▽登場人物紹介など(一章時点)
なんだかたくさん人も耳慣れぬ言葉も出てきたと思うのでまとめてみました。
良かったら参考にして下さい。
読み飛ばしてもらっても問題ありません。
○は現代日本関係、●はサーリスト王国関係に付けています。
2025.05.17 説明文追加
[人物紹介]
○春日 茉莉衣
私立耀誠学院高等部二年生。3月8日生まれ。158cm。
黒髪、茶眼。セミロングの髪を2つに分けて結んでいる。
小6の2月に両親をいっぺんに交通事故で亡くし、春日家の養女となった。現在、家出中。
○治宮 華凛梛
茉莉衣と同じ学校の同級生。12月22日生まれ。170cm。
茶髪、黒目。ロングヘアー。吊り目。キツめの美人な見た目。
全国的にいくつも病院を営んでいる大病院の本家の血筋。
成績は優秀。即断即決で思い切りがいい。他人の恋バナとサブカルチャーが好き。
○ミカ
茉莉衣より年上。4月28日生まれ。184cm。
黒髪、黒目。少しくせ毛。
華凛梛の従兄。ラクーンの所有者。
○春日 操
茉莉衣の2歳上。10月13日生まれ。163cm。
地毛は茶色がかった黒だったけど、オレンジに染めている。茶眼。ゆるふわショートボブ。
茉莉衣の戸籍上の姉で春日家の長女。実際の血縁関係は従姉。顔立ちは茉莉衣に似ている。
服飾系専門学校に通っている。次々と彼氏が代わっている。
○中江 翔馬
高校2年生。7月27日生まれ。175cm。
茶髪、茶眼。
春日家のお隣さん。操とは産まれた時からの幼馴染。約半年前から茉莉衣と付き合っている。
茉莉衣と同い年だった事から、春日家に頼まれて茉莉衣を気にかけるようになった。
○柴
治宮邸で住み込みで働いている家政婦さん。
三十代前半。161cm。
○コンシェルジュ
ミカの住むマンションでコンシェルジュをしている初老の男性。172cm。
●マリー・セルベル
14歳。薄い紫色の髪。乙女ゲーム『ツインクル・アイランド〜誓いは妖精樹の下で〜』のヒロイン。
元は平民だったが、縁があってセルベル男爵家に引き取られた。王立ハルティア学園に入学。
●イヴィ
マリーと契約している妖精。空色の髪、金眼。ツンツンと外ハネしているショートヘアー。
手のひらに乗りそうなサイズの人間の姿に蜻蛉の様な翅が生えている。
冒険パートのサポートをしてくれる。
●ラヴィ
マリーと契約している妖精。桃色の髪、金眼。クルンと内巻きのボブヘアー。
手のひらに乗りそうなサイズの人間の姿に蝶の様な翅が生えている。
恋愛パートのサポートをしてくれる。
●カロリーナ・ピュハマー
14歳。代々神事を司っているピュハマー公爵家の長女。神聖魔法が使える。
髪色は銀から毛先にいくほど金にグラデーションしている。サイドを編み込み後ろで纏めている。目は瑠璃色。
基本、顔を顰めていて不機嫌そうに見える。
学園パートのサポートをしてくれる。
●ルートヴィヒ・サーリスト
14歳。サーリスト王国の第三王子。金髪金眼。
ツイアイの攻略対象。穏やかな性格。
幼い頃、妖精樹のある森で迷子になっていたマリーに手を差し伸べた。
●ミカル・サーリスト
16歳。サーリスト王国の第二王子。藍髪金眼。
ツイアイの攻略対象。眼光の鋭くて、ぶっきらぼう。くせ毛で長めの前髪を後ろに流している。(緩いオールバック?)
幼い頃、妖精樹の元でルートヴィヒが連れてきたマリーと会っている。
●アルトゥール・ラベリ
14歳。ルートヴィヒの乳兄弟で護衛騎士候補。アイスブルーの髪、緑眼。
ツイアイの攻略対象。寡黙で無表情な剣士。
●エリック・モッテンセン
王立ハルティア学園の教師。サーリスト王国史、薬学、調合を教えている。
ツイアイの攻略対象。緑髪、黄緑の目。眼鏡を掛けている。顔を隠すように前髪を伸ばしている。後ろも長め。左耳にいくつかの小花が付いたピアスをしている。物静かな人。
●レオナルド・ピュハマー
13歳。ピュハマー公爵家の次男。
ツイアイの攻略対象。銀髪、瑠璃色の目。学園に通いながら神殿で祭祀を執り行っている。神官らしく慈愛の人。
●エルンスト・ベンディクス
15歳。ベンディクス侯爵家の長男。
ストロベリーブロンドの髪、右目が緑、左目が黄色のオッドアイ。
ツイアイの攻略対象。誰にでもすぐに話しかける愛想のある人。
家は大陸との貿易を主とした大商会を営んでいる。
[用語]
○私立耀誠学院
茉莉衣と華凛梛が通う学校。小、中、高と一貫しているセレブ校。
○Raccoon
弱小企業が生み出したSES(体感)を売りにしたゲーム機。SESと組み合わせる事で映像で作り出したコントローラーを操作する。
生産が間に合わず入手が困難。
オレンジと黒と白の3色でアライグマをイメージしたアイコンがトレードマーク。
○SES
simulated experience systemの略。ラクーンの機能の一つ。
オレンジ色の光で包まれた場所に、加圧、温感、冷感、振動などを伝える。
逆に、手や指の動き、体温、脈拍などを取得する。
●サーリスト王国
大陸の南にある島国。妖精王の加護があるので、妖精王国とも呼ばれている。建国して219年変わらず続いている。
●妖精王
サーリスト王国の代々の王に加護を与えている。人と変わらぬ姿をしていると言われているが、人前に姿を現すことは滅多に無いので真偽不明。
●妖精
その姿はまちまちだが、光る球体である事が多い。
普段は精界と呼ばれる場所に住んでおり、人の住む世界(人界)に姿を現すのはごく一部の妖精。
人界で特定の姿を維持するのは難しいので、人や動物の姿をしているのはそれだけ強い意志や魔力を持っている。
●妖精樹
精界に繋がっているという神秘的な大木。幹が何本も絡み合い1本の木になっている。茉莉衣曰く、菩提樹に似ている。
幹も枝も葉も金色で仄かな光を纏っている。
●王立ハルティア学園
王都にある貴族の為の学校。10歳から17歳までの子供が通う。
寮は無く通いのみなので、タウンハウスなど王都での住居があることが必須になる。
制服は特に無いが、ハルティアグリーンと呼ばれる深緑色を身に付けるというルールがある。
●入学試験
学園の西に位置する妖精樹の森へ入り、妖精樹の葉を1枚貰ってくる、というのが試験内容。
森では野生の獣に襲われたり、妖精達がちょっかいを出してくることもある。
妖精樹は気まぐれで姿を現す。あまり大人数だと姿を見せないので2〜4人くらいが最適だと言われている。
●新節式
ハルティア学園で毎年4月1日に行われている。
入学式と卒業式の両方を兼ねた式典。
●刻紋の儀式
4月1日の新節式の後、卒業生は妖精樹の元へ赴き刻紋の儀式を受ける必要がある。
入学試験の時に受け取った妖精樹の葉が左手の甲に刻まれる。
刻印された紋は葉紋もしくは貴族紋と呼ばれる。
一章時点での情報なので、今後、各章の最後に書き足しながら挿入していく予定です。