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『チート』能力というワードを主人公に喜んで欲しくない

作者: 冷水
掲載日:2026/06/25


 最近、昔に比べてネット小説を楽しめなくなった。

 簡単な理由。


「え、やった! これ『チート』じゃん!」


 ――この『言葉』が無理。最強が悪いのではなく、自分を称賛する言葉として使ってるのが、最大級に無理。


 オンライン対戦ゲーマーが、MMO小説書いてないのが分かる。

(一部、無縁だったり影響ないオンゲもあるにはあるけどさ。あるいは、関係ないカジュアル勢だったら無縁なのかもね)

 だって、チーターに苦しめられた事ないでしょ?

 ランクマッチで自分を追い込んでる中で、敵でも味方でもチーターがいたら、糞だよ。

 10人程度だったり、あるいはバトロワの100人くらいか、全ての健常者たちの時間を、無意味にするゴミ行為。


 チーター討伐みたいなコンテンツもあるにはあるさ。

 でも、それはエンドコンテンツでもなんでもなく、ただ下衆な犯罪者を正規の武器で倒すだけのコンテンツ。

 多くの一般人、あるいはトップ帯ですら、チーターがいると諦め、無駄を減らす為の敗戦処理を開始するんだよ。

 チーターがいる場所を避けて、それ以外で順位を争ったり。

 即抜けしたり、少し抵抗してみるけど諦めて次のマッチに最速で行ったり。

 犯罪者を楽しませないように、ただ冷静を装いながら、内心では、ツバを吐きかけて消し去りたいくらいの憎悪が灯ってたりする。


 百歩譲って、地の文や内心で喜んでるくらいならいいよ。

 主人公やヒロインの言葉で、それを祝福みたいに言わないで欲しい。


ヒロイン「やったね! それ、チート能力じゃん! すごいね!」

主人公「こんなん、チートじゃん! よっしゃ!」


 こいつら、よくそんな言葉で喜べるね。

 君らの言葉は、つまりこうだ。

 

意訳「やったね! それ『犯罪者』じゃん! すごいね!」


 海外でだって、チーターが裁判だったりで訴訟されたり、実際に逮捕者がいるか知らんけど日本でも問おうと思えば罪になる行為。


 ――別に、バランスブレイク能力が、悪いとは言わんよ。


 私だって、俺Tueeeが悪い事だとは思わない。

 最強に憧れ、それをフィクションにするのが、昔からの王道なのは否定しない。


 ――私が嫌なのは、『下衆』の言い換えであるはずのチート行為を自分で自分を称賛する言葉として使ってる、っていうだけの事だから。






 


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― 新着の感想 ―
 言葉の意味合いが俗に塗れることで変わるなんてことはよくあるわけで、これもその一例ということなのでしょう。  つまりチートとは法外な能力、悪どいほどに凄いということなのかと。(苦笑)
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