表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
己 呂 武 反 而   作者: https://youtube.com/kusegao
142/197

                                      

6/24(金)雨

   ゆうべ、又、しつこい人が訪ねてきた。何度目なのかも、もう数えてない。いつもは、封筒を、門に挟んで帰る。居留守を使うから。封筒は、すべて、開封されず、生ごみと一緒になるか、この前は、坊と私の下着とともに、灯油を掛けられ、焼かれる憂き目を見た。昨日は、あかりがついているものだから、中々諦めなかった。でも、いくら待っても、誰も、応対に出ないし、テテマロには吠えられるし、結局、帰っていった。何処かで待伏していたかもしれない。坊も私も出掛けなかったから、待伏損だったろうけれど。そう、辞めたあとで、しつこく電話を掛けてくるので、電話番号を変えたのだっけ。彼は、坊が同居しているのを知っていて、坊を、何度かはつかまえようとしたらしい。坊は自転車だったり、テテマロを連れていたりで、うまく振切った。テテマロは、初から、直感的に、彼を嫌って、彼を見ると唸る。女の子に似合わぬ獰猛さで唸る。昨日も、それで、漸く退散。rrRuff.

6/24(金)の記事は続きます。[編者]


滋子の手書き原稿に忠実な翻字は以下で

http://db.tt/M2nc69Pb


目次はこちら

http://db.tt/fsQ61YjO

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