part/six 親方!空からドラゴンが!
この作品を読むための注意
短くなった(´^ω^`)ワロクソ
これらが大丈夫な方はゆっくり見ていってね
「痛てぇ」
「当たり前なのです!ロリっ娘なんて言うからなのです!」
言わなきゃよかった。
まじで、ほんとにそう思っている。
まだジンジンしてるよ。
「あ、おーい、ナノラ!次はどこに行くんだ?」
「次は、資源都市ハルゲリアよ」
「どこだよ」
「知らないのですか?!」
「いよいよ、末期症状みたいね」
いやいや、そんな目で俺を見なくても
「そもそも、俺は田舎町にいたんだぞ!そんな都市知ってる訳ねぇだろ!」
不良みたいな喋り方を駆使し、俺は、ナノアとナノラを威圧した。
が「もう一度死にたいのですね♪」
「ナノア!やっちゃって☆」
「え?また?またですか?ね?死にたくないから、ね?いやだ、死にたくなぁぁぁい!!!!」グリッ、ボキッ、グシャ、チーン。
俺はこの後、3日間起きなかったそうだ。
「さぁ!着いたわよ!ハルゲリアへ!」
しかし俺は返事をしない。
なぜなら、また方法が同じだからだ。
「なんで毎回毎回逆さまになるんですかねぇ?酷すぎるだろ!」
怒りながら文句を言うと「それ以外に案があるんですか?無いなら即刻死刑」と言われ、俺は早急に地面へ着地した。
「にしてもここ、広くねえか?」
「当たり前なのです!資源が大量にあるのですから!」
「それだけで広いってのはないだろ!」
散々な文句を言うと、平原からモンスター?が出てきた。
「何あれ?」
「あれはミノタウロスね。凶暴だから気をつけてね!」
「お、おい!ふざけんな!」
畜生、こうなったら、「滅せ!ヴァニッシュ!」そう叫び、ヴァニッシュを生成する。しかし、ガギン!
「ミノタウロスって剣持ってんのかよ!しかも押し負ける?!そんな、ばかな?!神器が押し負けるなんて……」
俺はヴァニッシュの効果をもう一度考えてみる。ヴァニッシュに触れた神器と定義されるものを任意で消滅させる。ん?そう言えばナノラが他に言っていたような?うーん。
あ、確か、神器以外だと効果を発揮しない。故に雑魚になる。
「嘘だろぉぉぉ!?」
俺は言われたことを思い出しながら戦っていたため、背後に迫りよる影に気づかなかったのだろう。
「キャ!うぐっ、かはっ!?」
突然の声にビックリして後ろに振り返る。
「ナノア!」
「カ……ルト、助け、て、うっ!」
「大丈夫か!ナノア!今助ける!」
しかしナノアの首を絞めているバケモノは、見た感じ、あれだ、ドラゴンだ。あんなのに太刀打ちできねぇわ、ごめんナノア。
俺、無理。
そんなことを思いながら、ナノアを助けようとする。
だが、キシヤァァァァァァ、その行為が逆にドラゴンを興奮させてしまったらしい。
俺はドラゴンの吹く火をまともにくらい、絶賛瀕死だ。この光景、少し前に見た……様な、パタン。
俺は本を閉じた時のように倒れた。
「はっ?!ここは?」
「ここはお前の中だ。俺はお前の左手、詳しいことが聞きたいなら、まずは俺の言うことを聞け。いいな?」
「は?何言ってっかわかんねぇよ!」
俺は何を言ってんのか、良くわからないやつだ。
しかし、この声の持ち主はまるで何かを知っているみたいだ。
だが面倒臭いので後にしよう。
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます。次話がで次第また読んで欲しいです。