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異世界転生?キャラメイクしたらゲームの世界でした  作者:
第2章 冒険者の始まり
23/25

第2章 冒険者の街カリヴィア 12

第2章完結となります。

楽しんで頂ければ幸いです。

 コボルトリーダーを討伐した私達は、次の日からは通常の冒険者業に戻り、依頼の対象の魔物を狩る為に森に行ってはアルキノコをついでに狩り、休みの日はアテナと二人の時は街を散策したり、カルマンの所に武器や防具のメンテナンスに行ったり、トルネオのお店に顔を出したり、アイリスのパン屋で新商品を開発したりして、1人の時は、創造神教の教会に顔を出したり、街の依頼を受けたり、コーヒーを販売している喫茶店でコーヒーの色々な飲み方を開発したりして過ごしていると、街に来て二ヶ月経っていた。


 私達はその日依頼を受け、無事ギルドに戻って完了報告者を持って受付嬢のメリッサの前へ行くと、

 メリッサ「ロック君とアテナちゃんはこれで赤銅級に昇級になるね、おめでとう!」

何故か毎回アテナが渡す完了報告書をメリッサさんが受け取り、報酬をくれると共にそんな事を言われた。


 メリッサ「これで君達は駆け出し冒険者は卒業だね、今後は商人の護衛依頼なんかも受けれるようになるからね、今までみたいに魔物だけじゃなくて、人が相手の依頼なんかもあるから、これまでとは違った難しい依頼になるよ」

私はそれを聞き、

 私「ちなみにそういう依頼を受けないとどうなるんですか?」

 メリッサ「特に降級とかはないよ、ただ昇級は出来ないってだけだね」

 私「それで赤銅級が一番多いんですね」

 メリッサ「そういう事だね、ロック君とアテナちゃんは、まだまだ上に上がれそうだから頑張ってね」

メリッサにそう言われたが、私は特に昇級志望などは無いのだが、アテナは実績作りの為に昇級したいかなと思い、

 私「アテナはやっぱり昇級したいよね?」

 アテナ「私か?私は急いで昇級するつもりは無いからロックに合わせるぞ?特に何時迄に神殿騎士にならないといけないという縛りもないからね」

私はなんか具体的に何時までとかあるのかと思っていたが、特にそういうのは無いみたいなので、

 私「しばらくはいつも通りやって、それからとりあえず、街の西にあるダンジョンでも行ってみる感じですかね・・・」

 メリッサ「ロック君達はまだダンジョンに行ってないんだ?」

 私「ええ、街に慣れるのと、アルキノコの納品で森ばっかり行ってましたしね、それもアルキノコスープを粉状にする事にして、保存出来るようにゴリアテさんと開発をしたので、今後はアルキノコを大量に仕入れとけば、しばらく狩る必要が無くなったので、ダンジョンにも行けるようになると思いますので」

 メリッサ「君達なら二人でも10層ぐらいまでは行けるんじゃないかな?」

 私「確か30層まであるんでしたっけ?」

 メリッサ「そうだね、30層が最深部で、大分前に王都の冒険者がそこまで降りて迷宮を攻略したんだけど、攻略しても別に何も変わらなかったんだよね・・・、5層毎にいるフロアマスターって言われる魔物は定期的に倒しても沸くしね」

