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監獄迷宮  作者: ばち公
とても大切なものは誰かの背後に伏せている
32/74

主要な登場キャラクター(ここまで)

オリ:召喚された女子高生。

この世界(というより『監獄迷宮』内部)にも少しずつ慣れ、表面上は落ち着いてきた。

――逆にこの世界に徐々に染まっていることもあって、荒みっぷりを発揮することもしばしば。

若干頭おかしい。身体に傷も増えた。

ただ、元の世界に帰りたいという気持ちだけは、変わらない。

最近、『落者』と呼ばれた。


ミオ:犬娘。

相変わらず、素直で元気いっぱいでオリ様を慕う。

オリを品行方正な覇王にしたい。

そろそろ自分の暮らしていた階層が近いらしい。


リューリン:妖精。

相変わらず、自分大好き!!

愛らしい外見とは裏腹に、悪辣な妖精――だが、若干保護者感が出てきた。

オリを悪逆非道な覇王にしたい。


少年:神出鬼没で美しい、自称神様。

相変わらず、謎多き存在。

よくオリに会いに来ては、彼女との会話を楽しんで去っていく。




トゥケロ:凛々しい顔立ちをしたドラゴン。

オリは忍者をイメージしている。

『草』という集落で、長の右腕として生活している(三章で登場)。

物静かで温厚、面倒見もいい。ユーモアもある。

が、目的の為なら平然と手を汚す冷酷さを持つ。内容は曰く、「暗殺ぐらいしかしてない」。

オリ達を気に入り、道案内としてついてきたが(四章)、それも済み離脱。

自分の住処へ帰っていった。


スライム:全裸の痴女から登場(四章)。文字通り全裸の痴女として、オリに多大なショックを与えた。

臆病もの。よくぷるぷる震える。

中性的な声で、敬語で喋る。

オリ一行内では珍しく、慎重に物を考えるタイプ。

今まで性別を意識したことがないため、スラちゃんという渾名は気に入らず、それから未だに名無しのまま。

引っ越し先を悩んだ結果、オリの暴力の発露を目撃。彼女らについていくことを決めた。オリ曰く、「趣味悪いね」

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