弟くんは寂しがり屋だね~、お姉ちゃんが居ないと寝ることもできないなんて♥
弟く~ん。部屋、入るわよ~。
あっ。弟くんってば、まだ起きてるのね。駄目じゃない。子供はもう寝る時間よ? 夜更かししちゃいけませんよ~?
何? 寝ようとはしてる? 寝られないんだ……って? そんなの気合いで寝なさいっ!
ん? っていうか? 勝手に入ってくるな? さっさと出ていけ? あらあら。いけないわよ~? お姉ちゃんに対してそんな口の利き方するなんて、弟くんもずいぶん乱暴な子になっちゃったのね~。
お姉ちゃん悲しいっ!
ふふ。まあいいわ。そんなことより弟くん。ちょっと訊きたいことがあるんだけど~……。
弟くん……私のプリン食べたでしょ……?
あっ。その反応、やっぱりそうなのね。うふふ。何? もしかしてバレないとでも思ってたの? 馬鹿ね~。二人暮らしなんだからバレるに決まってるじゃない。あらあら。お顔を真っ赤にしちゃって。プリン食べたのバレちゃって恥ずかしいの? 恥ずかしいって思うなら最初から食べなければいいのに~。
ま、でも弟くんは我慢なんて出来っこないもんね♥ 昔っからそう♥ 弟くんは小さいころから子供のまんまだよね~♥
きっと弟くんは~……死ぬまでず~っと……子供のままなんだろ~な~……♥
あれ? 何? 怒るの? そんなことない……って? あははっ! ぜんぜん迫力ないよっ♥ むしろすっごく可愛い。っていうか哀れ? 何にしても男らしくないね~♥ もしかして弟くんって本当は女の子なんじゃない? それくらい迫力ないよ♥ あはは♥
は~あ。
でもそんな弟くんを見てあげてるのも、今じゃ私一人だけなんだよねぇ。
二人暮らしだから親は居ないし~……それに弟くんって~……学校で独りぼっちなんでしょ~……?
友達が一人もいない♥ 正真正銘の独りぼっち♥ それが弟くん♥
うん? うん? どうしたの? なに黙ってるの? 図星だから黙っちゃったの? 何々? なんでそんなこと知ってるんだって? そんなの当たり前じゃない。私はあなたのお姉ちゃんなのよ? それくらい知ってるわよ。
しかし……、は~……。我が弟ながら情けないばかりね……。友達が一人も居なくって、女の子とは話せない。それどころかクラスメートともロクに目を合わせられないなんてね……。弟くんって本当に臆病者だね……。
現実から逃げてたってどうしようもないぞー♥
ちゃんと現実と向き合って戦え戦え! まっ、今の弟くんが戦っても零秒で返り討ちに遭っちゃうかな?
あははっ♥
あら? あらららら? 弟くん? お・と・う・と・く~ん? どうしたの? 俯いちゃって……、なに? どうかしたの?
うわっ! え? ちょっとちょっと! なんで泣いてるの! 弟くん!
あら~……。もしかして事実を指摘されて凹んじゃったのかな? ぜんぶ本当のことなんだけどね~、ちょっと言い過ぎたかな~。
あーあ。あーあーあーあー。もう。ベッドを涙で濡らしちゃって。目尻から大粒の涙が零れまくってるね。そんなに悲しかったの? 自分がすっごい孤独だってこと再確認して心が痛くなっちゃった? めちゃくちゃショック? 死にたいって思ってる?
…………。
あら……。頷くんだ……。死にたいって思ってるんだ……。
……んー。
んー……ふふふふふ……。
もう! もうもうもう! なに泣いちゃってるのよっ! 冗談に決まってるじゃない! ぜんぶ冗談だって! うそうそうそうそ! ちょっとした意地悪だって!
本気で言ってるわけないじゃないの! 私はあなたのお姉ちゃんなんだよ? も~! ねっ? 機嫌直して?
あらららら……。すっかり拗ねちゃって。反対向いて寝ころんじゃった。
もう……しょうがないなぁ……♥
う~ふ~ふ~……♥
きゃっ♥ びっくりした? うふふ♥ そうそう♥ いまお姉ちゃん、弟くんの真後ろに居るんだよ♥ 弟くんの後ろで寝ころんで、弟くんを背中から抱きしめてるんだよ~♥
ほ~ら♥ 私のおっきいおっぱいだってぇ……こうやって♥ ぎゅうぅぅ~って押し付けちゃう♥
気持ちいいでしょ~♥
んふふ♥ 隠さなくたっていいのよ♥ 男の子なんだもんね♥
うふふ♥ ごめんごめん♥ 弟くんをからかってたのは、愛情の裏返し♥ 本当は弟くんが大好きだよ~♥ お姉ちゃん、弟くんのこと、だ~い好き♥ 大大大好きだよ~♥
だからぁ~……ほ~ら……後ろから……頭、撫でてあげる……。
よしよし……。
よ~しよし……。
力が抜けてくるねぇ……? 気力が失われてくねぇ……? お姉ちゃんに逆らおうなんて思えなくなるねぇ……?
弟くんもお姉ちゃんのこと大好きだよねぇ……?
