラベル物の革命作にしてアンチSF小説の急先鋒『僕の可愛い娘たち』におきましては、ついに次回の最終章にて、全編の終了と相成ります!
今や己の秘められた本心を自覚してしまった主人公は、すでにメインヒロインが未来へと帰還した現状において、いったいどのように自分の想いにケリをつけるつもりなのか?
最終章のほうもすでに同時に投稿しておりますので、是非とも皆様ご自身の目でお確かめください!




