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海賊三国伝説  作者: 名も無き小説作家
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第1話出会い

エルドラドは一人の男に掌握され、混迷を極めた。

男の名はバルバロスト・ハイドラ。

元エルドラド王国官僚で評議会の陰で暗躍を続け

幼い国王を暗殺し、十人評議会を全員処刑して

王国の実権を握り暴虐の限りを尽くして居た。

彼の配下には最凶の海賊と恐れられた男

バーソロミュー・ロックスが居て

ハイドラの邪魔者を皆殺しにした。

そんな混迷の時代にドレイクは旅をして仲間を

探して居た。

そんなドレイクに運命の出会いが訪れる。

とある港街の酒場

「ラム酒を頼む」

「お客さん、悪い事は言わないよ

さっさとこの街を出な」

「何故だ?」

「この街も最近エルドラド王国の兵隊がこの街にも来るようになったし、

あの暴れん坊の海賊がよく出没してるしな」

「暴れん坊の海賊?」

「この辺を拠点に活動する海賊が二人居るんだが片方の海賊はまだ話しのわかる奴なんだがもう片方が、、、」

ドガッ!!

そんな話しを店主とドレイクが話して居ると突然入り口のドアを蹴り開け、男が入って来る。

「おい!酒を持って来いよ!!」

「少々お待ちを」

「はぁ!?そんなん待てる訳ねぇだろ?良いから酒を持って来い!!」

「おい、無茶苦茶言わずに大人しくしてろ」

「なんだ?見ない顔だな!!

このロバーツ様に楯突くのか!!!」

「店の人に迷惑が掛かるって話しだ

大人しくしてろって」

「良いから表に出ろよ優男!!」

「仕方ないな、

店主少し外で騒ぎを起こすから悪いな

「良いってお客さん

ソイツが来たらいつもの事さ」

「ならコイツが件の暴れん坊か?」

「ああ、そうだよ」

「誰が暴れん坊だって!?」

「お前しか居ないだろ」

「良いから表に出ろよ!!!」

「わかったから、待ってろよ」

そうしてドレイクとロバーツは表に出た。

「俺の名前はトラファルガー・ロバーツ様だ!!

お前名前は?」

「エドワード・ドレイク、旅人だ」

「かかって来いよ!ドレイク!!」

「お前から来いよ」

「舐めやがって!ブッ殺す!!」

そう言ってロバーツが二刀流で斬りかかって来る。

ドレイクは素早く手を取りロバーツ投げ落とす。

そうしてロバーツの首筋にカトラスを突きつける。

「まだやるか?」

「いや辞めておくよ」

ドレイクはロバーツを置いて街に消えて行った。


「見事なものだな」

「アンタ、酒場から俺達の一連の流れを見てた男だな」

「気づいていたか」

「まぁな」

「なかなかに鋭い感性を持ってるな」

「それより名前をそろそろ教えてくれないか?」

「すまぬ、俺はゾロ、フランシス・ゾロ

流れの海賊をしてる者だ」

「じゃあアンタがこの辺を縄張りにしてるもう一人の海賊か?」

「そうだ」

「そうか、俺はもう少しこの街に居ようと思うから、何か用事があるならまた話しかけてくれ」

「わかった」

「じゃあな」

「ああ、またいずれ会おう」

こうしてドレイクは二人との運命の出会いを果たした


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