それを聞くとゲームのダンジョンそのものだなぁと思いながら、

 私「10層までならという事は11層からは二人だと難しいって事ですかね?」

 メリッサ「11層は、魔法しか効かない魔物ばっかりになるんだよ、だから魔法を使える人か神官でもいないと厳しいだろうね」

神官と聞いてなんとなく分かり、

 私「実体のないレイスとかそういった死霊系の敵が出てくるのか」

 メリッサ「お~、正解!そうなんだよね、だから魔法使いか神官が必要ってわけだよ」

一応神官系のスキルは使えるが、威力はそんなに無いしMPの関係で連発も出来ないので、もし11層以下に行くなら魔法使いが必須かと思いながら、

 私「しばらくはアルキノコ狩りをして余裕を持たせてからダンジョンには挑みますよ、護衛系の依頼はもう少し実力が付いたらですかね」

 メリッサ「無理に依頼を受ける必要も無いし、それでいいんじゃないかな?今後も期待はさせて貰いますけどねっ」

そう言ってウインクをしてくるメリッサさんは今日も可愛いなぁと見ていると、

 私「いたぁっ!」

私はお尻を抓られ激痛に声を出すと、

 メリッサ「急にどうしたんだロック君?」

私はお尻を擦りながら、後ろからのプレッシャーを感じ、

 私「虫にでも刺されたのかもシレナイデスネ、今日はもう銭湯に行って宿に戻りますよ・・・」

私が設備を希望し銭湯みたいにした公衆浴場を、銭湯みたいだなと言ったのが、公衆浴場のおっちゃんとアテナから広がり、銭湯という呼び名で定着してしまった公衆浴場に向かう事にし、

 私「それじゃまた」

そう言って私達は銭湯へと向かった・・・。


 銭湯に到着し受付に行くと、

 おっちゃん「おうっ、ロックじゃねぇかっ、お前が入れろって言ったコーヒーミルクとフルーツミルクはどっちもバカ売れだぞっ、おかげで客も増えたし、俺の給料も上がったぜ、あんがとなっ」

そう、私はコーヒーを取り扱っている喫茶店のマスターと色々開発し、コーヒー牛乳とフルーツオレを作り、それを牛乳では無い為コーヒーミルクと、オ・レなんて言葉もないのでフルーツミルクとして銭湯に卸し売らせたのだ、そして、それを少しずつ飲む人が増え、今ではそれを、風呂上りに飲むのを目当てに銭湯に来る人が増え、銭湯は儲かりおっちゃんの給料が上がったのだろう。


 私「それはよかったよ、後は、そのうち炭酸水はあるから炭酸系の飲み物とか作りたいんだけどね・・・、これも出来たら卸して貰うからよろしく」

 おっちゃん「お?そいつは楽しみだ、出来たらよろしくなっ!」

私はおっちゃんとそんな話をして脱衣所へ向かうと、そこには、前に比べて冒険者以外にも街の住人のお客さんもたくさんおり銭湯は大盛況の様だ・・・、アテナが女湯も最近は人が増えて貸し切り状態は楽しめなくなったって言ってたしな。


 私はむさい男共の中、湯に浸かり出てくると、

 私「おっちゃんコーヒーミルク1杯くれ」

お金を出しながらおっちゃんに頼むと、

 アテナ「私はフルーツミルクで」

反対側の女湯から出て来たアテナはフルーツミルクを頼んだようだ・・・。


 私とアテナは頼んだ物を受け取ると、休憩スペースと呼ばれる長椅子を置いたエリアに行き、

 私「やっぱり湯上りに飲むコーヒーミルクはうまいな」

 アテナ「私はフルーツミルクの方がやっぱり好きだね」

私達はそれぞれ飲み物を飲み干すと、

 アテナ「ここはロックのおかげで大分繁盛するようになったね?前は冒険者しかいなかったのに最近は普通の人も結構いるもんね」

 私「繁盛するのはいい事なんだけど、前みたいに足を伸ばして入ったりとかは中々出来なくなったのがなぁ・・・」

 アテナ「私も最近は泳いだりは出来なくなったね・・・」

女湯はガラガラだったのでアテナはそんな事もしていたらしい・・・、

 私「そろそろ宿じゃなくて家を借りるべきかなぁ・・・、収入もそれなりに安定してるし倉庫とかも欲しいもんな」

私はそんな事を言うと、

 アテナ「そうだね、宿り木亭はいい所だけど荷物も大分増えて、そろそろ宿の部屋じゃ手狭だし、毎回ロックのカバンから出し入れするのも大変だしね」

 私「宿り木亭もちょうど良く空いた隣の家を買い取ってレストランを開店したし、ご飯だけならそこで食べれるしね、年間で考えたら家を借りた方が安いし・・・」

 アテナ「そうと決まれば次の休みは、物件巡りだね」

 私「お風呂付の物件とかあるといいんだけどなぁ・・・」

 アテナ「そうだね、出来れば脚を伸ばして入れるぐらい広いといいね?」

そんな話をして飲み終わった瓶を返し、宿に戻り到着する・・・。


 宿に入っていくと、ドアベルの音で気付いた受付にいたハンナが、

 ハンナ「ロックにアテナお帰り!」

と、声を掛けて来たので受付に近付き、

 私「ただいま戻りました、今日も隣は繁盛してるみたいですね?」

 ハンナ「ロックのおかげでアルキノコスープを使った料理ではうちが一番美味いからね、パスタもいち早く取り入れられたし、ロックが旦那と色々作ったおかげで種類も多いからね」

