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海賊三国伝説  作者: 名も無き小説作家
3/4

第2話黒巾党と政府の闇

ドレイクが二人の海賊と出会い一週間後

ドレイクはこの港町を離れようとしていた。

「一週間滞在したが何も無かったな、あの二人も結局あの後見なくなったしな」

ドレイクは一週間前に出会った二人を思いだす。

フランシス・ゾロ

トラファルガー・ロバーツ

この二人はドレイクの印象に残る二人だったが

二人共どちらもあの後見ることは無かった。

(あの二人はどちらもかなりの強さを持ってるから仲間にしたかったが

こうも会わないとはなもう他の町に行ったのかもな、、、)

相手の激情と油断を突いてなんとか投げ飛ばしたが

かなりの怪力を誇るのを感じたロバーツ

冷静にドレイクとロバーツの一連の流れを見て

その後声をかけて来た時も隙を全く見せなかったゾロ

これならあの時に二人のどちらかでも勧誘しておけば良かったと

後悔をするドレイクだった。

(それに有力な情報も得られなかったか、まぁだがこんなものか)

そう思いこの町を去ろうとするドレイクの耳に助け求める叫び声が響く。

「黒巾党の襲撃だ!!」

「この町を出る前に一仕事して出るか」

ドレイクは踵を返し叫び声が響た方に駆け出す。


「ギャハハハ!!物資を奪え!!殺せ!!」

「皆殺しだ!!」

「女は犯して殺せ!!後は皆殺しだ!!!」

「辞めろお前等!!!」

ドレイクは駆け抜けながら黒巾党の奴等を無力化する。

「お前は誰だ!!」

「俺はドレイク!!エドワード・ドレイク!!!通りすがりの旅人だ!!」

「お前か!最近俺達の邪魔する馬鹿は!!」

ドレイクはこの町に来るまでも何人もの黒巾党のメンバーを無力化してきた。

「ギャハハハ!でもコイツは甘ちゃんだぜ

コイツにやられた奴等も一時的に無力化されただけだからな!」

「結局ソイツ等も復活してまた略奪してるのによ!!」

「お前等も元々一般の人々だろ?何故こんな事を!!」

「俺達は殺して奪えればそれで良いのさ!!」

「俺達はあの方達に選ばれた特別な人間だ!!」

「そんな俺達には殺人も略奪も強姦も許されるのさ!!」

「、、、わかった」

「何がわかったんだ?ザコ!!」

「お前達の腐り具合がようやくわかったよ!!」

そう言いながら黒巾党の奴等を切り捨てるドレイク。

「俺はお前等が持つ悲しみや憎しみに同情して

今までお前等を切れ無かったがもう躊躇わん!!切り捨てる」

「ヒ、ヒィー!!」

「なんだこの威圧感!!」

「構うな殺せ!!!」

襲い来る黒巾党の奴等を切り捨てて行くドレイク。

「こ、コイツヤバイぞ!?」

「強すぎる!!」

「あの二人並みの化物だ!!」

「あの二人?それは長い髭と長い刀を持つ男と二刀流の男か?」

二人の海賊の事を知ってそうな黒巾党の奴を詰めるドレイク。

「そ、そうだ三日前に俺達のアジトに二人して突撃して来た」

「その話を詳しく聞かせろ!!」

「総掛かりでなんとか捕まえたが、俺達の被害も酷かったよ

なんせ『剣聖黒髭』と『二刀流の暴狼』だからな」

「あの二人はそんな仰々しい異名が付いているのか?」

「当たり前だろ!あの二人は最近この近海で名を轟かせる新進気鋭の海賊だぞ!?アンタ知らなかったのか?」

「まぁ最近こっちに来たからな

それより二人を捕らえてどうする気だ!」

「政府に売り渡すのさ」

「お前等もお尋ね者だろ?どうやって?」

「そんなもん裏で繋がってるに決まっているだろ

今の政府と俺達黒巾党は一蓮托生の関係なんだよ」

「何!?」

「俺達が町を荒らして略奪した金や賞金首を政府に売り渡し政府は俺達の悪事を

見逃すのさ!」

「そんな、、、」

ドレイクは剣を落としそうになる。

「お前もこれで賞金首さ!ヒャハーー!!」

「ウルサイ!!」

ザシュッ!!!

ドレイクは男を刺し殺して呆然とした。

「まさか政府も黒巾党の奴等も腐っているとは、、、

マズイなあの二人を助け出さないと、、、」

その後生き残った黒巾党の奴を脅し黒巾党のアジトに

向かうドレイクだった。

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