うん……。分かってる……。弟くんも、本当はお姉ちゃんのことが大好き……。酷いことをいっぱい言ってきていじめてくるけど……、そんなお姉ちゃんが大好き……。友達が一人も居ない弟くんは……、お姉ちゃんに構ってもらえるだけで嬉しくて堪らない……。
だってお姉ちゃんは……自分を可愛がってくれる唯一の人だから……。
とってもとっても怖がりで……他人とどうやって心を通わせればいいのか分からない……愛情に飢えた弟くん……すっごく可哀想な弟くん……自分で自分をみじめだって思ってる弟くん……。
でもね、お姉ちゃんは、そんな弟くんを心から愛してるよ……♥
お姉ちゃんはね、弟くんの側に居続けるよ……♥
ずっとずっと側に居て、弟くんを一人には絶対にさせない……♥
もう一回……頭、撫でてあげるね……♥
よしよし……♥
よ~しよし……♥
ほら……だから泣き止んで……悲しいことを忘れて……独りぼっちなんて思わないで……。
お姉ちゃんが付いてる……。
一生、傍に居てあげる……。
うふふ……♥
さあ、弟くん……♥ 弟くんの大好きなお姉ちゃんの方を向いて……♥ 反対側を向いて……♥ 私と顔を合わせよう……♥
んっ。
うふふ……♥ 弟くんってば、お顔、真っ赤じゃない……♥ 恥ずかしがっちゃって……♥ 可愛い~……♥ 可愛いなあもう……♥
ほうら……♥ 弟くんの頬……♥ 私の手で撫でてあげる……♥
すりすり……♥
す~りすり……♥
くすぐったい……? 恥ずかしい……? そんなことないわよね……♥ 弟くんは、気持ちよがってるんだよね……♥ 気持ちいいからお顔が真っ赤になっちゃってるんだよね……♥
大丈夫……♥ とっても可愛いよ……♥ 女の子みたいに可愛い……♥ 可愛くって、大好き……♥
うん……? どうしたの……? え……? プリン食べちゃったこと謝りたいの……? 申し訳なく思ってるって……? どうしても食べたかった……? ごめんなさい……って? も~……♥ なに言ってるの……♥ 謝らなくったっていいわよ……♥ それくらい許すって……♥
お姉ちゃんは、弟くんの味方なんだよ……? そんな細かいことで怒るわけないじゃない……♥ 弟くんが子供で居るのなら、お姉ちゃんは大人になるだけよ……♥ 大丈夫……♥ それでいいの……♥ 弟くんは子供のままでいいの……♥ だって私が育てればいいだけのことだもの……♥ 弟くんが一生子供のままでも何も問題はないわ……♥
だからね、弟くんは、子供らしくちゃ~んとお姉ちゃんに甘えるんだよっ……♥ 子供なんだからどれだけ甘えたっていいのっ……♥ うんうんっ……♥ だいじょうぶっ……♥ お姉ちゃんはちゃんと甘えさせてあげるから……っ♥ 何も心配はいらないわ……っ♥
全力で甘えてきて……♥
私のおっぱいに顔を埋めちゃいなさい……♥
ほ~ら……♥ おっぱい近付けてあげる……♥ 私、背中を反らせてるよ……♥ これでおっぱいが目の前に来るね……♥
ほらほら……♥ どうしたの……♥ 何を今さら恥ずかしがってるの……♥ 弟くん……♥ 大丈夫……♥ おっぱいは怖くないよ……♥ お姉ちゃんも怖くない……♥ お姉ちゃんは、ちゃんと弟くんを受け入れる……♥ 何も心配はいらないの~……♥
え? 本当にいいのか……って?
いいに決まってるじゃないっ……♥ 大好きな弟くんの望みなら何でも叶えてあげるっ……♥ だってそれがお姉ちゃんだものっ……♥
……んっ♥ 来てっ♥
…………んんんんんんんんん~っ♥
来たっ♥ 来たっ♥ あん♥ とっても甘えん坊さんだねっ♥
あっ♥ あらあら♥ あらららら~……♥ 弟くん、完全に理性が外れちゃったね~……♥ お姉ちゃんお姉ちゃんってすっごい甘えてる……♥ うふふ……♥ 本当は弟くんも私に甘えたかったんだね~……♥ それが素直な気持ちだったんだね~……♥ うん……♥ それでいいよ……♥ お姉ちゃんがちゃんと甘やかしてあげるから……♥
弟くんは強い子を装ってるけど、本当はすっごく弱い子なんだから……♥ 女の子みたいにとっても弱いんだから……♥ だからちゃんと甘えなきゃ駄目だよ……♥ 私から愛情を貰って、気持ち良くならなきゃ……♥ お姉ちゃんからの愛情が、弟くんにとって必要なものなんだから……♥
いい……? 分かった……? ちゃんと甘えられる……?
…………。
うふふ♥ いい子♥
そう……♥ そうよ……♥ 全力で甘えなさい……♥ そうそうそう……♥ その調子……♥ ん~……♥ いい子いい子……♥ 可愛いよ~……♥ 弟くん可愛いっ……♥ 大好きっ……♥ だ~い好きっ……♥ あんっ♥
んふふ~……♥ 大丈夫大丈夫……♥ これからはお姉ちゃん、ずっとこうしてあげるから……♥ 今日だけじゃないよ……♥ 毎日こうやって抱きしめてあげるから……♥ 友達なんて居なくたって悲しくないように、ぎゅうううぅ~……って力強く抱きしめてあげるからね……♥
おっぱいも好きなだけもふもふしていいからね~……♥
うん……♥
それじゃあ弟くん……♥ このままこうやって抱きしめてあげるから……♥ 一緒に寝ようね~……♥
お姉ちゃんのこと好きにしてもいいから……♥
大好きなお姉ちゃんをずっと抱きしめてようね~……♥
ふふ……♥ 朝になったら美味しいご飯つくってあげるからね……♥
うん……♥ それじゃあ……♥
おやすみ~……♥