6/24(金)雨
ゆうべ、又、しつこい人が訪ねてきた。何度目なのかも、もう数えてない。いつもは、封筒を、門に挟んで帰る。居留守を使うから。封筒は、すべて、開封されず、生ごみと一緒になるか、この前は、坊と私の下着とともに、灯油を掛けられ、焼かれる憂き目を見た。昨日は、あかりがついているものだから、中々諦めなかった。でも、いくら待っても、誰も、応対に出ないし、テテマロには吠えられるし、結局、帰っていった。何処かで待伏していたかもしれない。坊も私も出掛けなかったから、待伏損だったろうけれど。そう、辞めたあとで、しつこく電話を掛けてくるので、電話番号を変えたのだっけ。彼は、坊が同居しているのを知っていて、坊を、何度かはつかまえようとしたらしい。坊は自転車だったり、テテマロを連れていたりで、うまく振切った。テテマロは、初から、直感的に、彼を嫌って、彼を見ると唸る。女の子に似合わぬ獰猛さで唸る。昨日も、それで、漸く退散。rrRuff.
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