『美人説』の改訂状況1
編者の天野なほみです。
序章にあたる『美人説』は、ネット掲載のための改訂中ですが、出来たところから公開することにしています。本日、結部に相当する【 川崎へ 】を加えました。
第二部であり、かつ本体ともいうべき『己呂武反而』は、滋子自身が書きました。次にくる『遺書』は、婚約者だった小林伶門が書きのこしました。(前者の標題である己呂武反而は滋子によるものです。後者には、その性質柄、もともと標題がついていません。)
滋子の原稿は特殊です。体裁の上で色々と制約が設けられる一般投稿サイトに、必ずしも馴染まない。ほとんどがルーズリーフ紙にペン書き . . . あとになって思い直す。赤インクを入れて訂正する。そうした跡なんか、どうすればいいか。
問題を解決するために、ウェブページ化することを考えました。PDFにもしました。
せっかくですから、もとにちかい形で読んでいただけたら幸いです。
http://db.tt/pJ1syH7y (アクセスできないとの指摘があるので、対策を考えます)
PDFへも行けるようにしてあります。【誤字脱字が少なくありませんが、初版以来の方針にしたがい訂正せず、そのまま載せます。】
2022年7月9日