私は、ゴリアテにこういうのを作って欲しいとお願いし、それをゴリアテが再現してメニューを増やす事で、私は食べたいものを食べられる、ゴリアテは新メニューを覚えて料理の幅が広がるという、いい事だらけだったのだ。


 ハンナ「この時間に戻って来たって事はうちで夕飯は食べるだろ?どっちで食べるんだい?」

私は振り返りアテナを見て、

 私「アテナはどっちで食べたい?」

 アテナ「あっちは混んでそうだし、今日は宿り木亭でいいんじゃないかな?」

私はそれを聞きハンナに、

 私「今日はこっちで頂きます、それと・・・」

 ハンナ「あいよ、それとなんだい?」

 私「部屋が荷物で手狭になってきたのと、今日赤銅級に上がったので、そろそろ貸家に移ろうかと思いまして」

 ハンナ「もう二人が泊まるようになってから大分経つし、貸家を借りれるぐらいは稼いでるもんね・・・、じゃぁ次の延長はしないって事だね?」

 私「その予定ですけど、条件の合う貸家があるか分からないので、決まり次第ですかね」

 ハンナ「それなら後で貸家を紹介してくれる承認を教えてあげるよ、どこで紹介してくれるかも分からないだろ?」

そう言われて、最悪ギルドで聞けばいいかと思っていた私は、

 私「助かります、分からなかったらギルドで聞こうと思っていたので」

 ハンナ「後で紹介状も書いて、夕飯の時には用意しておくよ」

 私「有難うございます、それじゃ一回部屋に戻ってまた後で、夕飯を食べに降りてきます」

私達はそう言い2階に上がり部屋に戻る・・・。


 私「赤銅級に上がってしまったけど、当面は変わらず活動して、アルキノコ狩りをする必要が当分必要無くなったらダンジョンに挑んでみようか?アテナもダンジョンに挑む前は斧を使った戦闘の慣らしはしておきたいよね?」

