第2章 説明回
今回の章は本当はもう少し長くしようと思っていたのですが、新キャラのまとめなどの関係で第2章はここで区切ろうと思います。
※またすでに記載しておりますがこの物語にはグロ・残酷表現が含まれます。次の章以降は特にそういった表現が増えるorよりエグくなると思いますのでご注意を。
今までの説明回では見やすいようにと文字を開けて行を揃えていたのですが、むしろ見づらくなったのでやめようと思います。
なお用語解説的なものは今回は長くなってしまったのでスルーしていただいても構いません。今後分からなくなった時などにここを見るという形でもでもいいです。
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~登場人物プロフィール~
エルシュルート
種族:羽トk……竜……?
リコ・シェルク
性別:♀ 年齢:23 種族:人間
その他:見た目はロリでも年齢はシラカゼたちよりも実は上。身長が自分と同じで見た目が女の子っぽいシラカゼに親近感があるようだ。そのため男と知っていても女の子扱いしてしまう。特に胸のなさが親近感に拍車をかけている。反面とある事情により未だ未婚という彼女にとって、シラカゼがエルやフィリユスと一緒にいるという光景は、可愛い女の子がイケメソにモテているという風に見えるため無意識的にライバル視していたりもする。
リリィのことは従業員というより可愛い後輩や妹のように思っている。
シエリア・ミューレッジ
年齢:18
その他:見た目や話し方、雰囲気的に初見の人間からは年齢が20を越えていると思われやすい。
アシス・ミューレッジ
性別:♂ 年齢:18 種族:サイボーグ……?
能力:???
その他:体の半分が機械の青年。シエリアとは一部の転生者同士で組んだグループ仲間。だがグループメンバーとの中は良いとはいえないようだ……
見た目は紫色の髪に、中の上くらいの顔で、服装はいわゆる現代風のもので本人の髪色と同じ色のパーカーと黒のズボン。パーカーの左下の腹あたりには黒いドクロが描かれている。同年齢のフィリユスと比べると顔は向こうの方が遥かに上だが、彼よりもがっしりとした体やまだ頼れそうな雰囲気があるため、イケメソ度は総合的には同じくらいかもしれない。
機械部分はを皮膚に似たもので覆っているため、見た目は人間に見える。実は触ってみても人間の皮膚と同じ感触で、手で言うならば細かいシワまでもが再現されている。ここまで精緻に作られていることから、これを施した人間の高等な技術力あるいは能力が伺える。
~用語解説的なもの~
竜という種:それは強欲にして邪悪な存在。あるいは神のごとく神聖な存在。翼竜や蛇竜などひとくくりに竜といっても色々な竜がいる。だがどの竜にも共通するものがある。それは強固な鱗である。高位の竜ほど強靭な鱗と肉体を持つのは当然だが、同時に知識や魔法、魔術といったものにも同様なことがいえる。竜種の中でも下位のものは知能が低く魔術の使えないものもいる。
と、ここまでは基本的におおよその竜のイメージだと思いますし、ここでも竜は上記のイメージ通りです。が、ここからはここオリジナルのものやより細かい設定をいれておきます。
下位の竜種は竜というよりもトカゲや蛇に近い。実際それらは近縁種である。そも竜の祖先は進化や特殊な環境への対応によりトカゲなどから竜へと変化した。現在でも環境などの要因で変わるものは多くいる。が、そのほとんどは竜へと変わる前に寿命を終える。竜へと至ったものも至ってすぐに死ぬため、生きている内により上位のものへとなることはない。だがそれはつまるところ長く時をかけ親から子、子から孫というようにバトンを渡す種のリレーを行えば、より上位の竜に至る可能性があるということである。現在の高位の竜もそういった永きに渡るリレーを経て至ったものが大半である。
人間という種と比べると、人間よりも遥か昔の時代よりこの世代単位のリレーをしてきた竜が人間よりも強く、知恵があり、永き生を得るというのは当然のことである。だが永い時は竜という種に欲というものを溜めていった。竜が金や宝石などに目がないのは、もはや本能や本質と言っていいほどに溜め込んできた欲望のせいである。
人竜:竜種の一種で、見た目は限りなく人間である。亜人種ではなく竜種に分類されているのはその本質にあり、見た目は限りなく人間でもその本質(本能や強さなど)は限りなく竜そのものであるからだ。
亜人種の獣人と比べると見た目は人竜の方が人間に近い。しかし本質は獣人の方が人間に近い。人竜の見た目で人間と違うところは、体のどこかに1枚の鱗があること。服などで隠されると見分けることは困難である。なお鱗が2枚以上あるものもいるが、それはおおよそ自然発生で……であった場合か、人工的に造られた場合である。しかしそもそもにして人竜自体が奇跡的なほど稀な存在であり、自然発生で鱗が2枚以上のものはいないといっていい。また人工で造られたものもこの世界の科学要素の不足などにより、"科学に精通した転生者が造る"といった特殊なケースでもない限りこちらも存在し得ない。
ちなみに竜人と間違われやすいが、竜人は体型は人間に近いが見た目は明らかに竜そのものであるため注意が必要。
亜人種:亜人種はあくまで人間目線での分類である。詳しい説明は別の回にて……
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竜種の説明などはもう少し書けることもあるのですが、無駄に長くなりそうなので今回はここまでとします。なおここの説明等で質問・意見などがありましたらお気軽にどうぞです。ネタバレしない範囲でお答えしようと思います。




