林間学校2日目・・交流会1
アクセスありがとうございます。
交流会はスキップしていい内容に感じています・・。
足腰から元気が削られた不可解な体調の中で部屋を出て中央階段を降りて集合場所の体育館へと1人で向かう途中に抜いていく生徒の歩くペースについて行けなかった・・。
「静かにしろー!」
体育館に入ると男子生徒が交流会について騒いでいる中で学年主任の佐藤先生が注意している姿を見ながら秀平を探し見つけた頃に雑談の煩さは小さくなっていく。
「お前ら・・普段からこれぐらい素直ならいいんだよ」
愚痴る佐藤先生に笑う生徒達に苦笑いしながら片手を上げ話を続ける。
「いいか? 今から別館に移動して英聖高校の生徒達と合流する。その後は、早川先生からの指示で動くように・・言わなくてもわかるよな?」
早川先生が交流会を仕切ることに嫌な予感しかしない俺は、1人ポツンと壁際で立ちニヤつく姿に背中がゾッとする。
「マジで、何か企んでんだ?」
「悠人?」
「いや、なんでもないよ秀平・・」
「そう言えば、隣りのクラスの奴から聞いたんだけど、見覚えのない女子2人が男子フロアを歩いてたらしいぞ?」
「はぁ? 女子が男子のフロアに?」
「そう・・2人はマスクしてたから素顔はわかんねーんだけど、ぱっと見はめっちゃ可愛いかったらしく追いかけたんだけど、先生に呼び止められて見失って探したんだけど見つけれなかったんだよ」
「そ、そっか・・見つけれなかったんなら、残念だな」
間違いなく2人は姉さんと千華さんだろうとわかり、これ以上の話はやめとこうと話題を変えようとしたところで移動開始の時間になったらしい。
これから始まる英聖高校との交流会と言っても具体的に何をするのだろうと秀平と話ながら歩いていると、たまにチラッと視線が重なる高橋さんの反応が気になる。
「・・えっと・・悠ちゃん」
後ろで立花さんと並んで歩いていた一条がオドオドした小さな声が聞こえるも聞こえないフリをしようと思う前に反応してしまった。
「なに?」
「あのね、わたしは・・」
「ゴメン、小さくて聞こえなかった」
「・・なんでもない」
「無理して話掛けなくていいから」
「・・・・」
一条からの話を半ば強制的に終わらせ歩く列の流れのまま別館へと入り1階にある広い食堂のような場所へと入ると、既に英聖高校の生徒達が座って待っていた。
「うぉっ・・可愛い子がいっぱいいるぞ悠人・・」
「シッ・・声デカいって秀平」
長いテーブルを挟んで向き合って座る片側の椅子に英聖高校の男子列そして女子の列という形で、向かいの空いている席に前崎高校の男子と女子が一列となり座っていく。
その流れを止まって順番を待っていると向かいの空いた席の方に向いたままの姉さんと千華さんの姿を見つけ、あの冷め切った表情の横顔を見ながら向かいに座る男子はヤバいなと同情する。
「おい、悠人・・氷結姫いた・・いたいた」
「わかったから、そのキモい顔を早く戻せよ」
氷結姫狙いの他の男子が偶然決まる向かいの席にガッツポーズしたことで、秀平は落ち込み元気が無くなっていく。
「秀平、大丈夫だって・・きっと、席替えとかあるはずだから
「だ、だよな・・まだ奴らに負けてないはず」
秀平のどこにあるかわからない自信を笑っていると、前にいた男子が列の最後だったようで俺から姉さんの席から離れたテーブルの隅っこ席へと向かい座る。
「先輩、前をお邪魔しますね〜」
向かいに座る英聖高校女子は2年生で先輩だから最初から馴れ馴れしくならない程度に声を掛けた。
「はぁ〜い、よろしくね?」
「はい、お願いしますね先輩。自分は、悠人です」
「は、はじめまして、秀平です」
「ふふっ・・緊張しなくて良いよ、秀平くん。わたしは、五十鈴といいます」
「い、五十鈴さん。綺麗ですね!」
黒く長い髪の五十鈴さんは清楚なお嬢様系女子オーラを放つ笑顔で、隣りにいる秀平は速攻で魅了されてしまったようだ。
「ありがとうございます秀平くん。お世辞でも嬉しいよ」
「い、いえ・・本気です俺・・マジで綺麗ですはい」
「ふふっもう褒めすぎだよ秀平くん・・ねぇねぇ、悠人くんとはどんな関係なの?」
「悠人ですか? 悠人は、ただのクラスメイトですよ五十鈴先輩」
「そうなんだ〜」
「あの、五十鈴先輩。名前を教えてもらっても?」
「わたし? 沙耶香だよ」
「良い名前ですね・・」
「ちょっと、秀平くん? わたしのことは聞いてくれないの?」
「あっ・・すいません。えっと・・」
「古川よ?」
「古川先輩は、五十鈴先輩とどんな関係ですか?」
「幼馴染よ・・それ以上はヒミツ・・」
「そんな〜教えてくださいよー」
秀平が五十鈴先輩と古川先輩と仲良く話し始めたため、俺が無理して話すことはないなと視線を向いの2人から外し、周囲を見渡し交流会がただの話をする場ななっているんだなと思っていると、右肩をポンポンッと叩かれ秀平を見る。
「どした?」
「悠人」
「ん?」
「いや・・」
秀平は俺から顔を逸らし向かい側を見たため、俺は久しぶりに向かい側に顔を向けた。
「「 ・・・・ 」」
「どうしました?」
五十鈴先輩と古川先輩は、ジッと俺を見てその表情は少し不服そうだった。
「悠人くん、目の前に私達がいるのに他に興味があるのかな?」
「いえ、秀平と楽しそうだったんで別に俺は良いかなと思ったんですよ五十鈴先輩」
「そうなんだ・・でも、沙耶香って呼んでね?」
いきなり名前呼びをリクエストしてきた五十鈴先輩に対して、少し警戒した俺だけど仕方なく名前呼びをする。
「わかりました、沙耶香先輩」
「ちょっ悠人。いきなり名前呼びはマズいって」
「そう?」
五十鈴先輩を名前呼びしたことに秀平に怒られる理由がわからず、適当に聞き流していると向かいに座っているちゃめでうっすら茶髪でショートボブの古川先輩が口を開いた。
「ちょっと悠人くん? 秀平くんとじゃなくて萌奈美にもお話ししてよ? せっかく前に座ってるんだからさ」
「ゴメンなさい。秀平が必死だったんで・・」
向かいに座る先輩女子2人の相手するのが少し面倒だなと思いながら、笑顔で対応することを心掛けたのだった・・・・。
感想評価ありがとうございます。
交流会の物語は省略してもいい内容だなと思いながら描いている作者がいます。
大きく動きもないし・・・・。




