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swords〜Atlantis〜  作者: 久松泰河
1/12

part/one 移動都市ルノワール

この作品を読むための注意

タイトル ソーズ〜アトランティス編〜と読む。

作者がキモイ。

作者の脳がクレイジー。

作者〇ね。

これらの事が大丈夫な方はゆっくり見ていってね


「はぁ」

 ここに来て1ヶ月。

 面倒な事しか無かった。

 色々と。

 そう言えば自己紹介がまだだったな、俺は倉部カルト、14歳だ。

 今は買い物中、今晩は魚にするつもりだから、その為に魚屋に行こう!と思ったが、朝は、何も食べていないので近くの喫茶店による事にした。


 喫茶店に入る少年を遠くから見つめている少女がいた。

「あの少年……フムフム、なるほどなのです!話しかけるのです!」

 追いかけるために屋根から降りようとする。すると「待ってナノア!今は作戦中よ!勝手な行動は慎みなさい!」

 突然スピーカーから大きな音がしたが気にしないで屋根を降りる。

 ダイジョブなのだろうか?


 カランカラン、そのような音がドアから鳴った。

「いらっしゃい!」

 ビックリするぐらい豪快な声が轟く。

「旦那!アイスコーヒー頼む!」

 俺も負けないぐらい大きな声を出す。

 こんなことで張り合っても意味は無いだろうに。

「美味しかったぜ!旦那!」

「おぉ!そりゃ良かった!また来てくれ!」「おう!」

 さて、魚でも買いに行くか。

 コンッ。

「ん?」

 見上げると黒々しい空間がそこにはあった。

「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!」

 俺がびっくりするぐらい大きな声を上げると、突然、謎の物体に追いかけ回された。「なんだこれ!気持ち悪!う〇こじゃねぇか!こっちくんな!」

 そんなことを言いながら逃げる。

 しかし、角に追い込まれてしまった。

「はぁ、はぁ、畜生、こっちくんな!」

 こんな罵声を浴びせても意味が無いことはわかってるが日頃のストレスを今ここで発散しようと言う謎の思考が回ったためこうなっている。

 しかし謎の物体はどんどん近づいてくる。

 あと3mくらいだろうか?もう少し近づかれたら殺されるのではないだろうか?

「死にたくなぁい、やだぁ!」

 罵声はいつの間にか命乞いになっていた。

 そんな事を考えていると「ブフゥ!」突然殴られた。

 どうやら切れているらしい。

 しかし俺にはもう、立つ力は……いや、まだだ、俺は近くにあった棒を取り、黒い物体に突き刺す。

「オラァァァァァァ!!!!」

 俺は気合いと共に、棒を貫通させる。

 しかし、その頃には、ぶっ倒れていた。


「うぅん?」

 ここはどこだ?と言う俺の顔を察した1人の少女が口を開いた。

「ここは喫茶店なのです!」

「あ、うんそうか……てか誰だお前!」

「私ですか?私はナノア!ナノアなのです!」

「ナノアっていうんだ、うん」

 しかしまぁ、なんとも華奢だなぁ、と思いながらさっき?のことを考えてみた。

「まず黒々とした場所に閉じ込められて、殴られて、死にそうになった……その時近くにあった棒を突き刺して……まさかあの棒──」

「そうなのです!あの空間に飲み込まれる寸前、近くにあった鉄パイプを宿屋から投げたのです!」

 嘘……だろ?こんな華奢な子が、鉄パイプなんてものを軽々しく、しかも30mも離れたところから!

 凄すぎワロタ!

「それよりなんで俺を助けたんだ?俺にはなんも特別な力はないが……」

「いや、あるのです。一般人と決定的に違う血液の回路が、あなたにはあるのです!」

 はぁ?そんな事言われてもなぁ、俺今までそんな片鱗見たこともねぇぞ!

「それより名前教えて欲しいのです!」

 え?そっちより俺の名前の方が大事?酷いね?俺、若干期待してたのに……

「まぁいいか、俺は倉部カルト、カルトって呼んでくれ。」

「分かったのです!それでカルトにはまず英雄の証があります!」

「はぁ?」

「とにかく聞かれるとまずいのでどこかに移動するのです!」

「ちょっと待てぇ、展開が急すぎるだろぉ!おい誰かァ!こいつを何とかしてくれぇ!」

 そんな大声を出しても誰も反応してくれないため仕方ない。

「あぁ、もう俺ん家でいいから!早く行くぞぉぉぉ!」

「行くのです!」

 この2人、とてもうるさいが、何とかなるのだろうか?

(騒音被害)


 続く。

読んでくださりありがとうございます。次話がで次第また読んで欲しいです。

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