表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

老人の昼寝

作者: K




このごろ物忘れが激しい。




最初は小さなことだった。

じゃが、昨日は隣の学生さんの名前も思い出せなかった。

この調子で行くと、わしの思い出も分からなくなるのじゃろうか?怖いことだ。



誰かわしを起こしてくれているようじゃ。

息子の嫁のミチコさんじゃろか?



さっきより強く起こされる。

ミチコさん。そんなに強く起こさなくてもいいんじゃないかね。


男の声がきこえた。



「何言ってるんですか、おじいさん?ここ、僕の部屋ですよ?」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは^^ 見つけた学生さんが一番怖かったでしょうね。 迷惑かけてるっていう意識がない人って、確かに困っちゃいますけど。 絶対自分がそうじゃないとは言い切れない…  と、少し考え込んでし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