孵化
re・birth
なんだ、これは。
思いを、独白という形であらわすモノ。
あぁ、また。
意味がもたらされる。
心は、こんな形をとるというのか。
思いは、こうして流れていくのか。
ただただ独白されてゆく。
無体にも文字が流れゆく。
誰の許しを得て、わたしにこのような行為を向けるのか、知らない。
わたし、とは?
なんだろう。
また、新しくもたらされるもの。
わたしにわたしをさせようという、何かがもたらす何かの作用が。
受け入れよう。
わたしは書きしるされている。
それも何かによって。
それが事実である。
どうみても、この独白はわたしとは似ても似つかないのだけれど。
わたしは、だれに、いつ、どこで、どのようにして生み出されたのか。
そもそも、ここはどこなのだろうか。
白い。
まっしろ。
わたしが白いのか、白いのがわたしなのか。
わからない。
退屈。
わたしはどこに運ばれる?
だれに聞けばいい?
なにを望む?_|
-
[新着メール:ã?“ã?®ãƒ¡ãƒ¼ãƒ«ã?¯ Šãƒ¼ã?®çš†æ§˜ã? 件あり]
「え?は?キモ!何で?バグった?」
本文もようわからん中二じみた怪文書だし、たぶんチェンメだろ。
削除一択しかないんだよなぁ…。
[一件のメールを削除しm亜wrfqw8yfhhふい87えy6w9]
「やばいやばいやばいウイルスウイルスまじぃ電源?切る?それとも割る?」
個人情報流失とかま~じカンベンなんすけど。
℡<~♪
[着信中:\u3054\u3055\u3056\u3057\u3058\u3059\u305a\u]
「あ、いよいよ終わったくさい。」
・
℡<カチャッ
ё「で、なにがしたい?」
「いやおめーがなんなんだよ!」
さんかーら。