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4/10(日)続
今、坊が帰っていった。バス停まで送っていこうと言ったけれど辞退した。私は病みあがりだし、おもては雨降だしして気を使ったのね、あの子は。「そ もそも、今日は、見舞に来たので、こんなに長居する心算ではなかった。まして、昼食と夕食を御馳走になったうえにも、レッスンまでしてもらったのは、か えって申訳なかった。」と詫びていた。
私は、明日、もう一日だけ、仕事を休もう。本当は、行こうと思えば行けるのだから、一種のズル休をするのだけれど、五日間休むのも、六日間休むのも 同じこと。今日は、もう、これで早寝をして、明日は一日、腰を据えて書いてみよう。書きたいことが書ける気がする。彼夜一夜此に臥さん。
滋子の手書き原稿に忠実な翻字は以下で
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