part/ten 永久神殿アトランティス
し
「ほれ、餌だぞ」
「ギャオォォ」
俺は、ロケット花火をぶっぱなした。
そしてボスドラゴンに直撃させてしまった。元々気に入っていた為、ちょっとばかり後悔している。
なので世話をすることにした。
「水はそこに置いてあるから、無くなったら言ってくれ」
「ガァァゥ」
ふぅ、これでやす……お前、何やってんだ?「様子を、見に来ただけなのです」
「はぁ、いいから行くぞ」
「もうちょっとドラゴンが見たいのです!しかも名前決まってないのです!」
「そう言えばそうだ!」
でも何にする?俺は何も思いつかない。
するとナノアが
「ばはむーとで」
「は?」
「ばはむーとがいいのです!」
「なんでそんな軽いんだよ!ダメだろ!もっとこう、ドラゴンっぽい名前にしなきゃ!」「これからあなたの名前はばはむーとなのです!よろしくなのです!」
「って聞いてねぇし」
まぁ、決まっちまったもんは仕方ない。
ふわぁ、よし、寝るか。
「艦内のいる二人に告げます!間もなく、ファンタズムの首都、アルテノに到着します!降下準備を!あ、後カルト!あのドラゴンに、手網付けてあるから、あれで降りれるわよ!んじゃよろしく!」
「勝手なことすんな!」
仕方ない。あいつが言うってことはやらなきゃ殺されるサインだからな。
そう言って、急いで格納庫に向かう。
「待ってろよ!相棒!」
「よし!これで降りられる、ナノラ!格納庫のハッチを開けてくれ!」
「ok!」
「なんでそんな発音いいんだよ!」
俺達は覇竜ばはむーとに乗って空から降りる。
「うひょー!速いな!」
「凄いのです!」
「そう言えばさ、ナノラ、どこに向かえばいい?」
「そこから北に向かって、そこに、永久神殿アトランティスがあるわ!」
「分かった!」俺達は急いで向かう。
バサッ、バサッ、バサッ、ドンッ!
「グルルル」
「よし、着いたな、ばはむーとここで待っててくれ」
「グォォウウ」
「行くぞ、ナノア!」
「はいなのです!」時間は迫ってきている。
さぁ、未来を塗り替えろ!
続く
ね