 アテナ「そうだね・・・、ハルバードとは間合いが違うから、いきなりダンジョンで試すよりはいつもの森で試した方がいいだろうね」

 私「昇給の為の護衛依頼なんかは当分はしなくても大丈夫かな?」

 アテナ「特に別の街に行きたいとかも無いし、いいんじゃないかな?」

 私「それじゃ、次の休みに貸家探しをして、ダンジョンに挑む準備を少しずつ進めていくような感じかな?」

 アテナ「10階層までは今の私達でも行けるって言ってたけど、11階層以降の事も考えとかないとね」

 私「試してみないと分からないけれど、もしかすると対処できるかもしれないんだけど、ダンジョンをちゃんと攻略するならそろそろ後衛は欲しい所だな」

 アテナ「後衛というと魔法使いって事?」

 私「出来れば回復役も欲しいな」

 アテナ「依頼表の横にPTメンバー募集板みたいなのがあったからそこら辺も今後はチェックだね」

私達は今後の話をし、ある程度の方針を決めると夕飯を食べに降り、ハンナから不動産屋を紹介してもらい次の休みに訪問する予定を立て就寝するのだった・・・。


 数日後、休養日にしていた日に私とアテナは、ハンナに紹介された不動産屋へと向かっていた・・・。


 アテナ「どんな家を借りようか?家賃は宿に泊まるよりは安くて、脚を伸ばして入れるお風呂に、部屋は倉庫にする部屋も必要だから最低でも3部屋かな?」

 私「そうだね、出来れば月1500ゴルド以下の物件であるといいんだけどね」

私のその言葉を聞き、不思議そうな顔をしながら、

 アテナ「ん?今より安くていいなら3000ゴルド以下でいいんじゃない?」

私はアテナのその言葉を聞き、計算を間違えてないか?と思い、

 私「今が1人1泊50ゴルドなんだから、ひと月30日で1500ゴルドじゃないか?」

私は当然それぞれ貸家を借りると思っていたのだが、

 アテナ「二人一緒に借りれば3000ゴルドじゃないか、そうすればその分選択肢広がるんだから、そっちの方がいいよね?」

 私「アテナも一人の時間は欲しいんじゃ?友達も家に招いたりしたいだろうし・・・」

 アテナ「今の所招待するような友達はいないし、予算は多めの方が絶対いいじゃないか、私はロックと同じ家で全然問題無いんだから、予算は3000ゴルド以下で探そう!」

私はこの2か月で起きた理性を崩壊させようとするハプニングを思い出し、そろそろ私の理性と言うストッパーがヤバイから、これを機に理性の安寧の為と、ステータス板の操作なんかを何時でも出来るようにしたかったのだが、アテナからは絶対一緒の家にするという強烈なプレッシャーを感じるな・・・。

 

 私は一緒に住むなら最低でも宿とは違い、寝室は別にしないと駄目だなと思いながら歩いていると、目的地に到着し、

 アテナ「ここがハンナさんが紹介してくれたケアリさんの不動産屋さんかな?」

 私「ハンナさんに貰った地図だとこの家だね・・・」

 アテナ「なんかこの家だけ蔓がすごいね?」

 私「そうだね・・・」

私達は、何故かこの家だけ壁に草の蔓がびっしりと生えており、不気味な感じの家の前でここで合ってるのかと思っていると、

 男「どうぞお客さん?」

ガチャッという音と共に血色の悪い男が顔を出し、こちらに手招きしながら言ってきたので、

 私「ここはケアリさんの不動産屋で合っていますか?」

私が訪ねると、

 ケアリ「合っていますよ、ここがケアリ不動産店です、ロックさんとアテナさん、ハンナさんから連絡は頂いております、どうぞ中へ・・・」

そう言うと家の中に入って行ったので、私達も中に入っていく・・・。


 家の中に入ると、中は普通の部屋であり、高そうなソファーとテーブルが置いてあり、そのソファーに向けて手を差し、

 ケアリ「こちらにどうぞお座り下さい・・・」

私達がソファーに座ると、対面に座ったケアリは羊皮紙の束をテーブルに置き、

 ケアリ「事前にある程度条件を聞いていたので、候補を用意しておきました・・・」

私は特に候補を言った覚えは無かったのだが・・・、

 アテナ「ハンナさんにこういう家があればって、私が伝えておいたよ?先に言っておけばケアリさんも準備できるし、私達も時間を掛けずに物件を見る事が出来ると思ってね」

それは確かにそうだなと思いながら、大分前から一緒の家を借りる事が確定していたという事なのだろう・・・。


 私達はケアリが用意した物件を見ていたのだが・・・、

 アテナ「う~ん・・・、部屋なんかは問題ないけど、お風呂付の物件は無いね?」

私も色々見たが、部屋の数と広さなどは問題無いが、風呂付の物件は無く、あっても貴族用とかで高く予算と合わない為どうするか悩んでいると、

 ケアリ「もしあれでしたら、貸家では無く家を買われては?湯船に浸かる習慣は、最近繁盛している公衆浴場のおかげで一般の方にも浸透し始めましたが、庶民の家にはまだ普及していませんからね、それなら家を買って、浴槽を付けた方がお安くなるかと・・・」

私はそう言われ、毎回公衆浴場に通うよりはその方が楽かと思い、

 私「家だとどのぐらいの値段で買えるんですか?」

 ケアリ「最低価格ですと20000ゴルドからありますね、ただこれはかなりボロボロの為、住むには修繕費が必要になるのと、直ぐには住めないので外しまして、お勧めはこちらの35000ゴルドの物件ですね・・・」

私とアテナが差し出された羊皮紙を覗くと、

 アテナ「ロックこの家すごいよ、リビングとダイニングキッチンが別で、倉庫も1階にあるし、トイレも1階と2階に一つずつあるし、2階に部屋も5部屋もあるよ?それにちゃんとお風呂もあるって書いてあるよ」

 私「それに広い庭付きですか・・・」

私は余りにも家の大きさと設備に対して安すぎると思い、これは何かありそうだと思っていると、

 ケアリ「その家は元々貴族様の家だったのですが、事故で一家全員亡くなりましてね、事故の関係で住む方が中々現れず、何故か住んでもすぐ出ていかれてしまうのでそのお値段なんですよ・・・」

