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桔梗紋  作者: 翠泉
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稲葉山城防衛戦 〜中編〜

 「敦元様、長山城から兵が出てきたようです!」

 「数はいくらだ?」

 籠城してくるかと思ったがでてきたか。

 信秀様が稲葉山城を攻めているから援軍を望めぬため突撃してきたかな?

 まぁどちらでもこちらの優位は変わらんがな。

 「伝令!こちらの兵がやられています!相手の数は騎馬が100程ですが、全てに火縄銃を持った者たちが乗っています!」

 何?噂には聞いていたが本当に火縄銃なぞを使っておるのか?

 だが、騎馬と組み合わせればなかなか脅威だ。

 信秀様には取り敢えず光秀とかいうやつの首を取れと言われてるからな。


 「相手方の将は光秀と名乗っているようです!また、稲葉山城へ向けて騎馬を走らせております!」

 ますますおかしい……わざわざ稲葉山城へ向かうなど死にに行くようなものだ。

 しかし話に聞けば策を弄するのが得意だと聞いた。

 なんせ命令だから首は取らねばならぬ。

 「藤九郎、光秀とかいう小童を追うぞ!兵三百で城を包囲し、残りは儂とともに来い!

 追撃など久しくしていなかったので心が踊るのぅ。  

 

 

 

 勢いよく飛び出したはいいがやはり敵の数が多い。

 さらに馬は揺れて標準が定まらないし、山を下りながらなので尚更である。

 「十兵衛様、敦元と藤九郎、両将はこちらを追ってきました」

と左馬助は緊張の面持ちで言った。

 確かに両方こちらに来たら良いなとは思ったが本当に来なくても……

 無事に稲葉山城へ辿り着ければいいなぁ……


 皆が撃つ鉄砲はあまり敵に当たっていない。

 慣れていないのに、さらに揺れているので仕方はないのだが、相手の兵が減らないのは厳しい。

 だが自分の撃ったものは全て相手に当たっていた。

 何故なら暇だからずっと遊んでたからね。

 流鏑馬(やぶさめ)を弓矢を使わずに代わりに火縄銃を使ったりして……

 何にせよ経験が役に立つのは良いことだ。

 「皆の者、速度を最大限に上げろ!稲葉山城まで絶対に死ぬな!」

 取り敢えずここを切り抜けよう。

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