放課後の姉さんと後輩ちゃん①
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後輩の咲希ちゃんと流れでファミレスに行くことになり、通り沿いにある店舗へと入った視界の先に姉さんが通う高校の制服を来た女子生徒数人の中に姉さんの姿を見つけた。
「お客様?」
「センパイ?」
「あの、あっちの席でも良いですか?」
「・・はい、お好きな席へとどうぞ」
少しでも姉さんがいる席から離れた場所へと出迎えてくれた女性店員さんに希望席を伝え平和な席を確保できた。
「センパイ? 急に慌ててどうしたんですか?」
「いや、大丈夫・・咲希ちゃんは、悪くないからね? うん、たぶんバレてない」
「センパイ? めっちゃ汗かいてますけど、そんなに暑いですか?」
「・・ダイジョウブダヨ・・ウン・・デモ、ダメラシイ」
入り口に背中を向けて座っていた姉さんの死角の席に座ったのに、グルンッと顔を回し俺の方を見た姉さんは立ち上がり俺がいる席に来るかと覚悟を決めていると、トイレの方へと歩いて行った・・。
「はぁ・・」
「悠人先輩? さっきから、変ですよ?」
「ちょっと、知り合いがいてね」
「そうですか、とりあえず、何食べますか?」
向かい側に座る咲希ちゃんはメニュー表を手に取り俺に見えやすいよう向けてパラパラとゆっくりめくってくれる。
「そうだね・・帰ったら夕飯あるから、ポテトとドリンクバーかな」
「私は、パンケーキとドリンクバーにします」
呼び出しボタンを咲希ちゃんが押して、店内にコール音が流れた数秒後に店員さんが来てくれた・・。
「ご注文をどうぞ」
店員さんがテーブル横に来たと同時に氷河期に襲われたような寒気が全身を襲い、震えながら顔を上げると女性店員さんと視線が重なり全身が凍りついて言葉が出ない。
「・・・・」
「ご注文をお伺いします」
「えっと、パンケーキとドリンクバーを・・・・」
「かしこまりました。そちらの悠くんは?」
「・・・・・・」
女性店員を装う姉さんの嫉妬心の業火が宿った瞳に俺は死を覚悟しながらゆっくりと注文する。
「ポテトフライとドリンクバーでお願いします」
「かしこまりました。ご注文は以上ですか?」
「はい、いじょぅ・・」
「ホントに以上ですか?」
「その・・」
「本日のおススメ、放課後のお姉ちゃんはいかがですか??」
「た、ただちにお願いします!」
「承りました。しばらくお待ちください」
姉さんはそのまま俺の隣りにピッタリと身体を密着させ座るとテーブル端にある呼び出しボタンを押すと、すぐさま本物の店員さんが来た。
「お待たせしました、ご注文をどうぞ」
「貴方、遅いわよ?」
「申し訳ございません」
「彼女にパンケーキとドリンクバー。彼にポテトフライメガ盛りとドリンクバーお姉ちゃん付きを一つよ」
「か、かっしこまりました・・」
姉さんの注文を復唱することなく笑顔で一礼しキッチンへと走り去ってしまった。
「・・とりあえず姉さんは、何してるの?」
「接客が頼りない店員にオーダーしただけよ?」
「じゃなくてさ、かなりイレギュラーな注文だったよね?」
「大丈夫よ。あの子は、お姉ちゃんのアレだから私の期待に必ず応えてくれるの」
「そういう問題なのかな? でも、凄い後輩さんなんだよね?」
「あの子は、まだまだよ・・
ピッタリとくっついている姉さんは自慢の大きな胸を当たり前のように押し当て続けているため、友達の席に戻らないのかと聞いたら処刑される未来しか見えないから聞けない。
向かい側に座る咲希ちゃんも姉さんが突然現れたことで驚き身動きが取れずとも、笑顔で様子を伺っているところは姉さん対策を熟知している。
「さてさて、お久しぶりね咲希ちゃん?」
「お久しぶりです、お姉様」
「悠くんと一緒にいるのは、なぜかしら?」
「帰りに偶然出会ったんです、中学と高校は近くですから」
「そうね・・羨ましいわ。それにしても、歩いて帰るだけで終わる流れじゃないかしらね?」
「本当はその予定だったんですけど・・お姉様。聞き逃せない話を悠人先輩から聞いてしまったのです」
「そう・・内容によるわね? 貴方の未来んぁ・・・・」」
ゆっくりとさらに冷たい瞳へと変わっていく姉さんの表情を横目で見ていた俺は、サラッと腰辺りに右手を回して優しくひと揉みする。
氷結姫へと完全に移行する前に軽く刺激を与えて元に戻すことに成功したことで、咲希ちゃんの安全は保たれたはずだ・・。
「・・・・お姉様?」
「き、気にしないで続けなさい・・続けてぇ」
「あっ・・はい」
「もっと、続けて」
「????」
どうやら咲希ちゃんの話の続きではなく俺の腰モミモミを続けて欲しかったらしく、テーブル下の咲希ちゃんからは見えないところで俺の右手をニギニギして要求している。
細い姉さんの腰回りを俺に触られながらも咲希ちゃんの話を顔色一つ変えず静かに聞いているも、実は耳だけが赤くなっていることを緊張している咲希ちゃんは気付かないけど、俺だけは知っている。
シャツの上から腰回りを触られる刺激が物足りなくなった姉さんは、俺の右手を捕まえるとお腹の方へと誘導し触っている途中に偶然捲れたシャツの隙間から指先を潜り込ませ、直接スベスベな肌を触るも動じない姉さんは演技派女優だ。
「・・・・そういうことね。悠くんが結衣ちゃんにデートをドタキャンされた日に寝取られていたことを目撃したと」
「はい、お姉様・・お気付きでしたか?」
「・・・・」
姉さんは俯き目を閉じて静かになる。長いまつ毛が少し震えているように見えた俺は、潜り込ませていた右手をソッと離す。
あの日は夜遅くに帰ったため、先に姉さんは寝ていたため顔を合わせることなく、翌朝に会っていたため失恋でへこんだ姿を見せてないから気付いてないはずだ。
「知らなかったわ・・いつもの悠くんに見えてたわ。もう、お姉ちゃん失格ね・・あの日の私を消してやりたいわ」
「姉さん・・」
2人の会話を聞いていただけの俺はが久しぶりに口にした言葉は4文字が精一杯だった・・・・。
感想評価ありがとうございます。
姉さんと後輩ちゃんの絡みが長くて
半端ですが、ここで切らせてもらってすいません。
続きは明日投稿します。