やはり事故物件なようだ・・・、これは駄目かなと断ろうとすると、

 アテナ「一回ここを見てみたいんですけど今日見れるんですか?」

とアテナが言ってしまい、

 ケアリ「ええ、今すぐ見れますよ・・・」

 アテナ「じゃぁ今から行きましょう!」

と、止める暇もなく決まってしまい、私は後を付いて行くしか無かった・・・。


 ケアリに案内されて着いた家は、元々貴族の家だけあってちゃんと家の周りに柵が有り、庭も丁寧に管理されていたのかキレイなままで、見た感じ事故物件感は無いが・・・、

 私「ちなみにここに住んでいた一家の事故というのは?」

 ケアリ「旅行中に野盗に襲われて、一家丸ごと惨殺されてしまったみたいですよ・・・」

私はそれを聞き、この家で起きた事故じゃなかったのかと思い、それなら安心?かと考えていると、

 アテナ「ロック早く中を見てみよう!」

と既に門から中に入り家の前から声を掛けてくるアテナがおり、私は慌てて敷地内へと入っていくと・・・、一応神官としての感覚があったのか、家から邪気の様な物を感じやっぱり事故物件かと思いながら、中に入って行ったアテナ達の後に続いて家の中に入っていく・・・。


 私が警戒しながら中に入っていったのに対しアテナは、

 アテナ「すごいいい家だね!リビングも広いしキッチンも竈じゃなくて最新式の魔石で火が出るタイプだよ!」

と、楽しそうに内見をしている・・・、私は邪気みたいなものを感じる方へと進んでいくと、2階の部屋の一室に到着し、ドアを開け中に入るとそこは子供部屋だったようで・・・、急激に部屋の温度が下がったような感覚に襲われると、天井から青白い体のレイスと言われる魔物が襲ってきたので、咄嗟に腕で庇うとレイスは体を通り抜け、通り過ぎた後に私は体の力が吸われたように倦怠感の様な物を感じた・・・。


 私は、天井に消えたレイスを警戒しながら、神官系スキルの加護が無いと防御は無駄かと思い、11階層で試すつもりだった事を、ここでちょうどいいから試すかと構えて次の攻撃を待つ・・・、すると今度は横の壁から出て来たレイスに私は反応し飛び退き躱すと、闘気を纏わせた拳で殴るが間に合わず壁の中へと消えていき、次はどこからだと部屋の中央で待ち構えていると・・・、真下から出て来たレイスの体が私の体を通り抜け、力が抜けるような感覚を味わいながら拳で殴ると、実体を殴ったような感覚があり、レイスは痛がるような悲鳴を上げながら消えていった・・・。


 私「はぁ~・・・、予想通り闘気があれば実体が無くても倒せることは分かったが、毎回こんな倒し方してたら体が持たないな・・・、とりあえず回復薬を飲んで残りのレイスを退治するか・・・、家族の人数分いるのかな・・・」

私はそう独り言ちると次のレイスがいそうな場所へと向かって行く・・・。

 

 私が邪気を感じなくなるまでレイスを4体ほど狩ると、

 アテナ「ロックこの家を買おう!この家で35000ゴルドは絶対お買い得だよ!」

私はもう安全だと思うこの家なら確かに35000なら安いなと思いながら、

 私「そうだね・・・、今のこの家なら安いね・・・」

と疲れを出しながら言うと、

 アテナ「なんかロックは疲れてるみたいだね?そんなに入念に家を見ていたのかい?」

と安くこんないい家が手に入るからか笑顔のアテナに言われ、苦労したかいはあったのかな?と思いながら、

 私「ケアリさん、そうしたらこの家を買わせてもらおうと思いますので、手続きをお願いします」

私がそう言うと、

 ケアリ「分かりました、それじゃぁ家に戻って手続きを済ませましょう」

私達はこうやってこの街での新たな拠点を手に入れる事になったのだった・・・。

 


お読みいただきありがとうございます。次話から第3章ダンジョン編の予定です

ブックマーク登録してくれた方ありがとうございます。



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