part/eight くじ引き、神。
この作品を読むための注意
以上が大丈夫な方はゆっくり見ていってね
「全く、酷い目にあったのです」ナノアは泣き目で俺を見る。「わ、悪かった。ああしなきゃ、お前を助けられなかったから……」一時間前、ボスドラゴンの腹に、盛大にロケット花火をぶつけ、更にナノアを殺しかけるという偉業?を成し遂げた。「それより、早くカクヨムに行かないとエントリーに遅れちまうから、あ、神器回収はお前に任せる」「え、えぇ?!む、無理なのです!」「大丈夫だ、心配すんな」そう言って頭を撫でる。「は、恥ずかしいのです」ナノアは少し照れているようだ。「さてと、行くか!」「は、ハイなのです!」
「ここがカクヨムか!」「でかいのです!」俺達はハルゲリアから徒歩30分の道のりを歩き、カクヨムへ到着した。「じゃ、エントリーしてくるわ」「えぇ!?」ナノアがとても寂しそうな顔をしていたが、俺は構わずエントリーしに行く。「酷いのです。とりあえず、街を歩くのです」そう言ってナノアは歩き始めた。「意外と屋台が多いのですね!お姉さま!」「えぇ、そうよ!」「?この店、くじをやってるのです!特賞?なんか凄そうなのです!お姉さま!やっていいですか!」「今日は特別よ!少しならいいわ!」「ありがとうなのです!」早速、店員にペルを払う。そしてくじ車を回す。すると赤のたまが出てきた。「おめでとう!お嬢ちゃん!特賞だよ!」「特賞!なんか凄そうなやつなのですか!?」ナノアはすごく興奮した。しかし、出てきたのは「はい、お嬢ちゃん、最近商売で貰ったレアもんだよ」「……ありがとう、なのです」ナノアは黙ってその場を去った。「これ……神器の素、なのです……」
「たっだいまー!ってあれ?なんか暗いな、どうした?ナノア」「カルト、これ、見て欲しいのです」ナノアが小さな塊を渡してきた。「これって神器の素じゃねーか!どこで手に入れた?!」「くじ屋なのです」「は?」「くじ屋なのです」「おい待て、くじ屋にこんなの置いてるわけねぇだろ?!」「なんか貰ったとか言ってたのです」「はぁ!?おかしいだろ!まぁ、神器の素を得たんだからいいか」「……」「次はどこに行くんだ?ナノラ」「次は、スグそこの、カクヨム山よ!あそこには強いエネルギー反応があるの、急いで向かって!」「あ、あぁ!」「はい、なのです」「元気だせって、この飴やるから」「頑張るのです!」「早!」とにかく、神器を取りに行こう。じゃないと、ナノラに叱られる。こうして俺達はカクヨム山へと、向かった。
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます。次話がで次第また読んで欲しいです。